こんにちは!社労士の吉野千賀です!
週末はいかがお過ごしでしたか?
私は、昨日の菊花賞、堪能しました(TVで)。オルフェーブルの3冠達成!に歓喜しておりました。
これからジャパンカップ、有馬記念と古馬対決も楽しみになりました。オルフェーブルは、見た目もゴージャスで応援したくなります。
池添騎手、またゴール後に振り落とされてしまいました。あの見かけでやんちゃというのもロックスターみたいですね。
でも、昨年と違って、オルフェーブルが(自分のせいで)落ちてしまった池添騎手を気遣っている仕草がありました。
そこに、3冠達成までの人馬一体の絆を感じました。
さて、今週はメンタルヘルス系の話題をしていきたいと思います。
1 精神疾患の患者数の増加傾向
メンタル不調で医療機関にかかっている患者数は、10年前と比べると約1.6倍に増加しているそうです。(厚労省 患者調査)
平成11年は204万人だったのが、平成20年には323万人です。
内訳は、多いものから、
うつ病 104.1万人(H11年は44万人)→2.36倍に増加
統合失調症 79.5万人(H11年は66.6万人)→1.2倍に増加
不安障害 58.9万人(H11年は42.4万人)→1.4倍に増加
認知症 38.3万人(H11年は15万人)→2.5倍に増加
認知症が10年前と比較すると2.5倍に増加していますが、これは高齢化に起因するものと思われます。
うつ病が2.36倍に増加しており、現役世代が多く罹患されているものでしょう。メンタル不調で医療機関に行くのに、敷居が低くなっていることも関係あるかもしれませんね。
患者調査は3年に一度なので、まだH20の数字しか出ていませんが、この3年間で、うつ病と認知症がさらに増加していることは予想できますね。
2 メンタル不調で休業・退職した労働者数
メンタル不調の患者さんが増えているので、当然のことながら労働者数も増加しています。
過去1年間に連続1カ月以上休業した人、または退職した人の割合は0.4%です。(事業所統計調査)1000人に4人ということですよね。この数字は多いのでしょうか?少ないのでしょうか?外国の統計も調べてみたいですね。
2011年の雇用者数は約5500万人ですから、22万人というところでしょうか。0.4%もH19年の数字なので、もっと多いと思われます。
3 メンタル不調で休業・退職した労働者の有無 企業規模別
上記の統計で、1000人に4人という数字がでていますから、企業規模が大きいほどメンタル不調が理由で休業・退職した従業員の有無が多いであろうことは予想できますね。
H19年の労働者健康状況調査では、
5000人以上の企業で91.3%
1000-4999人で92.8%
300-999人で67%
100-299人で37.5%
50-99人で16.2%
30-49人で8.7%
10-29人で3.8% です。
1000人未満の会社なのに67%は多いように感じませんか。100人以上300人未満の会社も37.5%で、中小企業ではメンタルヘルス対策まで手が回っていない 状況があるように思います。
メンタルヘルス関連のセミナーを受けていると、早めに「産業保健スタッフ」に相談、と言われますが、皆さんの会社に「産業保健スタッフ」いらっしゃいますか?
衛生管理者、保健師などですが、中小企業だと人事労務部などが兼務していることが多いと思われます。メンタル疾患の専門知識や元々の信頼関係がないと、なかなか人事労務部に相談する気持ちになれないこともあろうかと思います。
多くの公の機関で、中小企業のために、様々なメンタル対策の支援を行っています。後日のブログで、紹介したいと思います。
また、うつ病で休業する時も、健康保険の傷病手当金は受けられます。長引いてしまった時は障害年金の対象になります。
明日は、メンタル不調・うつ病と労災 についてです。
また、競馬の話に戻りますが、競馬の予想って難しいですねぇ。
今年の菊花賞は堅いところで収まり、多くの方が払い戻しできたのではないでしょうか。
馬単400円、3連複で1050円、3連単でも2190円、全部一番人気でしたね。
こういう場合は、もっと買っておけば良かった。。。と後悔が残ってしまったり。
荒れてしまうと文無しになってしまうし。
私は、有馬記念だけ買うことにしています。1年の結果が出るので割と取りやすい感じがするので。
今年はジャパンカップの結果を見て、オルフェーブルから3連単で予想して5000円くらいは狙いたい ですね!
See you tomorrow!
Chika Yoshino
よしの社労士事務所 吉野千賀
http://www.cyoshino-office.com/
障害年金請求サポート
週末はいかがお過ごしでしたか?
私は、昨日の菊花賞、堪能しました(TVで)。オルフェーブルの3冠達成!に歓喜しておりました。
これからジャパンカップ、有馬記念と古馬対決も楽しみになりました。オルフェーブルは、見た目もゴージャスで応援したくなります。
池添騎手、またゴール後に振り落とされてしまいました。あの見かけでやんちゃというのもロックスターみたいですね。
でも、昨年と違って、オルフェーブルが(自分のせいで)落ちてしまった池添騎手を気遣っている仕草がありました。
そこに、3冠達成までの人馬一体の絆を感じました。
さて、今週はメンタルヘルス系の話題をしていきたいと思います。
1 精神疾患の患者数の増加傾向
メンタル不調で医療機関にかかっている患者数は、10年前と比べると約1.6倍に増加しているそうです。(厚労省 患者調査)
平成11年は204万人だったのが、平成20年には323万人です。
内訳は、多いものから、
うつ病 104.1万人(H11年は44万人)→2.36倍に増加
統合失調症 79.5万人(H11年は66.6万人)→1.2倍に増加
不安障害 58.9万人(H11年は42.4万人)→1.4倍に増加
認知症 38.3万人(H11年は15万人)→2.5倍に増加
認知症が10年前と比較すると2.5倍に増加していますが、これは高齢化に起因するものと思われます。
うつ病が2.36倍に増加しており、現役世代が多く罹患されているものでしょう。メンタル不調で医療機関に行くのに、敷居が低くなっていることも関係あるかもしれませんね。
患者調査は3年に一度なので、まだH20の数字しか出ていませんが、この3年間で、うつ病と認知症がさらに増加していることは予想できますね。
2 メンタル不調で休業・退職した労働者数
メンタル不調の患者さんが増えているので、当然のことながら労働者数も増加しています。
過去1年間に連続1カ月以上休業した人、または退職した人の割合は0.4%です。(事業所統計調査)1000人に4人ということですよね。この数字は多いのでしょうか?少ないのでしょうか?外国の統計も調べてみたいですね。
2011年の雇用者数は約5500万人ですから、22万人というところでしょうか。0.4%もH19年の数字なので、もっと多いと思われます。
3 メンタル不調で休業・退職した労働者の有無 企業規模別
上記の統計で、1000人に4人という数字がでていますから、企業規模が大きいほどメンタル不調が理由で休業・退職した従業員の有無が多いであろうことは予想できますね。
H19年の労働者健康状況調査では、
5000人以上の企業で91.3%
1000-4999人で92.8%
300-999人で67%
100-299人で37.5%
50-99人で16.2%
30-49人で8.7%
10-29人で3.8% です。
1000人未満の会社なのに67%は多いように感じませんか。100人以上300人未満の会社も37.5%で、中小企業ではメンタルヘルス対策まで手が回っていない 状況があるように思います。
メンタルヘルス関連のセミナーを受けていると、早めに「産業保健スタッフ」に相談、と言われますが、皆さんの会社に「産業保健スタッフ」いらっしゃいますか?
衛生管理者、保健師などですが、中小企業だと人事労務部などが兼務していることが多いと思われます。メンタル疾患の専門知識や元々の信頼関係がないと、なかなか人事労務部に相談する気持ちになれないこともあろうかと思います。
多くの公の機関で、中小企業のために、様々なメンタル対策の支援を行っています。後日のブログで、紹介したいと思います。
また、うつ病で休業する時も、健康保険の傷病手当金は受けられます。長引いてしまった時は障害年金の対象になります。
明日は、メンタル不調・うつ病と労災 についてです。
また、競馬の話に戻りますが、競馬の予想って難しいですねぇ。
今年の菊花賞は堅いところで収まり、多くの方が払い戻しできたのではないでしょうか。
馬単400円、3連複で1050円、3連単でも2190円、全部一番人気でしたね。
こういう場合は、もっと買っておけば良かった。。。と後悔が残ってしまったり。
荒れてしまうと文無しになってしまうし。
私は、有馬記念だけ買うことにしています。1年の結果が出るので割と取りやすい感じがするので。
今年はジャパンカップの結果を見て、オルフェーブルから3連単で予想して5000円くらいは狙いたい ですね!
See you tomorrow!
Chika Yoshino
よしの社労士事務所 吉野千賀
http://www.cyoshino-office.com/
障害年金請求サポート