農業を始めてすぐに気がついたことは、本当に植物にとって大切なものは所謂3大要素の窒素(n)、リン酸(p)、カリ(k)だけなのか・・・ということです。窒素は、葉や幹を育てる、リン酸は花や実に、またカリは根を健康に育てると言われていますが、本当にそれだけでいいのか。人間や動物にとってビタミンやミネラルが必要なように、植物にとっては微量要素(・マグネシウム・カルシュウム・ホウ素・マンガン・亜鉛・銅・鉄・モリブデン等)が非常に大切な存在で、でもその必要量は極少なく、やりすぎると過剰症になることが多いようです。ホウ素やマンガンは野菜・果樹などで欠乏することが多く、土壌や作物によっては、亜鉛・銅・鉄・モリブデンなども欠乏になることがあるようです。また必須要素として硫黄・塩素・ナトリウム等もありますが、実際の圃場では滅多に欠乏になることはないようです。
また、肥料だけでなく、生育に必要な太陽の光や水、温度や風、湿度等は、その植物達の生育時期に応じ必要量が多少異なってくることも大変興味深い。
また、肥料だけでなく、生育に必要な太陽の光や水、温度や風、湿度等は、その植物達の生育時期に応じ必要量が多少異なってくることも大変興味深い。