子どもたちとのトレッキングくらぶ。
今日は年に一度の3時間超えのチャレンジ登山。
登るのは手稲山です。
生憎の雨なので、ガレ場をゴールと設定しなおし、
チャレンジの内容も「雨の中での登山スキルアップ」をテーマにしました。
雨の中素早く1人で荷物の出し入れをできるか?
衣服の脱ぎ着、体温調節を自分でしっかりできるか?
水たまりや滑る場所、ぬかるみ、ガレ場などでうまく足を運べるか?
そんなところがテーマとなります。
装備をしっかりと整え、準備運動をしたら
平和の滝登山口からスタートです。
最初はなだらかな道で拍子抜け感はありましたが、
雨のせいか、久しぶりのトレッキングの緊張感からか、静かなスタート。
雨脚は弱いもののしっとりと降り続けています。
休憩時には荷物や体温調節を子どもたちが自ら意識しながら行動しています。
何本か沢を横切って行くと登りも急になってきます。
ゆっくりと歩いて1時間半で布敷の滝に到着、この先から岩がゴロゴロのガレ場が始まります。
急な上りのガレ場に足元に最善の注意をはらいます。
神経をつかうのとなれない足場に疲労もマックスです。
ガレ場の開けたところが今日のゴール地点、休憩も含めて2時間半歩きました。
曇っているので視界はあまりきかないですがその分幻想的。
ここでは大きな休憩、雨が降っているのでご飯は降りてからなので、
行動食や水分をしっかりと取ります。
下山前に抜けた歯を持ってきた!ってことで、
上の歯なので下に向かってなげるぞ!強い歯が生えてくるんだぞ!という願いを込めて。
下山ではガレ場の下りが最大の正念場です。
見守る大人がヒヤヒヤ・・・ですが、
子どもたちは登りの緊張感はどこへやら、賑やかに降りていきます。
下山時は登りよりも余裕が出てきて色んな物を見つけていました。
キノコにコクワ、いちご、山の中は秋の気配です。
ガレ場は慎重に、その後はゆっくりと自然観察をしながら、
2時間15分かけて無事に降りてくることができました!
みんなとハイタッチ!
雨にあたった体を温めるために、スタッフのきなこさんが働いている学童えぞりすへ。
エゾリスについたらクールダウンで体操もしっかりと。
そして待ちに待ったお昼ごはんです
雨が降っていたので休憩中は行動食を食べながらの登山でした、
お昼を食べた時間は15時を回っていました、みんなよく頑張りました!
その分ご飯がとってもおいしい!
ご飯を食べたあとはちょっと室内で遊ばせていただきました。
雨の登山の緊張感から開放されて、いい笑顔です。
雨の中歩くということはどういうことか?どのように歩くべきか?
自分の身は自分で守る、自分で考えて自分のことは自分で判断して行う。
そして仲間と協力する。
そんなことが雨だからこそ強く感じられた登山になってくれていたら嬉しいです。
来月は昨年天候不良で断念した「ニセコアンヌプリご来光登山」ぜひ晴れを今から祈っていてください。
それでは雨の中の登山ご同行していただいた保護者の方々、
雨の中子どもを送り出して頂いた保護者の方々、本当に有難うございました。
カツオこと高野克也
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