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百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

有機農産物生産技術普及研究会

2007-12-15 21:52:00 | 循環
今日は地元で行われた「有機農産物生産技術普及研究会」に参加させて頂いた。というのは、第二部で中道さんが『意外に簡単、有機稲作!技術ポイントを大公開!』と題して1時間あまりの講演をされたからだ(具体的には中道農園のhp www.ocome.comの農園BLOGをご参照くだされ。)。
「苗の育て方」や「播種のポイント」「温度管理」「草を抑える」は大変わかりやすく、ポイントを抑えた話で大変良かった。また、最後に「自分達と、未来の子どもたちの為に」「作物の持つ力を最大限に引き出すために」「失敗じゃない、原因を考え、成功へ繋げるために」と話された内容については、彼自身の農業に対する真摯な姿勢を感じ、感激した。
ありがとうございました。

室内菜園のススメ その9

2007-12-15 21:06:44 | 農業
植物の身体で感じる温度や湿度は、大気中のものと地中のものを相互に判断した相対的な温度や湿度にいうことになっているようです。例えば、夏の暑い日や冬の寒い日には、生理上、タンパク質が変成したり酵素の機能が低下したり、様々な障害をもたらしますが、何℃がそれらの基準なのかというとそれらは明確ではなく、それらの生育状況によって異なるようです。あらかじめ高い温度と低い温度でそれぞれ生育させた生物の低温応答性を調べると、低い温度で生育させたものの方がより低い温度で低温応答を示すことがわかっています。出来るだけ低温でじっくり育てた方が、しっかりどっしりとした苗に育ち、その性格は大きくなっても継承するといわれる所以がそこにありそうです。