子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

イエティくらぶ いぶり校 6月「元小学校に泊まってみよう」

2010年06月07日 09時47分41秒 | いぶり校
お待たせしました、サーバーの調子が回復しましたので
6月の様子をお伝えします。

今回のいぶり校では、むかわ町へ行ってきました。
小学校とし使われていた校舎に宿泊しながら、周辺を探検
してきましたよ。

○1日目
むかわといえば・・・「ししゃも」
途中、苫東にある和みの森へ寄り、夜ごはんにおいしいししゃも
を食べるための燃料、薪集め。

 

立ち枯れしている枝をなたやまさかりを使って倒し、のこぎりで
薪ストーブに入る大きさに切り揃えていきます。
薪集めが森の手入れにもつながります、少し森の様子が明るく
なったかな。

ひと仕事終わってお昼を食べて、いよいよむかわへ出発!


車でおよそ30分
本日泊まる学校「報徳館」に到着。

荷物を教室まで運び体育館で遊んだ後、2つの指令がみんな
へ与えられることに。
指令① 神社へ無事に2日間過ごせるようにお祈りにいくこと
指令② ある農家さんに会いに行く、できれば晩ごはんの材料がもらってくる

場所は知らされずにこの2つをクリアしなければならないという難題です。
その農家さん家へ行ったことがある子の記憶を頼りに、まずは農家さん
探しへ出発!

迷うことなく、農家さんに会うことができました。
そこでは、小松菜とカブを頂くことに。
また農家さんは今日泊まる学校の卒業生。
神社のことを聞いてみると、知っているとのこと。
神社の場所を知ることもできました。


農家さんから「神社へは早く行ったほうが安全だ」というアドバイスを
もらって先を急ぎます。
神社へ向かう途中、道が二手に分かれてたので手分けして探すことに。
神社を見つけて、お参りすることができました。



学校のグラウンドや周辺の田んぼで遊んだあと、アイヌの伝説が残る
豊城ガンケへ。
洞窟の中はあの世とつながっていて
「肩を叩かれた時は、あの世へ呼ばれて連れて行かれる」というおはなし。



洞窟は入れないようになっているので、洞窟の上にあるまん丸の形をした
不思議な石を探しに行ってみることに。不思議な石はありませんでしたが、
いろんな石を割ってみると、様々な色や模様があるんですね。



学校へ戻ってからは、
ししゃもを焼くための火おこしや野菜を切ったりとみんなで
夜ご飯の準備をしました。


 
ごはん前に、ししゃもジャンケ~ンが行われました。
みんなで焼きたてのししゃもを食べる、何か渋いなぁ。


夜ご飯を食べたあとはもう寝る時間が近づいてたので、
明日に備えておやすみなさーい。


○2日目
朝ごはんを食べて、掃除をしてから今日の遊び場干潟へ。
海に近づくとどんよりとしてきました。空気が少し冷たいです。



その干潟を見た途端、みんな裸足になってまずは泥の感触を
楽しんでいました。
泥だんごづくりや海に足まで浸かったり、それでは物足りず、
最後は泥だんご合戦でエキサイト!!


できれば当たりたくなかった・・・
みんな、どろんこでベチャベチャ状態に。

どろんこで遊んだあとはむかわ温泉へ。
きれいサッパリ、遊んで冷えた体もポカポカです。

みんなで学校に泊まって過ごしながら、むかわを探検して
思いっきり遊んできました。