よしべや自然博物館

電視観望3年目に入りました。
相変わらず、通信販売とSNS頼りに頑張ってます。
天文未熟者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望4199(くじら座 C51、変光星Mira)

2024-11-23 01:00:00 | SeestarC天体
くじら座
・C51/IC1613 矮小不規則銀河(11/20)
・変光星Mira(=ο Ceti=くじら座 68番星) 脈動変光星/ミラ型変光星(11/03)

画像イ、C51、11/20、30秒露出50分のライブスタック

画像ロ、SiriLのアノテーション

(SiriL+StarNetで画像処理、大きくトリミングあり)
C51は距離約230万光年の局所銀河群に属する矮小不規則銀河。遠方天体(約20Mパーセクまで)の距離を測定するためのケフェイド変光星の校正に重要な役割を果たしているとのこと。地球に向かって236km/sの速度で近づいているそうです。

昨年は35分、11月2日に10秒露出60分、そして今回30秒露出で50分のライブスタック。頑張りました。どうにか天体には見える画像が撮れた(と本人は思っている;^^)

蛇足)
C51矮小不規則銀河でググルと、何と私の昨年のブログがヒット。お恥ずかしい(^^;画像検索ででるのは、天文台や宇宙望遠鏡の画像ばかり。難しいんでしょうね。

画像ハ、アノテーション画面スクショ

画像ヘ、導入画面広域(11/02のもの)

画像へ.Seestarアプリの解説

ここからは、脈動変光星Mira。2年前天体観望始める前からくじら座で唯一知っていた天体。目の前の電視観望と学習でいっぱいっぱい、昨年のくじら座のまとめ作り終える頃に思い出した(^^;
『膨らんだり縮んだりする星で明るさが変わる星』ぐらいの知識しかないので、この観望を機会に学習しました(^_^)
画像ト、Mira、11/03、3分のライブスタック
Miraは、距離約300光年の脈動型変光星(星の形が変わることで明るさが変わる変光星)。
約332日の周期で、約2等星から10等星まで変化する。脈動型変光星は6つのタイプに分けられているが、その中で約6800個確認されているミラ型変光星を代表する星。なおMiraは実視連星でもある。

ミラ型変光星についてWikipediaでは
非常に赤く、脈動周期は100日より長く、変光範囲が可視光で2.5等級より大きい(赤外線では1等級より大きい)という特徴を持つ。恒星の進化の最終段階の赤色巨星であり、数百万年の間に、外層を惑星状星雲として吹き飛ばし、白色矮星になる。
とのことです。

画像チ、アノテーション

画像リ、導入画面広域





星見娘で電視観望4190(くじら座 C56/NGC246 Skull Nebula)

2024-11-11 01:00:00 | SeestarC天体
くじら座 C56/NGC246 Skull Nebula/Pak-man Nebula 惑星状星雲

画像イ、11/2、LPフィルター使用、47分のライブスタック
(SiriL+StarNet、GraXpertで画像処理、視野回転部分をトリミング)
昨年の観望記録では
NGC246は、地球から1600光年離れた惑星状星雲。中心にある白色矮星HIP3678(12等級)の光で輝いているとのこと。惑星状星雲としては3.8分で大きめらしい。
初見の感想はサルの顔?オバケ?クリスタルボールのような美しさないな。しかし撮り方によって印象変わるから固定観念は良くないとか思う。
Wikipediaを見て、天文ファンからPak-Man Neburaと呼ばれていると知って首をかしげながら観望。後でよく見るとスピッツアー宇宙望遠鏡の画像は確かにカシオペヤ座のパックマンに似た部分がある。さらに、観望位置をスカイサファリで確認するとさらに不気味なSkullの文字もあった。よしべやではキャスパー感覚(古いけど)のオバケを採用!
今年も印象変わってないです。あまり進歩してない?(^^;

画像ロ、Seestarアプリのアノテーション

画像ハ、導入画面

画像ニ、導入画面広域



星見娘で電視観望4189(くじら座 C62/NGC247 Needle's Eye Galaxy)

2024-11-10 01:00:00 | SeestarC天体
くじら座 NGC247/C62 Needle's Eye Galaxy(針の穴銀河?)

画像イ、11/2、60分のライブスタック
(写真アプリで調整)
NGC247は距離約1110万光年の中間渦巻銀河(カタログによっては矮小渦巻銀河)。ちょうこくしつ座銀河群に属している。

去年は37分、今年は60分のライブスタック。大星夜だしと張りきったんですが、晴れても湿気いっぱいの空だったかも(^^;
一つ賢くなったのは、『needle’s eye』が『針の穴』ということを知ったこと。銀河の上の方の暗黒帯がもう少しハッキリでれば、確かに『針』に見えて、『針穴』が見える。
SeestarS50にピッタリサイズなのでまた頑張ります(^^;

画像ロ、Seestarアプリのアノテーション

画像ハ、Seestarアプリの解説

画像ニ、導入画面広域

参考、SiriL、GraXpertでの画像処理

アノテーション

参考資料等
02) Seestarマニア Junpyさんのサイト
03)Constellation StellarScenesさん『星座』へのリンク

電視観望の記録等関連Blog












星見娘で電視観望4187(ペガスス座 C44/NGC7479棒渦巻銀河)

2024-11-07 01:00:00 | SeestarC天体
ペガスス座 C44/NGC7479
画像イ、10/9、37分のライブスタック
NGC7479は距離1億5000万光年の棒渦巻銀河。Wikipediaによれば
1784年にウィリアム・ハーシェルが発見した。NGC 7479内で超新星SN 1990UとSN 2009ifが発生している。NGC 7479はセイファート銀河にも分類され、核や外腕の部分ではスターバーストが発生している(Kohno, 2007)。極性研究により、近年、融合したものであることが示された(Laine, 2005)。
とのことです。『セイファート銀河』というのは、中心部が明るくて大質量ブラックホールがあると考えられている銀河。『スターバスト』というのは、大量の星ができているということ。『融合』?2つ以上の銀河が融合しているということでしょうか。

見かけの等級11.6、視直径約4′×3′だそうで、SeestarS50でなんとか観望できる銀河と思いました。この銀河の雰囲気は写せているかと。

画像ロ、アノテーション

画像ハ、導入画面

画像ニ、導入画面さらに広域





星見娘で電視観望4186( ちょうこくしつ座 C70/NGC300)

2024-11-04 01:00:00 | SeestarC天体
ちょうこくしつ座 C70/NGC300(Southern Pinwheel Galaxy)

画像イ、10/11深夜、60分のライブスタック
(写真アプリで調整)
NGC300は、私たちの局所銀河群とちょうこくしつ座銀河群の間にあると考えられている渦巻銀河。中西さんの本(資料1)にも掲載されている。さんかく座銀河?というような見た目。Wikipediaによれば実際共通する性質が多くあるらしい。そこに掲載されている人工衛星GALEXの画像は本当に似ている。~星見娘24より

昨年も3回撮って不充分。今年も60分もかけて不充分ですが、今まででは一番の結果。『諦めません勝つまでは』と『明日天気になあ~れ』の精神でまた頑張ります(^^;

SiriLで色々やって見ましたが渦巻銀河がわかる姿は画像イでした(^^;

画像ロ、Seestarのアノテーション

画像ハ、Seestarの解説
画像ニ、導入場面


よしべ~の業務報告
2024/11/03
昨日は何ヶ月ぶりかの大星夜
午前0時頃、M42撮って終わりにしようと
SeestarS50モザイク撮影開始
1回目42分でライブスタック止まる
2回目45分でライブスタック止まる
午前3時前、失意の中終了(^^;
1回目のライブスタックがこれ

(Seestarアプリの予定時間は1.1時間)
いい感じだったので残念
(後日M42の部分をトリミングして画像処理してみる予定)
今日も晴れ、今日はどうでしょう(^^;
そして、今日は朝から紫金山アトラス彗星、メトカーフコンポジット。成功!(^_^)
(SI9、SN12)
SeestarS50で太陽

夕方、快晴です\(^_^)/
紫金山アトラス彗星
SeestarS50で3分ライブスタック
FMA135+ASI585MC+VirtuosoGTiでSharpCapPro4.1でやっと撮れました(^_^)/

他に
FMA135+585MC
またまたM45(UV IRcut)、IC443(11/3は世界クラゲデーとのこと)、C25(テスト)、M44プレセペ
SeestarS50
NGC55、NGC7793、NGC613、Mira、M42モザイク再び