本日からしばらく、少し物語風な書き方にしてみます・・・
◇はじめに
日本の農業は、現在経営効率の追求により大規模集約化が国策として進められています。しかし、その実態は壊滅状態に近いものがあり、大規模集約化がこの問題の解決策になりうるのかというと、決してそうではなく、付加価値の高い農作物の生産が唯一の解決策でもなさそうです。
いまやカロリーベースで国内の食糧自給率が40%を切っている(飼料は30%)日本の農業は、今後どちらの方向を選択するのか、大幅に国産を増やすのか、はたまたすべてを海外に依存するのかについては、もう少し真摯に国民全員で議論をする必要がありそうです。但し、食糧は国の経済を支える上でも大変大切なものであり、なくなって初めてその重大性に気付いていては遅いのです。廻りをすべて海に囲まれた島国である日本は、安全保障上も出来るだけ自国で栽培されたものを食する方があるべき姿なのではないかと思います。
現在の日本の農業の特徴は、
○農業人口は減少傾向にあり、農業従事者の高齢化が進んでいます
○効率を追求するあまり、耕作放棄地が増えています
○農業は産業として成り立っているとはいえず、多くの農家にとって農業は副業になっており、なかなか後継者は育っていません
○水稲だけは戦後特別扱いを受けていたものの、最近では供給過剰といわれています
これらの問題を丁寧に解決しつつ、将来の国内の農業のあり方を模索していかなければならないことを考える一方、私達に何が出来るか、明日からでも出来ることはないのか、少し考えてみたいと思います。
そのひとつが実は、『室内菜園』のススメなのです。
◇はじめに
日本の農業は、現在経営効率の追求により大規模集約化が国策として進められています。しかし、その実態は壊滅状態に近いものがあり、大規模集約化がこの問題の解決策になりうるのかというと、決してそうではなく、付加価値の高い農作物の生産が唯一の解決策でもなさそうです。
いまやカロリーベースで国内の食糧自給率が40%を切っている(飼料は30%)日本の農業は、今後どちらの方向を選択するのか、大幅に国産を増やすのか、はたまたすべてを海外に依存するのかについては、もう少し真摯に国民全員で議論をする必要がありそうです。但し、食糧は国の経済を支える上でも大変大切なものであり、なくなって初めてその重大性に気付いていては遅いのです。廻りをすべて海に囲まれた島国である日本は、安全保障上も出来るだけ自国で栽培されたものを食する方があるべき姿なのではないかと思います。
現在の日本の農業の特徴は、
○農業人口は減少傾向にあり、農業従事者の高齢化が進んでいます
○効率を追求するあまり、耕作放棄地が増えています
○農業は産業として成り立っているとはいえず、多くの農家にとって農業は副業になっており、なかなか後継者は育っていません
○水稲だけは戦後特別扱いを受けていたものの、最近では供給過剰といわれています
これらの問題を丁寧に解決しつつ、将来の国内の農業のあり方を模索していかなければならないことを考える一方、私達に何が出来るか、明日からでも出来ることはないのか、少し考えてみたいと思います。
そのひとつが実は、『室内菜園』のススメなのです。