子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

室蘭・ゆきやまキャンプ 2日目

2011年01月14日 12時46分38秒 | いぶり校
朝から、雪が斜めに降っています。
「今日はいけるのぉ~?」とみんな心配そうです。
そのあともまめに窓の外を覗いていると、ときたま青空が見えたり、
風がやんでいます。途中風が少し強くなるかもしれないけど、
行ってみよう!


お昼ごはんのおにぎり作り、山小屋出発に向けて、自分のことは自分
できちんと荷作りをしていきます。

お昼ごはんを食べていよいよ出発です。
だんぱら公園から、自分のそりで荷物を山小屋まで運びます。
吹き溜まりで足が埋まるなど、苦戦しながら進んでいくと
山小屋が見えてきました。


みんなで記念撮影 パチリ!

山小屋の回りには何があるのか探検していると、管理人さんが
やってきて、「いろんな人が気持ちよく使えるように使うんだよ。」
とお話を聞いてから、山小屋の中へ。
床や壁は味のある色、灯油ランプやストーブは鉄鋼のまち室蘭だからで
しょうか、石炭ストーブです。水道は外の沢水を使い、もちろん電気は
ありません。2階へは、はしごで上がります。

明るいうちに寝る道具を準備してから、雪あそびへ。
ゆきやまキャンプに参加したことがある子は、実は冬の室蘭岳登山も
楽しみにしてきています。荒れ模様の天気で頂上まで行くことは難しいと
いうことを伝えると残念そうにしていました。
行ける所までいってみようチームと
山小屋周辺で雪あそび&夜ごはんお手伝いチームに分かれて雪あそび開始!


行ける所までいってみようチームはほとんどが女の子。たくましいな。
そりを持って、登っていきます。
水神社の鳥居の側を通過して、鉄パイプの手すりが設置されてある急な斜面
を登って行きます。
足を進めていくと、道らしき道がない。。。吹雪いて埋もれてしまったようです。

道なき道を進んでみようと試みましたが、その一歩を踏み出すと雪の深さが大人
の膝まであり、残念ながらそこで引き返すことに。

下山していくと、スキー場のリフトの終点場所に着きました。
あまりにも風が強く、リフトが動いていません。
目の前には貸しきり状態のゲレンデが。
これはそりで滑り降りるしかない!

みんなで誰もいないゲレンデをそりで一気に滑走。
登山にチャレンジした勇気に対して、神様が準備してくれたのかもね。
大満足のそりすべりでした。

山小屋に戻ると、灯油ランプの温かい光とヘッドライトの光で夕食
づくり。

ランプの灯りで夜ごはん。デザートは手作りのクッキー。

明日の計画をみんなと相談です。
早朝登山に行きたいという意見がありました。
でも雪がめちゃめちゃ積もっています。
なので、今回は行けるところまで登り、おしりすべりや
できたら、早朝の誰もいないゲレンデでそりすべりをしよう
ということになりました。

極寒の中、歯を磨いて、
そのあとは、石炭ストーブでぬくぬくしながら
思い思いの時間をゆったりと過ごしました。
ろうそくも灯しながら、UNOやトランプや手遊び、
眠たい子は早めに寝袋に入っておやすみなさーい。

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