かに座 M44プレセペ星団(散開星団)
FMA135+ASI585MC+UV IRcutフィルターで撮影
画像①②の中心付近
画像②60秒露出15分間のスタックされたFitsファイルから
画像③ASIAIRアプリのアノテーション(スクショ)
補正した画像②と比べるとかなり星像に違いがある。
画像④導入画面
Seestarでは全体が撮影できないこと(星見娘4034)から、FMA135+585MCでも撮影してみた。観望中はまわりの微光星の中で輝くM44が美しく目立ち、だからメシエ天体かと納得した。
画像④導入画面
Seestarでは全体が撮影できないこと(星見娘4034)から、FMA135+585MCでも撮影してみた。観望中はまわりの微光星の中で輝くM44が美しく目立ち、だからメシエ天体かと納得した。
なお、今回は観望中のライブスタック画面のスクショを取り忘れ、ASIFitsViewから、Fitsヘッダーを見て、60秒露出15分ということを確認した。
また、画像処理は、はじめてSiriLを使い、フォトメトリック色補正と、逆畳み込み(SI9の画像復元に相当)をかけて星像等を補正している。
フォトメトリック色補正は賛否両論あるらしいが、画像①と星見娘4034と中西さんのメシエ天体の本(01参考図書参照)と3つを比べるとなるほどと思うところがあった。中西さんの本は明るい星がオレンジ色にそれにおよばない明るさの星が青白く輝いて美しい。
しかし、しばらくはSiriLで画像編集する場合は、フォトメトリック色補正を使っていこうと思う。
*フォトメトリック色補正・・・人工衛星の観測データを基に、色補正する技術。
*SiriL・・・無料の天体画像処理ソフト。外国では、PixInsightと人気を二分する。
画像⑤iステラHDによる観望位置
参考資料等
電視観望の記録等関連Blog
01)電視観望の機材07(機材一覧表)
02)電視観望の機材009(スマート天体望遠鏡 ZWO Seestar S50)
03)星見娘で電視観望4034(かに座 M44 プレセペ星団)
撮影情報
2024年2月12日午後10時半頃
ベランダ プチ・リモート観測所
主鏡 FMA135+ASI585MC+UV IRCutフィルター
ガイド SV165+ASI120MM-mini+UV IRCutフィルタ一
ASIAIR Plus+赤道儀化AZ-GTi
ASIアプリにて、1分露出15分のライブスタック画像、Gain252、ディザー設定あり
SiriLで画像処理
iOS版『写真』アプリで調整