【 ここに あるもの いるもの いきものがたり 】 矢ばなの里

「カタクリと生き物3Dの森」桜が教えてくれたカタクリの群生地が広がり、そこにはフクロウムササビといった生き物がいる。

矢ばなの里の生物多様性の取り組み

2011年06月26日 | 花の森

カタクリの里はクヌギやコナラなどの広葉樹の中にあります。

カタクリの里を整備する前、

荒れ放題の森で枯れ木や倒木がたくさんありました。

 

そこで整備をする一番の問題は、

この木々をどう処理、処分するかでした。

マキにするには大変な労力がかかり、無理

そこで園路をつくる材料として、

大きな木は路肩を補強する材料に

枝などの細い木は、道の下に埋め、

なるべく山肌を削らないようにしました。

  

それから2年、この埋められて木の下には

カブトムシの幼虫が沢山見つかりました。

   

2年前の整備で枯れ木や倒木処理で出来た木チップ

ここにたくさんの幼虫がいました。

矢ばなの里をカブトムシなど

これからも昆虫が多く住む森として残したい

そんな思いで、

今年度から『カブトムシの寝床事業】を始めました。

   

枠の中に、これまでの堆肥化した木チップや

新しい木片、木チップも入れて

たくさんのカブトムシが卵を産んでくれるように

ねがっています。

 

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