約2ヶ月ぶりの森つくでした!
今回のテーマは「もりの虫観察と標本づくり」
みんな最初は久しぶりすぎて戸惑っていたかな?
まずは緊張を解くためにかる~く虫についての質問をしたあとは
体を思いきり動かす「どんぐり拾いゲーム」
鬼にタッチされないようにどんぐりを40個拾うというゲームをしました。
今日はものすごい快晴のになり、みんな汗だくです。
40個とれた子はいるかな?
お次は虫を探すのにも役立つ「カモフラージュゲーム」
一定の範囲に隠された人工物をいくつ探せるか競うゲームです。
隠す方の技術も大事ですね~
必死になって探していました。
そしていよいよ虫をつかまえます。
ここで虫マスターのむしおじさんこと「西田さん」の登場!
まずは吸虫管で小さい虫から探していきます。
どんな虫がいるかな?
はじめて使う道具にみんな興味津々
でも息を吸い込んで虫を捕まえるなんて・・・と尻込みする子も。
キトウシ森林公園にはトンボがたくさんいます。
続いて虫網で大きなトンボを狙います!
「オニヤンマ」「オオルリボシヤンマ」などをGET!
トンボ採りに夢中であっという間にお昼時間、
お昼は展望閣の芝生で「いただきま~す」
いつもはお弁当の後のお菓子の時間が楽しみなはずなのに、
今日はお弁当を食べてすぐ虫網を持つ子の姿が目立ちました。
やはり虫の力はすごい!
続いてペットボトルでできる簡単虫かごづくり、
虫かごがなくてもペットボトルの口に入る虫ならこれでOK!な便利グッズをつくりました。
午後は虫を捕まえるトラップを仕掛けてある
「ニセウの森」と「元気の森」へ
仕掛けたトラップは、
「ピットフォールトラップ」「バナナトラップ」「フライトインターセプトトラップ」の3つ
結果としては「ピットフォールトラップ」にわずかな成果が見られただけでした、残念!
地面を歩く虫を狙った「ピットフォールトラップ」、
クワガタを狙った「バナナトラップ」、
飛ぶ虫を狙った「フライトインターセプトトラップ」、
それぞれのトラップにも目的があるのです。
虫の修正や生活環境を知ることが、虫を捕まえる一歩なんですね。
それからいつもは余り行くことのない「元気の森」では、
葉っぱや木の形から森の違いを子どもたちが感じてくれてとても嬉しかったです。
針葉樹林と広葉樹林、果たして虫がよく採れるのは・・・
正解は子どもたちに聞いてみてください。
そしてまちに待った標本づくりです。
きょうはトンボを用意しました。
まずは家で乾燥させるためのものをつくっていきます。
発砲スチロールの板に虫ピンを使ってトンボの形を整えます。
これがまた難しい・・・
子どもたちも苦戦しながらですが、みんな完成させていました。
つくり終わった残り時間はチョウの標本を作るチームと
昔ながらのトンボの仕掛け罠を作りチームに分かれての活動。
標本チームをトンボとチョウの2体の標本を完成させました。
仕掛け罠チームが作った仕掛けは、
50センチほどの木綿糸の両端に小石を結ぶというシンプルなものだったんですが、
うまく糸が結べずに悪戦苦闘・・・
なかなかうまく罠を作れませんでした。
でもうまくいけばこの罠を「オニヤンマ」などのBIGなトンボめがけて投げます、
すると小石が虫に見え「オニヤンマ」がつっこんで来て、
ひもに絡まって採れるのです!
虫マスターの西田さんはこの手法でお昼に見事「オニヤンマ」をGETしていました。
ちなみに最後には虫マスター認定バッヂを全員に進呈しました、
うまく標本を完成させてくれることを祈っています。
今回の活動で虫の苦手な子は少しは慣れることができたのではないかと思います。
そして虫好きな子はもっと虫のことに興味を持ってもらうことができていれば嬉しい限りです!
それでは!次回も森の中でみんなと会えるのを楽しみにしています!
次回は「飾り炭づくりともりいろの手ぬぐいづくり」
森と仲良くなって楽しいことをたくさんしましょう!
カツオこと高野克也