それが一番の問題

概要は後からついてくる

日本人とグローバリゼーション 河合隼雄 石井米雄

2011年06月07日 | 
日本人とグローバリゼーション (講談社プラスアルファ新書)
クリエーター情報なし
講談社


いつも思う。
"You"にも色んな表現がある。
"You"は一つしかなくても、その後に続く言葉はさまざまだ。
"want"の代わりに"would like"丁寧な表現になると習ったはず。
他にもMr. Presidentとかofficerとかsirとつけたり。表現方法は豊富にある。

一神教や中空均衡型は、他社を理解するために非常に便利な概念。

島国ウンヌンは関係ない。
田舎はどこの国でも閉鎖的で、どこの国でも田舎が人口の大半を占めるのだ。
同じ環境でも、その環境に順応する人としない人がいる。
個人や世代の差にもっと注目するべきと思う。

結局、自分と相手をよく知るしかない。
言葉は表層で、その奥にあるものを磨く必要がある。

相手を理解すればいいというものではない。
文化なんてキレイなモノじゃない。
思考パターンがわかっても、国際ビジネスにおいて尊重できないことは日常茶飯事だ。
敵地でファンクションするために必要なのは、国際理解だとか国際コミュニケーションだとかナマやさしいものじゃない。
真にグローバルな人間とは、常識や法律が通用しない相手とどう渡り合えるのだ。
恥を捨て、したたかにならないといけない。
これが日本人の美徳と反することだから海外のビジネスで不利になることがあるのだ。
日本の学校にいたってわかるハズがない。
言葉なんて、本当は少しでいいのだ。

表情は言葉よりも雄弁だ。
百聞は一見にしかずと言うじゃないか。
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