百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

化粧品

2014-01-12 00:07:42 | Weblog
大手の化粧品会社はTV等のコマーシャルで顧客の獲得を目指すが、中小はなかなか販促経費をそこまでかけられない。ということで、何処に特長を見出だすかがポイントになるが、素材自身もベースはほぼ同様であることから、更に違いが出しにくくなっている。

ヨーロッパの有機農業

2014-01-10 23:37:55 | Weblog
ヨーロッパの有機農業は、急速に拡大していると聞くが、それぞれの国には跛行性があり、オーストリアやスウェーデン、イタリアでは有機の農業面積は9%を越えるが、それら以外の国々ではそれほどでもなく、市場規模が大きいのはドイツ、フランス、イギリス、イタリアといわれており、その規模は2兆円あるといわれてはいるが、自国で消費せれずに輸出に廻されている国々も多いという。
認証制度も複雑で、それぞれの国の思惑が交錯しており、大型化が進む農業のベースはやはり慣行農法である事実は否めない。

微生物学者

2014-01-09 00:06:36 | Weblog
東京工業大学の掘越弘毅名誉教授は「土壌の1グラムの中に1千万から10億の微生物が生きているといわれているが、現代の技術を用いてもその1~10%程度しか、我々には分離できない。知識は少しずつ広がってはいるが、まだまだわかっていないことが多い。基礎科学で自然との対話を始めたばかりであり、微生物学者が微生物と対話する方法を知ればバイオテクノロジーを進化させるチャンスを手にすることができるだろうと信じている。しかし、そのチャンスを得るためには、研ぎ澄まされた感性ととにかくやってみようというチャレンジ精神が不可欠ではなかろうか。」と語っていた。なるほど。

しばれる

2014-01-07 23:01:12 | Weblog
昨日といい、今朝といい、なかなか「しばれる」。
最低気温が0℃を下回ると、たまった水に氷が張り、土が凍る。
「土が凍る」とは、地表近くの水分を含んだ土が凍ること。
今朝のような快晴だと放射冷却によって霜柱が立ちやすい。
「霜柱」は、気温が低いときに地中の水分が毛細管現象によって地表にしみ出て柱状にとうけつしたもの。

オルタナ経済モデル

2014-01-06 22:27:14 | Weblog
大量生産と大量消費が20世紀に残した問題の数々は我々に何を教えてくれたのか。
2008年のリーマンショックは偶然な産物ではなく実体のない経済のなれの果てなのではないのか?
21世紀の我々に必要な経済は、非ー資本主義的な論理なのではないか。
経済成長以外の豊かさをみつけ、あらたな豊かさの指標をもつこと。経済が成長期から成熟期に移行するその実態を評価する指標を持つこと。そしてみんなでその指標の持つ意味合いを理解し、認識し歩むことが大切なのではないか。

米の逆輸入

2014-01-06 01:28:26 | Weblog
米の栽培技術を持って海外にいく人達がいる。かつて、車の製造技術を持って海外に出た日本の企業のように。
ただ一旦持ち出した技術は、いづれ他国の技術となり、他国の大きな武器となることだろう。
以前は何気に海外に進出していた日本企業も最近は国内に技術や特許を残しながら国内の空洞化には留意している。
農業の場合、独自の技術や特許性をどこまで保持できるか、というと全く出来ない、それぞれの土地や環境に如何に対応するか(モンサントのように無理やり羽交い締めにする場合はべつだが)が最も重要であり、そこに技術が活かされる。
また国内に安い米が入ってくることは、国内の水稲を一気に破滅に進めるだろうか。外食は、ほぼ安いお米になるだろうが、食卓にはどんなお米が・・・。もっともっと我々が努力しなければ。

モノの見方

2014-01-04 17:45:08 | Weblog
富山を中心とした同心円図をみると、なんとも興味深い結果となる。
歴史学者の網野義彦氏はこの図から「『日本国』が、国境として他の地域から隔てられた『孤立した島国』であるという日本人に広く浸透した日本像が、まったくの思い込みでしかない虚像であることが誰の目にもあきらかになる」と述べている。
実は裏日本と呼ばれていた地域こそが頻繁に大陸と交流していた表の世界であったとは、何とも面白い。

昆虫がヒトを救う

2014-01-03 22:52:42 | Weblog
「昆虫がヒトを救う」(赤池学著・宝島社新書)が面白い。
人類が属する哺乳類は4600種しかいないのに、魚類は2万種、虫類は80万種に及ぶという。
そんな昆虫達にうまく協力してもらえれば、現在人類の抱える問題はかなり解決出来るのではないだろうか、というもの。

謹賀新年

2014-01-02 19:53:27 | Weblog
元日は、天候が思わしくなく、曇天でしたので、本日改めて“初日の出”を!(といいながら、まだ陽は昇っていないのですが)
今年は・小さなことからコツコツと、今一度、原点に還り、身近なところの変革から始めたいと思います!!
何卒、よろしくお願い申し上げます。
2014.1.2