海岸にて

海が好き。時事ニュース・海外ドラマ 、日々徒然

文芸春秋 特集「誰も知らない民主党研究」

2009-08-09 | 本と雑誌

文芸春秋9月号が、「誰も知らない民主党研究」というけっこう踏み込んだ内容の特集を組んでいるそうです。 阿比留氏ブログに内容紹介記事がありました。民主党って、どう見ても怪しいし、小沢院政独裁の始まりでは、なんてことも最近よく言われていますが、それでも交代「熱」なんですかね。 民主党の正体をしっかり認識したうえでの選挙になることを願います。 後悔先に立たず、とならないように。

   

 

文藝春秋 2009年 09月号 [雑誌]
文藝春秋 2009年 09月号 [雑誌]
価格:¥ 790(税込)
発売日:2009-08-10

 

 

〈誰も知らない民主党研究〉  

鳩山由紀夫「個人資産86億円」のルーツ -自らの資産を使わず「故人献金」に走る不思議-

●右から左まで「民主党の人々」

●「次期文科相」輿石東と日教組の蜜月

●16兆円マニフェストを検証する

小沢チルドレン100人で「田中派」復活

●「高速無料化」最後に笑うのは役人だ    etc

 

 

 

自民評価、やや持ち直し…読売ネット調査

(一部抜粋)   平日の1日のテレビ視聴時間ごとに比例選の投票先を見ると、30分未満の人は自民党24%、民主党29%と5ポイント差だったが、2時間以上・3時間未満は自民党17%、民主党38%で、視聴時間が長いほど民主党への支持が強まる傾向が出た。 (最終更新:8月8日2時22分 読売オンライン)

 

 

TVの”偏向実績”とも言えそうな数字です。 それから、民主党議員や候補者にTV局や新聞社出身者が目につくのですが、マスコミが「報道」を使ってだけでなく、より直接的に政治に影響力を持つことになるのでは、と、最近とても気になっています。 

 

 

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『SAPIO』 最新号 民主党批判特集

2009-07-23 | 本と雑誌

転載情報です。 〈FreeJapan より)

 

 = = = 転載= = = = = == =

 

民主党政策批判特集 / SAPIO New!

小生の手元に、明日(22日)発売の『SAPIO』が届きました。その特集は、民主党政策批判のオンパレードです。

これだけ纏まって、民主党の政策の危険性を特集した雑誌は初めてでしょう。

民主党の危険性を、友人知人に説得しても聞き入れられない、インターネットユーザーの皆様、この22日発売号の『SAPIO』は、民主党攻撃の決定的な武器になります。
このようなタイムリーな特集は、天の采配としか思えません。

その内容は、以下の通りです。

民主党政権・鳩山内閣への重大なる懸念〉

「鳩山談話」を危惧する/櫻井よしこ。

「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」という“友愛精神”の耐え難い軽さ/西尾幹二。

「国会図書館法改正法案」という名の“反日法案”を見逃すな/西村幸祐。

新政権の教育政策は日教組のクビキから逃れられない/本誌編集部。

他7レポートが掲載されております。

いままで、友人知人に説得しても相手にされず、腐っていた方々には、強力な援軍になることでしょう。

全自民党支持者必携の特集号です。

『SAPIO』編集部が、腰を抜かすぐらいの強烈な宣伝をして、『一度民主党で国滅ぶ』の武器とし、覚醒しているインターネットユーザー全員が民主党攻撃の武器に所持しましょう。

その結果、『SAPIO』民主党政策批判特集号で、民主党政権への風向きが変わってしまった、と、歴史的に評価されることを祈っています。

http://mizumajyoukou.jp/ ネットだけ転載フリー

ジャーナリスト・水間政憲

= = = = = =転載ここまで= = = = = = =

 

 

次の選挙は、重大です。選挙前に、参考までに一冊!

 

 

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本 『自由と民主主義をもうやめる』

2009-05-06 | 本と雑誌

連休中、『パール判事の日本無罪論』と一緒に注文した数冊の本がamazonから到着。そのうち漫画三冊(『チェーザレ』5・6、『ピアノの森 15』)はあっという間に読んでしまって、あとの三冊が、『パール判事~』 『台湾人と日本精神』 『自由と民主主義をもうやめる』。そのうちの一冊ですが、とても面白く読んでいます。

 

自由と民主主義をもうやめる (幻冬舎新書)

自由と民主主義をもうやめる (幻冬舎新書)
価格:¥ 798(税込)
発売日:2008-11

 佐伯啓思

商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
アメリカの金融破錠は、自由と民主主義の名の下に個人の飽くなき欲望を肯定し、グローバル化を強引に主導してきたアメリカ的価値の破錠でもあった。それに追随し、経済だけでなく政治、人心のあらゆる局面で崩壊の危機に瀕する日本。もはやアメリカとの決別なくして再生はありえない。今こそ、「私」ではなく「義」を、「覇権」ではなく「和」を是とする日本的価値を、精神の核に据え直すときなのだ。今日の危機に早くから警告を発してきた思想家があらためて問う「保守」という生き方。 
(amazonより)

目次

第一章 保守に託された最後の希望

第二章 自由は普遍の価値ではない

第三章 成熟の果てのニヒリズム

第四章 漂流する日本的価値

第五章 日本を愛して生きるということ

 

あとがき (より、一部抜粋)   「・・しかし、日本では、どうも、「自由」や「民主主義」と言ってしまえばそれですべて片づくといった風潮が強く、なかなかまっとうな批判も耳をかたむけてもらえません。  

 だけど、考えてみてください。「自由」や「民主主義」がそれ自体で無条件によいものだ、などと言うほうが暴論ではないでしょうか。「自由」はすぐに「放縦」へと流れますし、「民主主義」のほうも、たとえば「民意」が正しいという保証はどこにもありません。

 だから、「自由」が大事だということは、「自由」で何をするかという、その「内容」と分けることはできません。また、「放縦」を抑えるための規範とも分けるべきではありません。「民主主義」にしても、「国民」のなかに良識があればこを成り立つわけです。」

 

  

こういうブログをやっているので、「日本は、これからどうしたらいいのだろう」などと漠然と思ったり、また「保守とは何だろう?」という問いも漠然と頭の中にあるものの、明確に答えられるはずもなく。

 

この本は、現在の経済危機の経済学的考察から、ヨーロッパ発祥の近代社会思想、近代的価値である、「自由」や「民主主義」がどのような意味をもつものなのか。 進歩主義至上で突っ走るアメリカと違い、ヨーロッパで「自由や平等という新しい近代の価値」と「伝統に立脚した価値観」が、なぜ、あのように共存していているのか? 佐伯氏の「ヨーロッパが近代に対していかに警戒感を持っているか」という言葉は、大変印象的でした。

明治以後、日本が独立国であるために、欧米の「近代的価値観」を一途に追い求めたこと、敗戦の結果として受け入れざるを得なかったアメリカ追従のその結果として、何を失ったのか。戦後の唯一の成功分野だった経済さえも大きな打撃を受けた日本が、これから、何をよりどころにして、生き延びるのか?などの問いが投げかけられています。世界と日本の、経済、政治と社会思想などが包括的に語られており、日本がこれから「どういう日本」を目指すべきなのかを、考えさせられます。

 

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本棚の本「火車」

2007-08-08 | 本と雑誌

本棚にある「火車」というもうカバーも外れた古い本に目がとまりました。これは、宮部みゆきさんの初期の作品で,たしか文学賞もとった作品だったと思います。

お話は、クレジット・サラ金問題が世間に拡がり話題になり始めた頃、

借金のために家族はばらばらになり、追いかけれてくる借金取りに結婚さえも壊された主人公が、生きるために、最後には人を殺し、その戸籍を盗もうとするミステリー。

刑事が疑念を追いかけるうちに、まだ見ぬその女性の孤独で追い詰められた心にちかづいていくお話。まだ見ぬ彼女を探し、やっと追いつめた刑事が、はじめて現実の彼女と会う最後のシーンがたいへん印象的で、

本のカバーもなく、ページも茶色になっているのに、カバーの代わりに透明のカバーをかけてあります。あの最後のシーンを読むために、もう一度最初から読んでみようと思わせられる作品です。