よしべや自然博物館

電視観望3年目に入りました。
相変わらず、通信販売とSNS頼りに頑張ってます。
天文未熟者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望4217(オリオン座 NGC1788)

2024-12-14 01:00:00 | SeestarEtc
オリオン座 NGC1788/LBN916
SNSでは、魔女の妹とかキツネの横顔星雲と呼ばれている方がみえます。
よしべ~は次の理由で、普段『魔女の妹』と呼んでいます(^^;
1つは、魔女の横顔星雲のすぐ北(上)に位置しており
前回、NGC1788→Seestarで魔女の横顔の鼻辺り→ASI585MCで魔女の横顔観望
今回、NGC1788観望、これって魔女の妹?と思い出し→Seestarで魔女の横顔観望。
初心者には夢の天体である魔女の横顔星雲(IC2118)を観望できました。
よしべ~には縁起のよい星雲(^^;

魔女の横顔星雲はこちら

画像イ、12/01、33分のライブスタック
AIディノイズ適用
(Affinity Photo 2.5iPad版で画像調整)
NGC1788は距離1700光年の反射星雲。後の暗黒星雲を前にある星が輝かせて見えているらしい。

魔女の横顔星雲(IC2118)のブログは既に出したし、そろそろNGC1788のブログも作らないとと画像を準備していた矢先。Xで赤い星雲に囲まれたNGC1788が流れてきて、???。よしべ~には、白い反射星雲の印象が強くて、先念してました(^^;前のブログ見返したら、赤いところ確かに写っていました(^^;画像イでは控えめなのでブログに上げた時に、見えるかどうか不安です。

なお、英語版WikipediaのReferencesではA Cosmic Bat in Flight(飛ぶ宇宙コウモリ)の見出しも。よしべ~的には、たしかにそう見えてこれが一番ピッタリ。でも魔女の横顔とセットなので、これからも魔女の妹で通します(^^;


画像ロ、導入画面広域
画像ハ、導入画面

なお、観望中は次に観望予定の魔女の横顔に意識がいっていたので、いつものアノテーション画面取り忘れました(^^;2nd出す予定なのでその時。

参考資料等
02) Seestarマニア Junpyさんのサイト
03)Constellation StellarScenesさん『星座』へのリンク
07)やっとキツネの横顔見えてきた(^^;
電視観望の記録等関連Blog





電視観望の覚書023(今さらながらに「星雲」とは)

2024-12-14 00:59:00 | 覚書・機材
星雲(nebula)とは
 宇宙に漂う、重力的に結びついた小さな物から成る天体
 *小さな物→宇宙塵・星間ガス
1、暗黒星雲(dark nebula)とは
 光を放たない星雲
 例、馬頭星雲B33
2、散光星雲(diffuse nebula)とは、
 光を放出している星雲
 例、M42オリオン大星雲(輝線星雲と反射星雲などの複合体)
1)反射星雲(reflection nebula)とは、
 光を反射している星雲
 *近くの恒星などの光を反射しているため、元の恒星とスペクトル型が一致する
 例、IC2118魔女の横顔星雲・・・近くのリゲルの光を反射。
2)輝線星雲(emission nebula)とは、
 光を放っている星雲
 *実体は高温のガス(電離ガス)。エネルギーは近くの恒星(光源)などから供給される。
特に、
HⅡ領域(HⅡ region)とは、
 電離された水素が光を放っている天体(星雲)。
 *光源となる恒星は若い大質量星。
②惑星状星雲(planetary nebula)とは、
 古い白色矮星を光源(主に紫外線)とする星雲
例、リング星雲(こと座)
③超新星残骸(supernova remnant,SNR)とは
 恒星が超新星爆発したのちに残る構造
*爆発の際の衝撃波による圧縮加熱やシンクロトロン放射の吸収により、水素が電離させられ発光することから、輝線星雲の一種として扱うこともあるとのこと。
例、かに星雲(おうし座)

翻訳読んでると、ビミョーな表現と誤訳(?)で頭が混乱してくる事がよくあるので、まとめてみました。

参考資料