これまで巣箱を取り付けて入ったムササビを観察してきました。
この森に生息しているということは
これまでの棲み処があったはずです。
そこで、棲み処となるうろ(樹洞)を探すことにしました。
先ずは、カタクリの群生地のほぼ真ん中にある
ひと際大きく古い大杉があります。
この木は「ぜんべいの大杉」と言われている杉の木です。
樹齢はわかりませんが、百年、二百年?、それ以上かもしれません。
こんな大木になると中は空洞になっていることが多いので
たぶんこの木も空洞になっていると思います。
この木の枝が有ったところが腐り、
穴となって中の空洞とつながった場所を探す。
きっと有るはず。
この巣にお目にかかるのは久しぶりです。
それも一瞬でした。
行ったときは居なくて、
カメラをセットしていて目を向けると
覗いているではありませんか、
慌ててシャッターをおしました。
次の瞬間には、また、中に隠れてしまいました。
ムササビの出没時間は、
日の入り30分後から出歩き、日の出30分前ごろに巣箱に戻ってくるようです。
夜は7時から8時ごろがチャンスかと思います。が、が、、
今年は熊のニュースが多く、出没も例年より多いとか、
矢ばなの里でも居ないとは限りません。
獣の活動は朝方、夕方が一番盛んのようで、そんな時間にはあまり行きたくありません。
やはり「怖い!!」です。
巣箱を写真に撮り拡大してみると入口から中に小枝とか杉皮らしき物が写っているのがわかる。
鳥やムササビといった動物たちが運び込んだものであろう。
巣箱にはピートもスとかを最初から入れて置いた方が良いと書いてある本もある。
私の場合なにも入れないで取り付けてたので、動物が居心地のいいように運び込んでいるようです。
トップの写真は昨日夕方に出かけ最初は居なかったが、ひと回りして来て
カメラを向け、シャッターを押したら赤い補助光に目が反射して居ることが確認できました。
暗くて分かり辛らかったが、ソフトで明るくしたものです。
昨夜は予報通り結構な雨が降りました。
こんな日は巣箱で雨宿りしているかな?
との思いで見てきましたが、顔を出している巣箱はありませんでした。
ムササビにとってこれぐらいの雨はどぉって事もないのでしょうね。
今日は、今までいることが確認できていなかった巣箱にいました。
この巣箱、入り口がかじられてきたことは確認できていましたが
入っているのが確認出来たのは今日が初めてです。
やはり、ムササビは何カ所もの居場所をもち、
渡り歩いているのでしょうか?
テレビで見て思わず行きたくなり行ってきました。
日本のマチュピチュと呼ばれているそうで、私もそう思いました。
茶畑ですから長い歴史がある地区のようで、
地元の人の話では700年の歴史があるようです。
地元の人でも気が付かなかっただろう地域資源、
発見したいきさつが知りたいですね。
今年天空の遊歩道を整備、テレビの放送となったようです。
この風景一見の価値はあります。
モザイク模様の茶畑、絶景ポイントからは映らない場所にありますが、
機械化できない茶畑、ここがおすすめです。
観察会では巣箱の中を覗いてみようと考えています。
巣箱まで登って覗くことは危険で無理なので、
webカメラを巣箱まで届く長い棒につけて、
それをノートパソコンに繋いで見てみようと考えています。
夕方、夜ですので照明としてカメラにペンライトを取り付けてはと考えています。
一度、試験をやってみないといけませんね。