子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

しらおい・いきものキャンプ1日目

2014年08月04日 14時23分43秒 | いぶり校

ここ数日暑い日が続いていますね。

みなさん、夏バテ気味にはなっていませんでしょうか。

アップが遅くなってしまい、申し訳ありません。。。

まずは、写真より活動の様子をお伝え致しますね。

 

いぶり自然学校

山田 由美子(やまちゃん)

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

  

  

 

 

 

 

 

 

 

 


イエティくらぶいぶり校5月【あびら森たんけんと手打ちうどんde春を食べよう】

2014年05月14日 09時08分00秒 | いぶり校

新学期を迎え早1か月。

1年生も学校生活に慣れてきたころでしょうか。間もなく運動会の練習なんかも始まりますね。

イエティくらぶは5月から新学期がスタートです!

いぶり校も先日、今年度、最初の活動を行いました。

今年も1年胆振管内はもちろん、黒松内校とのコラボプログラムや、合同キャンプでは東川へとあっちへこっちへお出かけしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

今年、最初の活動は春の山菜探しとうどん作りin安平町追分。

楽しく美味しい活動の様子をお届けします。

 

2014年5月11日(日)天気:おひさまピカピカ!気温高し!絶好のお出かけ日和☆

今月のイエティくらぶいぶり校は、苫小牧のお隣・安平町追分へお出かけです。

苫小牧・登別から10人の子どもたちが集結し、車に乗り込み、いざ出発!!

車で走ること約45分。追分にある農産物加工研究センターに到着しました。

おや、もうすでにお友達を発見した様子。さすがイエティっ子であります。

まずはスタッフ紹介と今日一日のスケジュールについてやまちゃんからのお話です。

さ~て、本日のスケジュールは…

その1>安平の森を探検し、山菜探しをする

その2>胆振産の小麦を使ってうどんを作る

その3>うどんを切ってゆでる&山菜天ぷらを揚げて特製・春うどんを作る

その4>みんなで美味しくいただく

の4本です!

今日は、安平町で食育活動などでご活躍されているNPO法人ココ・カラの内藤さん(ないちゃん)と赤坂さん(あかちゃん)にご協力をいただき、森の案内や山菜の見分け方、うどんづくりを指導していただくことに。

心強い助っ人です。

身支度を整え、さっそく森たんけんに出発です。

「ほら、ここにあるよ」とあかちゃんが指をさした先にボウナ(ヨブスマソウ)が。

三角の矢印みたいな葉っぱが特徴ですね。

その後も一歩進めば山菜に当たるという具合に次々と色々な山菜に出会いました。

あっという間に買い物袋いっぱいの山菜ゲットです。

うまいものにはトゲがある。そんなイラクサは必殺・ゴム手袋で摘みとります。

「あら、スドキももう出てるわ」と教えていただいたのは、葉っぱが手の形をしている可愛い山菜。

少年少女は高みを目指す。なぜならそこにはギョウジャニンニクがあるからだー!と急こう配な斜面にも果敢にチャレンジです。

お目当てのギョウジャニンニク。葉っぱが1枚の葉まだ若いから採らないでおいて、2枚出てるのから採るのが良いよと教えてもらいました。

近くを流れる小川にて、何やら動くものを発見!

「なになに?」「魚だ!」「うわ!いっぱいいる!!」

ヤツメウナギの群れがにょろりにょろりと泳いでいました。

「初めて見たわ!」と案内役のないちゃんが感動されていたのが印象的でした。

普段、良く来ている場所・目にしているものでも、色んな人と一緒に来ると違う視点ができるので、新しい発見があるのかもしれません。

山菜探しとおまけの魚探しは楽しかったね。

さて、戻ってお昼を食べたら今度はうどん作りが待ってます。

 

お昼ごはんのおにぎりを頬張り、雨がっぱ姿からエプロン姿にへ~んしん!

手打ちうどんの作り方をないちゃんから教わります。

まずは小麦粉が入った袋を開け、塩をまぜ、水を入れてこねていきます。

ないちゃんのデモンストレーションではあっという間に生地がまとまっていきます。

「粉が全部まとまって、これぐらいの硬さになればOKよ」とお師匠さん。

さぁ、みんなもレッツトライ☆

が、見るとやるとは大違い!簡単そうに見えた作業ですが、なかなか上手に生地がまとまりません。

悪戦苦闘しながらそれでも一生懸命こねて、こねて、こねて…

  

ふぅ!やっと生地がまとまりました。

お次はコメ袋に入れてぎゅっぎゅと足で踏みます。

これをすることでうどんにコシがでるのです。

 

 

さて、ここからはいよいよ春うどんの準備です。

高学年チームはうどん作り、低学年チームはとってきた山菜を天ぷらにする準備をしました。

高学年チーム、うどんの生地を伸ばして細く切り、茹でていきます。

職人さん顔負けの手さばきです。

切ったうどんはこんな感じ。

包丁なんかもうまく使ってフキの皮も剥いてくれました。

低学年チームはとってきた山菜を選別。キレイに水洗いします。

ボウナ、スドキ、イラクサ、アズキナ、ギョウジャニンニク、ヨモギ、タンポポ、フキ、イラクサ。

いろ~んな種類の春の山菜が採れました。

この山菜は天ぷらにします。

カラッと美味しく揚がりましたよ。

タンポポは水で洗うとしょんぼりしぼんでしまいますが、油の中にはなすと再びきれいに広がるから不思議。

こうしてみんなが力を合わせて春うどんが完成!

お味はいかがでしょうか?

  

春うどん、美味しい人は手ぇ挙げて!「ハーイ!!」

山菜を初めて口にした子もいましたが、美味しい!と言って食べていました。

「山菜食べたら、一瞬、三歳に戻るんだよ?」

「えー?!ほんと??」なんて冗談も言いながら食べるうどんは本当に美味しかったです。

ごちそうさまをしたあとは、みんなで後片付け。

洗物も床やテーブルの掃除もみんなでやるとあっという間に片付きます。

帰る準備が整い、外に出ると目の前にあったのは小麦畑。

今日のうどんのふるさとです。

お世話になったないちゃん、あかちゃんにみんなでお礼を言って帰路に着きました。

なんと今回はうどんと山菜のおみやげ付き。

あんなことがあった、こんなことをしたとおうちの人にお話ししながら食卓を囲んでもらえていたら幸いです。

 

春の山菜採り、森の恵みを少しおすそわけしてもらい、みんなで美味しくいただきました。

自分たちで採って、自分たちで調理をして、みんなで楽しく美味しくいただく。

このことが子どもたちの味覚を広げていくことにもつながっていくのだと思います。

ご協力いただいた内藤さん、赤坂さん、本当にありがとうございました。

ココ・カラさんでは定期的に地元の食材を活かした食育活動を実施しています。

興味・関心のある方はぜひ!ブログで色々な情報を発信されています。

NPO法人ココ・カラさんブログ http://ameblo.jp/npo-coco-kara/

 

さて、来月は黒松内にお出かけです。

また一緒に冒険に行きましょう☆

 

 

いぶり自然学校 山田由美子(やまちゃん)・上道和恵(うえちゃん)


イエティくらぶいぶり校・春休みキャンプ【とけちゃう前にとことん雪遊びキャンプ】

2014年04月03日 16時25分18秒 | いぶり校

三寒四温といいますが、気温も徐々に上がり、雪解けが進む今日この頃。

2013年度イエティくらぶいぶり校のラストプログラムは、シーズン最後の雪遊びin安平町追分です。

札幌・苫小牧から、下は年中さん、上は卒業式を終えたばかりの6年生まで6人の子どもたちが集まりました。

もともと雪の少ない胆振地方ですが、安平町にある営業が終了したスキー場で思う存分、そりすべりやスノーラフティングなどの雪遊びを満喫しました。

その活動の様子をお届けいたします。

 

2014年3月26日(水)天気:晴れ

さわやかに晴れた朝の苫小牧駅北口広場。

ここから今日の目的地・安平町に出発です。

5人の苫小牧チームに加え、1人札幌から大きな荷物を背負った札幌チームが合流します。

車に乗り込み、準備万端。

送りに来てくれたお母さんたちに行ってきます!

これから宿泊場所である安平町のさかえ合宿所を目指してドライブです。

それにしても、スタットレスタイヤで走るのがちょっともったいない気もするくらい、道路には雪がありません。

今日の遊び場は今シーズンの営業が終わったあとのスキー場。

だから、きっと雪は残っている…はず!おそらく…たぶん…。

 

合宿所に行く前に、2日間の大事な非常食・おやつを買いに安平町内のスーパーへ。

軍資金100円を手にみんな真剣におやつを選びました。

スーパーから車で3分。

今日の宿泊所・さかえ合宿所に到着しました。

まずはお互いの名前がわかるように名札をつくり、合宿所の中のどこに何があるか探検です。

落ち着いたところで始まりの会。

やまちゃんからこのキャンプの目標が発表されました。

「この春休みのキャンプの目標は、トコトン!雪で!遊ぶこと!!なので、みんなとっっことん雪で遊ぼうね!!」

みんなの気合も入ります。

とことんとんとん雪遊びに向かうため、まずは腹ごしらえ。お弁当でパワーチャージです。

合宿所から車で約20分。

安平町追分に到着しました。さすがに営業の終了したスキー場はとても静かです。

とことん雪で遊ぶぞー!と意気込んできたものの、雪は残っているのかしら…とドキドキしながら入って行くと……

ありました!ゲレンデにはお日様が反射してキラキラまぶしい一面の雪です!!

よかったー!

さっそくソリや遊び道具を車からおろし、雪遊びの準備をします。

今日は特別に夏に川遊びで使うゴムボートも用意しました。

これで滑ったら…ふふふ、想像しただけで楽しい♪

ゲレンデまでみんなで遊び道具を運びます。えっさ。ほいさ。

さぁ、やっぱりここはソリすべりでしょ!

しかし、スキー場の営業は終了しているということは、もちろんリフトなんて動いてるはずもございません。

子どもも大人もせっせとゲレンデを登ります。

それにしても良い天気!ゲレンデを登りきるころには額に汗がにじみます。おひさまのチカラは偉大なのです。

さぁ、登り切ったらあとはソリですべりおりるだけ。

この瞬間がとにかく楽しいのです。

その後は、登ってはすべり、すべっては登りの繰り返しで、とことんソリすべりを満喫しました。

そして、リーサルウェーポン・ゴムボートも登場☆

これは文句なしに最高に楽しい!!

まぁ、ボートを持ってゲレンデを登るのは大変ですけど…ね。

でも、あの爽快感を求め、子どもたちは一生懸命ボートを引き上げるのでした。

わっほーい!!

楽しそうな子どもたちの声が響きます。

あっという間に2時間が過ぎました。

そろそろお風呂に行く時間。

名残惜しく、後ろ髪をぐいぐい引っ張られつつ、スキー場をあとにしました。

使ったものは片付けも最後まで自分たちのお仕事です。

優しいお兄ちゃん(1年生)が弟たち(年長さん)を駐車場の入口までソリに乗せてくれました。

今日のお風呂は、追分駅の隣にあるぬくもりの湯にお世話になります。

小学生たちは自分のお財布からおこづかいを取り出し、券売機にて入浴券を購入。

いっぱい遊んだのでお風呂の前にちょこっとおやつ休憩をはさみ、お風呂をいただきました。

汗をかいたあとのお風呂って本当に気持ちが良いものです。

たくさん遊び、お風呂にもつかり、さすればお腹がグーと鳴きます。

みんなのお腹はぺっこぺこ。

しかし、キャンプでは食事担当なことが多いスタッフのうえちゃんは、今日はみんなと雪遊びに来ています。

さて、夜ごはんはどうなっているのでしょうか?

まさか、合宿所に帰ってこれから作るのか…?!

そうなったらお腹ぺこぺーこでみんな倒れてしまいます。いやはや、どうなっているのでしょう??

 

合宿所に戻り、玄関のドアを開けると鼻をくすぐる良い匂い。

ご飯の匂いがしました。

良かった~、合宿所に戻ってからご飯をつくり始めるという事態はどうやら避けられたようです!

と、いいますのも今回のキャンプ、安平町で活躍されているNPO法人ココ・カラさんに食事部分のご協力をいただき、地元の食材を使ったお料理を子どもたちに提供していただくことになっておりました。

今回は、代表の内藤さんと赤坂さんが美味しいご飯をつくってくださいました。

本当にありがとうございます!

この日の夜ごはんは、シカ肉のシチュー・シカ肉のカツ・ほうれん草のバター炒め・煮豆・ポテトサラダ・ごはん・甘夏というお品書き。

シカ肉は安平町でハンターさんがとったものを使っています。

腹ぺこーずたちはもりもりご飯をそれぞれのお腹の中にかきこんでおりました。

お腹もいっぱい!充電完了!

まだまだ元気な子どもたちと一緒にこの日の最後は夜の森探検に出発です。

ときわキャンプ場からスケートリンクにぬける道をみんなで探検しました。

ちょっぴり怖いけれど、持っているライトの明かりを消してみると、見上げた空には星がキラキラしていました。

帰り来て、一日使ったジャンパーや手袋、帽子に靴を干します。

自分ことは自分でチャレンジするのもキャンプのおもしろさです。

歯磨き、トイレを済ませたらあとは寝袋に潜り込むだけ。

いつものキャンプだとしばらくソワソワ・コソコソ起きてる様子がうかがえるのですが、この日はさすがにあっという間に夢の世界に溶け込んでいったようでした。

 

 

2014年3月27日(木)天気:晴れ+ちょっぴと冷たい風

朝です。

起きても良い時間(今回の設定は6時半)より早く目覚めた子どもたちに大概起こされるのですが、子どもたちの部屋をのぞいてみると…

爆睡!

年中さん・年長さんも参加しているキャンプでしたが、ホームシックになる暇もなく、朝を迎えことができました。

眠い目をこすりつつ、起きたらはまずは自分が使った寝袋をしまいます。

それから、自分たちが使った部屋の掃除です。

ぼくより大きいな、この掃除機。

朝ごはんはなーにー?とキッチンの様子に興味津々な子どもたち。

掃除が終わったら、この日の活動を決める遊び会議を行いました。

予想以上にスキー場でのソリ遊びが楽しかった私たち。

2日目はほかの公園に行く予定をしていましたが、子どもたちとも相談し、この日もスキー場でソリ遊び&雪を使ったおやつ作りをすることに決定しました。

朝ごはんをしっかり食べてパワーチャージです。

雪遊びの支度をしっかりまかない、車に乗り込み、再び追分へGO!!

昨日の遊び疲れも考慮しつつ、最後ですから悔いの残らないよう遊び尽くします。

1日目よりも長いコースに挑戦する子もいました。

こちらは麓からトコトコ登って中腹を超え、スキーの中級コースからぐるっと回って林間コースをソリで攻めてみることに。

中腹よりもう一段上がってくると見える景色も違ってきます。

まちの様子が良く見える!素敵な景色!!

林間コースのロングソリドライブはとてもおもしろかったです。苦労して登ってきた甲斐がありました。

麓では、雪があるから作れるおやつ・アイスクリームをつくっていました。

アイスクリームボールにアイスのもとをいれ、雪と塩をで冷やすます。

一生懸命シェイク中。

たくさん遊んだスキー場。

またみんなで遊びに来たいね!

合宿所に戻り、お昼ご飯を頂きます。

生姜入りのほっかほかな豚汁に塩むすびの組み合わせは幸せな味がしました。

使った食器は自分で洗って、自分で片付けます。

これで昨日の夜から3回目の洗物。すっかり上手になりました。

お昼を食べたら残念ながらそろそろ合宿所を出発する時間となりました。

「また遊びに来てね。待ってるわね」とやさしく送り出していただきました。

お世話になった内藤さん、赤坂さんにしっかりお礼を言って、さかえ合宿所をあとにします。

キャンプの最後はおうちの人におみやげを買うため、安平町の早来駅に立ち寄りました。

安平町、競走馬の産地でもあり、競馬界では有名なディープインパクトというお馬さんの出身地でもあります。

子どもたちのおみやげもお馬さんにゆかりのある品が多かったですね。

おみやげもゲットしたところであとは一路、おうちの人がお迎えにやってくる苫小牧駅を目指します。

車が苫小牧駅に着き、おうちの人の顔が見えた瞬間、電池の切れる子どもたちの姿も。

そうだねよ、なんてったって、いーーーーっぱい遊んだもんね。

駅前で終わりの会をして、とことん雪遊びキャンプはおしまいとなりました。

札幌からの参加者はスタッフと共にJRでの旅がもう少し続きます。

すっかり仲良くなった1年生コンビ。また一緒に遊ぼうね!

 

参加人数は少なかった分、とてもアットホームに、みんな兄弟のような仲間ができたキャンプとなりました。

地域のみなさんにもご協力いただき、美味しい食事、とても遊びがいのあるフィールドを子どもたちは全身で楽しんでいたように思います。

ご協力いただいたみなさんに心から感謝申し上げます。

 

新年度を迎え、新しい学年に進級・進学した子どもたち。

今度はどんなキャンプに出かけようか、スタッフ一同、楽しみに待っておりますので、また一緒に冒険に行きましょう!

 

 

NPO法人ねおす・いぶり自然学校 山田由美子(やまちゃん)/上道和恵(うえちゃん)

 


いぶり校イエティーズ「雪deツルシューようちえん」

2014年02月02日 18時23分53秒 | いぶり校

2月1日(土)

太平洋側に位置するいぶり。1月、ほとんど雪が積もって

いませんでした。

このまま胆振で雪あそびはできない!?って思っていましたが、

ようやく雪が降り、積もってきましたよ! 

午前中の活動場所は、今は使われていないスキー場にやってきました。

雪、ゆき~♪ 積もってるね。

車を降りた瞬間、はしゃいでおります。

準備体操をして体をほぐしてから(大人は特にですね。)

そら!雪原へGO!

 

あっ!かまくらだ。誰かが作ったんだね。

はいってみよっと。

 

  

そりすべりや雪合戦、そして雪の球、スコップのバットで野球だってやっちゃいます。

 

 

ここにはクロスカントリーコースがあります、明日使うらしく、コース整備に来ていたおじさん。

様子がおかしいと近くへ行ってみると、倒れたスノーモービルを一人でおこしていました。

みんなで、救出のお手伝いして無事に脱出することができました。

よかった~ そしたら、なんと!

お礼にスノーモービルに乗せてもらえることに。 やったね!

 

 

冬も大活躍のゴムボートです。

わっせわっせと上まで運びます。

これが結構たいへん。でも楽しいためなら、え~んやこぉらだね。

 

 

でこぼこしたところでボートが跳ねています。うわっ、楽しそう!

滑っている瞬間を撮ろうと思っていたのに、あっという間でした・・・

ボートの上でイェ~イ!

 

午後からは、とても素敵な場所、仙人の森へ。

今日は特別、仙人がのお家の中でお昼ごはん。

薪ストーブにあたりながら、いっただきま~す。

 

午後からも雪あそびますよ~!!

 

親子同志の雪合戦対決です。

両チーム、親子で作戦をたて、雪玉を作り、やる気十分です。

 

 

せめて、せめられ・・・親子力を合わせながら、白熱の戦いが繰り広げられていました。

 

仙人の森のmyゲレンデでそりすべり~。

みんなが来るからって、滑りやすくしておいてくれました。

 

 

確かに。雪のこぶにぶつかってやっと止まった。

なかなかうまく滑れなかったけど、

仙人の分かりやすいアドバイスでうまく滑れるようになりました。

 

仙人と二人乗り~

 

 

くるかな?どうかな?

じーっと待っていると、手の上のひまわりの種を食べに来てくれました。

実は、小鳥が手の上に乗ってくれることを今日、とっても楽しみにしていたんだもんね。

 

雪の中、タオルを羽織ってダッシュする先には・・・

 

 

五右衛門風呂~。堀尾さんが沸かしておいてくれました。

ちょうど湯加減、冷えた体に染みわたるねぇ~ 

 

いい湯だな~。

気持ち良すぎて、お風呂からなかなか出られなくなっていました。

 

一日、思いっきり雪あそびを満喫しました。

ひょんな出会いでスノーモービルに乗せてもらったし、堀尾さんとのそりすべり

もおもしろかったね。薪で沸かしたお風呂は気持ちよさそうだったな。

いろんな人に出会いながら、冬のおもしろさを教わった1日でした。

思いっきり遊んだから、車では夢の中へ...zzz

 

まだ続く北海道の冬、雪、氷あそびを楽しまなきゃね。

 

いぶり自然学校

山田 由美子(やまちゃん)


いぶり校冬休みキャンプ・冬のワクワクけものキャンプ

2014年01月15日 21時22分25秒 | いぶり校

冬休みも残りわずか。

クリスマスにお正月と、楽しい年末年始を過ごしてきた子どもたちですが、冬休みのお楽しみといえばイエティくらぶのキャンプです!

今シーズンのいぶり校冬休みキャンプは『わくわく冬のけものキャンプ』。

雪遊びもけもの、食べるご飯にもけもの、朝の体操もけもの…な1泊2日を過ごしました。

そんなけものキャンプの全貌をお届けいたします。

 

2014年1月11日(土)天気:晴れ

キーンとしばれた土曜日の朝。大きな荷物を抱え、ほっぺや鼻の先っちょをほんのり赤くした子どもたちが苫小牧駅に集合です。

1年生から6年生まで24人。苫小牧・登別・室蘭・札幌から子どもたちが集まりました。

この日から1泊2日けものキャンプのスタートです。

苫小牧駅からJRに乗って目指すは安平町早来。

「あ!電車がきたー!!」とすでにみんな興奮状態です。

車窓から見送ってくれた保護者のみなさんに行ってきま~す!

学校の友だち同士もはじめましての子もあっという間に仲良くなって賑々しく電車の旅は続きます。

早来駅に降り立つと、今度は歩いて宿泊場所を目指します。

その道中、まちのスーパーでおやつを買いました。

お財布の中には1,000円の軍資金。しかし、これはお風呂代や帰りに買うおみやげ代も合わせてのお金です。

上手に100円分のおやつを買うことができたかな?

おやつを手に再び歩き始めるけものキャンプご一行。

途中、雪の上に何か不思議な模様を発見しました。

「これも足跡かな?」と興味津々です。

さすが、みんな良い目を持っています。これからの時間が楽しみだ!

宿泊場所であるしらかば合宿所に到着しました。

たくさん歩いたのでお腹もペコペコ。遊びに出かける前にみんなでお昼ご飯です。

腹ごしらえが済んだら、身支度を整えけもの雪遊びに出発!

みんなで遊ぶものはみんなで手分けをして運びます。

 

活動場所はときわ公園。安平町のスポーツセンター、通称、せいこドーム(早来出身の元オリンピックスピードスケート選手・橋本聖子さんにちなんで)の前にある案内板で現在地と遊び場所を確認します。

まずはみんなの体と心をほぐすための準備運動から。

スノーフラッグ対決です。雪の中を子どもたちが一斉に走り出します。

  

大人v.s.子どもたち。

スタッフは大人の本気を見せました。

次は雪中ドラえもん探し。

スタッフが隠した雪の中に隠したドラえもんのぬいぐるみを探しに行きます。

でも、ただ探すのではありません。なんといってもけものキャンプですから、けものらしく探します。

ということで、見つけるべくドラえもんたちの匂いを確認。くんくん。よく覚えて…

いざ、探索隊出発!覚えた匂いを頼りに斜面をかけていきます。

「見つけたー!」とあちこちで発見の声が上がります。

しかし、残念ながら発見の決め手は匂いではなく足跡だったみたいです。

雪の上にはこうして足跡が残るので、生き物たちの動きも良く見えるんですね。

ドラえもんも無事、救出されたところで雪遊びスタートしました。

斜面は格好の尻すべりコースです。

   

ここでもけものキャンプらしくけものっぽい滑り方を研究して~と申しつけると、腹ばいで滑り降りてくる子が。

何のけものか尋ねると「これはペンギンすべりだー!」とのことでした。

しばれる中、雪玉はなかなかできませんが、バケツを使えば固まるから不思議。

  

定番・そり遊びもやっぱり楽しいものです。

 

そりすべり競争も。よーい、どん!といっせいにスタート。

 

たくさん遊んでのどが乾いたら甘いレモンティーや麦茶で一休みです。

雪の甲羅をまとったカメを発見!

こちらは足跡たんけん隊。

  

この可愛い足跡は誰のモノでしょう??

これはリスさんの足跡のようです。

足跡をたどって真似をしてみます。リスのジャンプ力のすごさを体感しました。

むむ、これはなんだ??

鳥やリスが食べたあとでしょうか。キタコブシの実がポロポロと落ちていました。

頭上にはゴジュウカラの姿が。

お次の足跡はこちら。

こちらはウサギさんですね。

ちょっと真似してみましょ。

姿形は見えなくても、身の回りにいる生き物を感じることができました。

日が陰りぴゅーっと冷たい風が吹いてきました。

次のプログラムに向けて、しらかば合宿所へ戻ります。

戻り来て、あったかい部屋に入ってほっと一息。

みんなでおやつタイムです。

 

おやつを食べてパワー回復。

今回のけものキャンプのメインの一つである『けものインタビュー』が始まりました。

安平町で狩猟(ハンター)をしている蛯名徹さんをお招きし、動物の足跡早見表を見たり、シカやクマを捕るときなどのお話をうかがいました。

まずは、この地域に住む生き物の毛皮が登場。

エゾシカ、ユキウサギ、アライグマ、タヌキ、キツネ。

「触ってみても良いよ」の一言にみんな毛皮のもとへ。

野生の生き物はもちろん、これらの動物の毛なんて動物園に行ったって触るなんてことはできません。

タヌキやキツネの毛は意外と固いぞ。

ウサギの毛はふわふわやわらかいなぁ。

子どもたちにはウサギの毛皮が人気でした。

 

次に出てきたのはシカを捕るときに使う罠。

シカがトコトコ歩いてきて、

足が木の板の上に乗り、

グッと力が入ると、罠がバチーン!と跳ね、

ワイヤーロープが足を捉えるという仕組みです。

この罠を仕掛けるのにも資格が必要だそうです。

仕かけの実演のために持ってきていただいたシカの足。

シカの足の裏なんて触ったことなんかないもんね。捕って間もないので意外とやわらかいです。

今度は罠ではなく鉄砲のお話。

実際に使う銃弾を見せてもらいました。

打つ前の弾は先がとがっていますが、シカに当たった弾は先がつぶれています。

最後は子どもたちからの質問タイム。

「どうしてシカやクマを捕るんですか?」

「鉄砲の弾は何の金属でできているんですか?」

「鉄砲はどこの国製ですか?」

など、興味津々で蛯名さんに質問をしていました。

約1時間のお話でしたが、子どもたちも真剣に話を聞いたり、実際に触れてみたりとたくさんの学びがあったように感じます。

けものインタビューが終わると、次は安平町の温泉・鶴の湯さんでお風呂をいただき、晩ご飯です。

けものキャンプ、晩ご飯のメニューはシカ肉料理。

蛯名さんからいろんな部位のシカ肉を分けていただきました。

この日のメインディッシュは、ハッシュドビーフならぬハッシュドディア。

ごはんにかけていただきます!

みんなすごい勢いでお腹の中に収めていきます。

入っているお肉がシカ肉だと伝えると「シカ肉っておいしいね!」とムシャムシャ・モグモグ。

     

お腹も心も満たされました。

みんなで食べるご飯ってなんであんなに美味しいんでしょうね。

片付けの合間にシカになってみる子を発見。

シカになった気分はどうかな?

さて、晩ご飯が終わったら本日の最後は遊び会議。

翌日はけものにまつわる3つのプログラムが用意されています。

各担当者のプレゼンを聞いて、自分がやりたい!と思うものを一つ選んで参加する選択プログラムです。

そちらの内容は…

①シカのお肉でレッツ・クッキング☆シカ肉料理研究会

②ハンター・蛯名さんと行くけものトレッキングツアー

③シカの角でアクセサリーをつくろう!シカ角工作体験

の3本です。プレゼンを聞き、しばし悩む子どもたち。各プログラムとも定員もありますので、少しばかり探り探りな様子もこれまた面白い。

ちなみに、定員を超える申し込みがあった場合は、じゃんけんで勝った人が参加の権利を勝ち取ります。

「シンキングタイム終了です!では、自分がやりたいと思うものに手を挙げてくださ~い」とスタッフから声がかかります。

さぁ、結果はどうなるか…

なんと!

各プログラム誰ひとり第一希望から外れることなく一発OK!!きれいに分かれました。すごい!!

子どもたちも大人たちもほっとしたところでこの日の活動は終了です。

翌日の朝の予定をみんなで確認して寝る準備をします。

 

 

2014年1月12日(日)天気:晴れ

朝6時。

「おはよー!朝ですよー!遊びに行くよー!」というスタッフの声に起こされる子どもたち。

昨日はたくさん遊んでたくさん勉強してたくさんご飯も食べたので、朝までぐっすりだった様子です。

起きて顔を洗い、寝袋をたたんだら、さぁ、外遊びに出かけますよ!

イエティくらぶは外遊びが大好き。

こんなに朝早くから遊べる機会もそうそうないものです。

ちょっと眠い目をこすりつつ、スキーウェアに袖を通します。

外に出てみると、寝起きのぼんやりした感じも一気に覚める冬の空気。

この日もだいぶしばれていました。

それでも外に出てしまえば子どもたちは元気いっぱい。すぐに雪遊びを始めます。

近くの公園までちょっと移動。

どれくらい冷えているのかちょっと温度計を出してみるとこんな感じ。

こりゃ息を吸うと鼻の中が一瞬凍ってねっぱるわけです。

朝ということで、まずはスタッフ考案・シカ体操からスタート。

シカの一生を表現したイエティくらぶオリジナルのシカ体操です。

①シカ、誕生

②シカ、4つ脚で立ち上がる

③シカ、なぜか立ち上がり2足歩行

④シカ、エサを食む

⑤シカ、脚を大きく蹴り上げる

⑥シカ、罠にかかる

⑦シカ、旅立つ

…というなんともシュールな体操ですが、子どもたちには人気でした。

そのあと、チームに分かれて行ったのがけものリレーです。

ハイハイで目標物に向かって前進。折り返して次の人にバトンタッチしていきます。

よーい、スタート!!

 

朝の外遊びも楽しいものです。

が、そろそろ手足の先がしびれる寒さ。約20分一気に遊んで、一気に退散!

自分の息で曇ったメガネが凍ります。

濡らした雑巾をクルクルっとふりまわすとご覧のとおり。

寒いってすごく面白い。

戻ってくるとあったかい朝ごはんが待っていました。

冷えた体に美味しく優しいあったかうどんが沁みました。

朝ごはんのあと、選択プログラムまでは自由時間。

子どもたち同士声をかけあってトランプやウノなどのカードゲームを楽しんでいました。

 

さて、お待ちかねの選択プログラムに出発です。

みんな気合十分、良い顔をしています。

こちらシカ肉料理チームのみなさま。美味しいランチ、期待しています!

 

蛯名さんと行くハンターツアーご一行様。

    

シカ角工房の職人たち

  

それぞれに午前中いっぱい自分の好きなことに打ち込める時間となりました。

11時30分、各チームみんなが再びしらかば合宿所に戻り、それぞれにどんなことをしたかちょこっとふり返り。

そして、シカ肉料理チームからランチのメニューが発表されました。

シカ肉のロースト、シカ肉の燻製、ハスカップ鹿の子。

シカにまつわる料理がたっくさん!とっても美味しそう!!

お昼はオープンサンドだったので、野菜やチーズやシカ肉を挟んでサンドイッチにして食べる子が多かったです。

お味はいかが?

 

  

 

けもの大満喫のキャンプもそろそろ終わりの時間が近づいていました。

最後にみんなで2日間で何が楽しかったか、新しい発見はあったかなどをふり返りました。

帰りも来た時のように電車で苫小牧駅まで戻ります。

駅で電車を待つ間にお小遣いの残りを使っておみやげを購入。

みんなちゃんとおうちの人におみやげ渡せたかな?

 

子どもたちにもおみやげが。

シカ角工作チームが、参加者みんなにシカ角ストラップ制作キットをつくってくれました。

穴があけられた小さな角と紙やすり、皮ひも、ビーズが入っています。

帰りの電車の中はもうすっかりみんな仲良くなっていて、いつも遊んでいる友だちかのように和気あいあいとした雰囲気がそこにありました。

電車を降りると保護者のみなさんが待っていました。

さっきまで元気にやんちゃだった子もおうちの人の姿を見るとおうちでの子どもの顔に戻ります。

「楽しかった?」という問いかけに「うん!」と元気に答えているのが嬉しかったです。

 

気温が低く冬らしい寒さの中での活動でしたが、体調を崩す子もおらず、大きなケガや事故もなく活動を終えられたことにスタッフ一同ほっとしております。

ハンターの蛯名さんがおっしゃっていました。

「私たち猟師がシカやクマを捕るのは、農業をやっている人が畑に植えたものを野生動物が食べてしまって被害が出ているから。ただむやみになんでも捕るんじゃなく、暮らしの中に必要な分だけ捕っている」

野生の生き物と私たちの暮らしのつながり、身近な自然や姿形を直接、見る機会は少なくても、私たちの近くにはいろんな生き物が生きているんだということを少しでも感じてもらえていたらとても嬉しいです。

これから子どもたちが色々なことを勉強していく中で、今回の体験が活きた知識として残ってくれることを願っています。

 

今回のキャンプには様々なみなさまのご協力をいただきました。

ハンターの蛯名さん、安平町の役場職員の方々、ボランティアスタッフのみなさん、キャンプの運営をお手伝いいただいたみなさんのおかげで子どもたちにこうした体験を提供することができています。

そして、こうした体験活動にご理解をいただき、快くお子さまを送り出していただいた保護者のみなさま。

なにより、元気いっぱい楽しい2日間を過ごしてくれた子どもたちに心から感謝です。

ありがとうございました。

 

 

 

いぶり自然学校スタッフ・山田由美子(やまちゃん)上道和恵(うえちゃん)

 


イエティくらぶいぶり校 イエティーズ10月「秋のおさかなようちえん」

2013年10月05日 15時59分53秒 | いぶり校

秋の様子が日々深まっていくこの頃ですね。

と思っていたら今日、今年初の雪虫をを見ました。

間もなく冬が来るということなのでしょうか・・・

秋になると、何年も海を旅をして自分の故郷に戻ってきた

おさかな「サケ」を見に白老ウヨロ川へやってきました。

 

ウヨロ川の側には牧場があり、川の方へ行こうとすると、

ヤギ4頭が様子を伺いに私たちに接近中・・・ 

お馬さんたちもムシャムシャと草を食べています。

 

なっなんと!雪虫が飛んでいます。もうすぐ雪が降るのかな~。

北海道の冬は長いのに、まだ雪のない季節を楽しみたいと大人たちでした。

 

 

途中、ブドウを採ったりしながらテクテクと歩いていくと、川に着きました。

川に来ただけで、魚の匂いがしてきました。

川をよ~く見ると、体に赤く模様の入ったサケが何匹も泳いでいます。

海から、川の流れに逆らってのぼってくるわけですから、体は皮が

向けていてとボロボロになっています。

自分たちの生まれた川に戻ってきたんだね。

 

川に沿ってひろ~い牧草地を歩いて、

 

こっちにもたくさんのサケがいるね。

 

 

 ウヨロにあるトラストの森にやってきました~。

 お昼ごはんを食べたあとは、おやつのために、たき火の準備。

 森にあるよく燃えそうな小枝を集めてっと。

 緊張の面持ちでマッチをシュッ。落ち着いて新聞紙にうまく火が付きました。

 一発成功!だったね。

 

いい感じで火がおきてきたね。

おやつを焼くのにちょうどいい火になるまで、森たんけんをしながら待つことに。

 

ロープのブランコを発見!イェ~イ!

クリのイガが落ちていました。今年のくりはとっても小粒だね。

 

火が消えていないか、気が気じゃなく早めに戻ってくると、

 おやつを焼くのにバッチリな火の状態になっているね。

 

 

 おいしくマシュマロを焼いてみよう。気を抜いた瞬間、黒く焦げた・・・

 いい色に焼けてとろけたマシュマロをクラッカーに挟んでいっただきま~す。

 

青空の下、力強く泳ぐサケに出会い、それを食べにくるカモメ、

少し色づいてきた森には、木の実がなっていたり。

秋は風景や気温などから、変化を感じやすい季節。秋っておもしろいですね。

これからますます色づく秋の森、いろんな発見をしてワクワクしてほしいな。

 

いぶり自然学校

山田 由美子(やまちゃん)


イエティくらぶいぶり校 イエティーズ9月「ビッグリバーようちえん」

2013年09月29日 16時13分40秒 | いぶり校

朝晩冷え込み、風が冷たくなってきました。秋ですね~。

今年もむかわ町穂別地区から鵡川を下りにやってきました!

今日は風も穏やかで、水量もいい感じのラフティング日和なり。

鵡川の中流域はゆったり、たまにスリリングな川です。

水はきっと冷たいんだろうなぁ。

あっ、みなさん、ウェットスーツ、雨具、ライフジャケット、ヘルメット

身なりはバッチリです。

 

 

うえだんなから舟の上でのいろはのレクチャーを受けて、パドルの持ち方もバッチリ!

 

いざ、出発!いってらっしゃ~い!!

イェ~イ! 出発直後は緊張気味でしたが、笑顔になっています。

 

おかえりなさ~い。出発してから2時間でGoal地点に到着です。

途中の休憩ポイントでは、川に入ったとか・・・みんなやるなぁ。

お腹はペコペコだね。

お昼は太陽の下で、ランチタ~イム。

 

腹ごしらえをしたら、今日2本目のラフティングへ。

午前中に下ってきたところより上流からスタート。

 

ゴールで待っている間、河原を散歩していたら、

砂に埋もれているホッチャレを数匹見つけました。

そうしているうちに、舟がやってきました!

今日はラフト日和であり、川あそび日和でもあったみたいですね。

フローティングしていましたから(笑)

帰りにむかわ町、四季の館の温泉に入ってパワーチャージ。

 

秋晴れの気持ちのいい日、親子でびっちりラフティングの一日でした~。

川から見える風景、流れの感覚、川の冷たさはどうだったかな。

秋でも、池でよく遊んだけどね(笑)

 

胆振のおもしろい場所へ出かけて、季節の移ろいや外あそびを

一緒に満喫しましょう♪ ありがとうございました。

 

いぶり自然学校 

山田 由美子(やまちゃん)


イエティくらぶいぶり校8月月例【あつまビッグウェーブキャンプ】

2013年09月02日 10時09分19秒 | いぶり校

あのキラキラ暑かった夏もどこへやら。お盆を過ぎれば秋の風が吹き抜ける、北海道の夏は短しです。

今月のイエティくらぶいぶり校は、昨年、好評だったビッグウェーブキャンプ@浜厚真海岸ふたたび!

室蘭・登別・苫小牧から10人の子どもたちが波乗りにやってきました。

さぁ、うまく波と友だちになることは出来たのでしょうか。

活動報告、はじまり、はじまり~。

 

2013年8月31日(土) 天気:嵐の予感…

ビッグウェーブキャンプ1日目。今日は昨年、好評だったサーフィン体験の日です。

楽しみな半面、心配なのがなんといっても空模様。

出がけに見たテレビで天気予報をチェックしたところ、お天気お姉さんが「北日本はこれから荒れ模様。激しい雨にお気を付けてお出かけください」とさわやかに見送ってくれました…。

むむ、これは天気との戦いになるなぁ、と思いながら集まった子どもたちと一緒に厚真町の浜厚真海岸へ向かいます。

 

厚真町浜厚真海岸は道内屈指のサーフスポット。

休日ともなれば多くのサーファーでにぎわう海岸です。

…が、到着してみるとなんということでしょう。

人影がほっとんどみあたりません。

一応、子どもたちも波の高さ、風の強さを確認するため海が見えるところまでチェックに行ってみました。

やっぱりすごい風です。

波もあっちへこっちへザクザクしています。

みんなにサーフィンを教えるために来てくれたサーファーの方からも「今日の波は危ないね」という判断。

残念ですが、この段階では海の中に入っては遊ばないということを決めました。

海に入っては遊べませんが、そこであきらめないのがイエティっ子です。

海辺から少し離れたところに、前日の雨で出来た大きな水たまりがあったので、そこで遊んでみることに。

すぐにバシャバシャと追いかけっこが始まりました。

こちらは流木や漂流物を使ってオブジェを作ったり、トンネルや温泉などの建築工事が始まりました。

     

よぉーし、ここからまた建築現場を広げるぞ!と思った矢先、今度はポツポツと雨が。

弱い雨でも強い風に乗かってくると雨がっぱにバシバシあたります。

次第に強くなる雨脚。これは一度、避難だー!ということで急いで洗い場のある建物まで戻りました。

「お昼から天気が良くなったら…」と淡い期待を胸に過ごしてみましたが、午後からの天気も今のところ好転する兆しはなし。

自然の中で遊ぶということは気象条件とも相談が必要です。

サーフィンをすることをとても楽しみにしていた子どもたちですが、今日のサーフィン体験はあきらめることになりました。

ぬれたものを着替えて、風邪をひかないようあたたかい格好をしたら、お昼を食べる場所まで移動。

おいしいお弁当でパワーチャージをしたら、宿泊場所である報徳館(むかわ町)に向かいました。

 

報徳館に着いたら、自由時間。

体育館でボール遊びやだるまさんが転んだをする子や、厚真町の図書室で借りてきた本を読んで過ごす子など、思い思いにやりたいこをとやって過ごしました。

    

「ごはんだよー」の声にみんな食器セットを持ってわらわらと食堂に集まります。

今日のメニューは、厚真町をはじめ道内産の野菜をたっぷり使ったドライカレー。

ナス、ピーマン、ニンジン、トマト、子どもたちがえてしてあまり得意でなさそうな野菜も、カレーになると食べれるからあら不思議。

キャベツのスープも野菜が甘くて美味しかったです。

みんなそろっていただきます!

 

ご飯を食べたあとは、翌日の波乗りに備えてマイボードづくり。

この日、海では実践できなかった波の乗り方を教わったり、本物のサーフボードを見せてもらったりしました。

 

「わぁ、滑り止めがついてる」とマイボードづくりの参考にみんなサーフボードを真剣に観察です。

どんな形が波に乗りやすいか、相談。アドバイスをゲットしている子も。

みんながつくるマイボードはスタイロフォームという資材を使います。

カッターやのこぎりなどで簡単に加工が出来るので、描いたイメージ図を形にしていきます。

ペンを使って色付けやデザインも想いのままに。

     

1日目はこれにて店じまい。

明日は天気が回復してくれていることを願いつつ、みんな夢の世界へ入っていきました。

 

2013年9月1日(日)天気:曇りでも風はなし!

さて、2日目。

霧雨が降る中ですが、風はなく気温も低くはありません。

今日は海遊びが出来るかな?!との期待を胸にお出かけの準備です。

 

報徳館から車で走ること約20分。

浜厚真海岸に到着すると右から左ずらっと車がたくさんとまっています。

なんと、本日、サーフィンの大会が開催されていたのです。

あっちもこっちもどこを見てもサーファーが波乗りを楽しんでいます。

  

よし、今日は大丈夫だ!

待ちに待った海遊び。昨日、つくったサーフボードならぬスタイロボード(材がスタイロフォームだから)を片手にいざ出陣です。

なみいるサーファーに負けじと、マイボードを小脇に抱え、サーファーからの熱い視線を横目に、さっそうと浜辺を歩きます。

遊ぶポイントに到着。水の感覚に慣れたら…

波乗りスタート☆

       

大人も十分に楽しめます。スタイロフォーム、すごい。

いっちょまえに波待ちしてみちゃったりして。

 

「来たー!!」ザブーンっっ

まさにビッグウェーブ!浜厚真の海は見た目、波が高くてちょっと怖いけど、波乗り遊びにはもってこい。

周りのサーファー顔負けの素敵な波乗りっぷりでした。

 

 

そろそろ終わりだよー、ラストだよーと声をかけても「最後にもう一回!!」と何度も波乗り遊びを楽しんでいた子どもたちです。

帰りは厚真町の温泉・こぶしの湯で温まり、ほっとひといき。

その後、安平町早来のときわ公園で帰りの会をしました。

マイボードづくりが楽しかった子、一生懸命作ったボードが割れてしまってちょっと悲しい気持ちになってしまった子もいましたが、波乗りはとってもとってもおもしろかった様子です。

帰りの車の中は遊び疲れていつもの光景でした。

 

念願かなっての海遊び。

1日目は天気の神様がちょっといじわるしましたが、2日目は存分に海での波乗りを楽しむことが出来ました。

自然の中で楽しくかつ安全に遊ぶためには、ときに我慢をしてあきらめなければならないときもあります。

それもまたひとつの経験値として子どもたちの感覚に残ってほしいなぁ、と思っています。

 

来年はぜひ、サーフィンリベンジに出かけましょう!

 

 

いぶり校・上道和恵(うえちゃん)


夏休み最後のよくばり水あそびキャンプ 2日目

2013年08月19日 15時52分40秒 | いぶり校

8月17日(土)

おはようございまーす。

すやすやと眠っております。そろそろ起きる時間だよ。

 

 

荷物の準備が終わったら、川あそびの準備ためにシュッシュッとゴムボートを膨らまします

お昼ごはんのおにぎりも握ってと。いろいろ準備することがあるね。

 

朝ごはんはオープンサンドとコーンスープ。いっただきま~す

 

食べ終わったら、水遊びの服装に着替えて、出発の準備にとりかかります。

と、そのとき水着がない・・・ ん?よ~く探してみると、かばんに大切に閉まってありました。

着替えて出発しよう!

 

カヌーポートに到着しました。

今日は苫小牧を流れる美々川でボートに乗って川下りではなく、川上りにチャレンジです。

流れがとっても穏やかな美々川は、風下となる南から風が吹いている場合、

風の影響を受けやすく下るの方が大変です。

という訳で、道路から見える旗がはためいていたので、川を逆送、上るぞ~!

みんなもやる気満々です。

 

子どもゴムボート出発!まずは、カヌーポートで漕ぐ練習。

なかなか行きたい方向に進まない模様。上級生が「右漕いで、左漕いで!」と声を

かけながら、なんとか進みそうな雰囲気にはなってきたかな。

ゴールに向かってしゅっぱ~つ!

乗る順番を変えたりしたけど、思うように進まず。

一旦作戦会議をした結果、引き続き、ボートでゴールを目指すチーム

大人と一緒に下るチームに分かれて出発することになりました。

 

子どもボートチーム。なかなかまっすぐ進まず、ジグザグしながら進んでおります。

 

本当にまっすぐ進まないようです。心折れそうになりながら漕いでおります。

ゴールの橋の街頭が見えてきたよ~。といっても、漕ぐ手が止まっています。

ここまで来るのに、がんばる力を使い切ってしまったようです。

あと、もう少しというところで、カヌーにつないでゴールを目指し、とうちゃ~く!

私たちよりもたくさん漕いでやっとのゴール、ボートチームがんばったね。

 

 

道の駅でおひるごはん。いっぱい漕いだからお腹すいたよね~。

おにぎり、くだもの、おやつをモリモリ食べていました。

 

終わりの会では、

夏休み最後に湖と川の両方で遊んだ2日間で楽しかったこと、頑張ったことは?

生き物探しが楽しかった、ボートを頑張った、お泊りがドキドキしたけど楽しかった

と2日間をふりかえりました。

 

思いっきり水あそびで始まり、ボートで川を上ったよくばり水あそびに参加してくれた

みんなありがとう。この度キャンプに送り出していただいた保護者のみなさま、そして

キャンプのサポートをしていただいたみなさま本当にありがとうございました。

2日間の水あそびを通して、雨が降っても、外で遊ぶ楽しさや仲間と思いやり、協力する

大切さを感じてもらえたらうれしいです。

 

夏休みも本当にあとわずか。

また、よくばって、みんなでいろんな遊びをしたいな~。

 

いぶり自然学校

山田 由美子(やまちゃん)


夏休み最後のよくばり水あそびキャンプ 1日目

2013年08月18日 18時17分04秒 | いぶり校

8月16日(金)

夏休みも残りあとわずか。

北海道の夏休みは本州より短いのです。

夏休み最後に思いっきり水遊びをしようという2日間、

「よくばり水あそびキャンプ」が始まりました!!

 

札幌からは、大きなにもつを背負ってJRで苫小牧へ。

 

苫小牧駅にとうちゃ~く。メンバーが揃いました。それでは、しゅっぱ~つ!!

 

着いた場所は、いぶり自然学校です。

学校?ふつうの家だね~。

そうなんです、いぶり自然学校はまちなかにあります。

これからの予定、持ち物が準備できたら本日の水あそびポイント支笏湖へ行こう!

 

支笏湖へ到着。どのぐらい水が冷たいかを確認中。。。

 

水あそびスタート!生き物探し、今日は少し波があり、生き物探しに苦戦しております。

  

雨が降ったり止んだりしている中、生き物を探しつつ浮かんでみたり

 

箱メガネを使って水かけ合戦が始まりました。

 

お昼ごはんを食べてパワーチャージしてから、

  

遊ぶポイントを変えて、水あそび再開!

生き物探しをしていると、辺りがどんよりしてきましたよ。

大粒の雨がザァ――っと降ってきました。

まあ、すでに濡れているので、生き物探し続行してます。

生き物を探していると、ようやく一匹目、生き物ゲットです!

 

ひとりが何匹も見つけはじめると、周りでも生き物探しがヒートアップ。

雨が止んで、太陽が出てきました。

 

途中経過はこんな感じ。

ヌマチチブやハナカジカ、トウヨシノボリ、午前中に捕まえたエゾウグイさんがいらっしゃいます。

 

 こちらでは、水かけ合戦、水のキャッチボールがはじまりました。

 いいかまえだね。

水あそび終了~。何匹見つけたか、カウント中。30匹以上いたよね。

午前中は、生き物をなかなか見つけられませんでしたが、

後半はみるみる上達し、道具を駆使して、たくさんの生き物を見つけました。

 

 

思いっきり湖で遊んだあとは、銭湯で温まりましょう~

お風呂からあがったら、マッサージ機にてくつろいでおります。

そして、本日はなんと!駄菓子30円分サービス期間中だったのです。

みんな好きなお菓子を選んで、ラッキー!

お風呂で温まって気持ちよかったし、おやつも頂いたし、

じっとはしておられず、写真がブレブレです・・・

 

自然学校に戻って、濡れた服を洗って、干したあと、「やりたい、やりたい!」とみんな

積極的にご飯作りのお手伝いをしてくれました。どうもありがとう~

 

 

夜ごはんのできあがり!いっただきま~す!!

食べ終わったあと、大人vs子どもの腕相撲対決。

Ready Go! 

2日目の水あそび場所は川だ~!

川の場所やみんなでやってみようと思っている川下りもしくは上りのこと、必要な持ち物や時間の

確認をします。朝起きて、寝袋たたんだら、しっかり準備してくださいね~

 

 

いぶり自然学校には置いてあるダーツにみんな興味深々。

みんなでダーツ対決です。

 

さてさて、もう寝る時間。今日は苫小牧には珍しく蒸し暑い夜です。

朝も早いし、寝てくださいね~。といっても、なかなか眠れない雰囲気が伝わってきます・・・

おやすみなさ~いzzz