海岸にて

海が好き。時事ニュース・海外ドラマ 、日々徒然

自民党の敗北に思うこと

2009-08-31 | 自民党

【自公落城】(上)奈落の底に漂う虚脱感 (3/3ページ)  2009.8.31 01:13

(一部抜粋)

午後8時、投票が締め切られたが、記者会見場に現れたのは菅義偉選対副委員長1人のみ。テレビ各社が自民党惨敗の出口調査結果を次々に報じると「まさかと思っていたが、これが現実なのか。目に見えない地殻変動が起きていたのではないか。私たちは国民目線から遠くなっていたのか」と絶句した。

(中略)

首相は党再生への道筋を問われ、こう答えた。

 「自民党は保守政党だ。守るべきものは守るために変えるべきものは変える。家族であり、地域であり、国を守る。日本の寄って立つ基盤は保守的なものだ。これを肝に銘じなければならない

 保守政党として再出発できるか。自民党は岐路にさしかかっている。 (MSN産経)

 

 

 

「まさか、ここまで」というほどの大敗北。 「国民目線から遠くなっていたのか」と言う菅氏の言葉は、その通りだと思います。 ”自民党の凋落”は、「日本国民の生活の凋落」、自民党はそれに鈍感だったのではないでしょうか。

 

私自身は”表から見えにくい民主党の売国政策”を知っているので、民主党に投票することはあり得ませんが、自民党に投票していた人々が、民主党に走った気持はなんとなくわかるのです。

数年前に非正規雇用(パート)をしていた時、雇用形態が違うことで、結果的に収入にとんでもない差がついてしまう、いわゆる格差に気づき、 日本社会の「面変わり」驚きました。見渡せば、正規雇用者として雇われる人は一部になっていて、ということは、低収入で社会保障の枠外にいる人々もあふれているということです。昔は(ほとんどの人は正規雇用だったので)真面目に働ければ、今よりも生活がよくなるだろう未来が、ある程度描けました。今はそれができない、十年後どころか一年後もわからない。特に若い人達の雇用は、仕方がないでは絶対に済まない、国の未来に関わる大問題です。

  

与党が、この現実を「なんとかする気がある、なんとかできる」とは思えない、という鬱積したものが、この結果を生んだのでしょう。 少なくない国民の切迫した生活維持不安ー社会構造の大きな様変わりがもたらした、”つけ”を、自民党政権は把握しきれていなかったのではないかと思うのです。 自公政権が始めた「構造改革」は宙に浮いたまま、着陸点も見えず、その総括もできず。 大きな部分での柱も芯もなく、小さなところでいちいちもめている自民党の内紛や混乱は、改革がもたらした現実社会のひび割れや混乱をそのまま映しているかのようです。 

 

しかし、この敗北は、”アンチ現状”の思いが手近な民主党に流れたという意味であり、皆が寄ってたかって(特にマスコミが) 国民の現状への不満を、たまたまそこにあった”受け皿”に誘導しただけ、とも言えます。 誘導されてその通りになってしまう国民も国民ですが・・。

 

自民党に思うことは、これをなんとか”よい機会”としてもらいたいということ。 まずは公明党と手を切ってもらいたいと思います。(自公連立では大事な部分が後回しにされてしまう。日本人のための保守政党にはなれないだろう)

自党が一度は”よし”と思って始めただろう「構造改革」の意味や長短を、自民党内でしっかり総括して見極めるところから始めてもらいたい。 また、保守政党として譲れないもの捨ててはならないものを強く共有してもらいたいと思います。それから、”経済の成長”だけで日本はよいのかということ、日本人の生活がひどい状態なのに、外国人保護や優遇を考える余裕があるのか等々・・真に「日本人のための日本の政党」として、強固な思いを共有して再出発してもらいたいと願います。

 

「民主・鳩山政権」が”日本の夜明け”になることなど、あり得ません。これから何が起こるのか、それを考えると「恐怖」です。しかし、民主党は大きくなっただけ分裂する可能性は増したとも言えるわけで当面、民主党の「隠された政策」が表に出てくる日を遠ざけながら、その間に、小さくても強い自民党の再起を待ちたいと思います。

 

  

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民主・鳩山政権の誕生・・ 

2009-08-31 | 民主党

民主党が「絶対安定多数」ということは、外国人参政権など民主党の隠された売国法案もすんなり通ってしまうということでしょうか。民主党内の保守派が反対しても多数決で通されてしまいます。 日本は終わりますね・・恐怖に慄いています。 

 

鳩山氏の米紙へ投稿も、一国の首相候補とは思えないあまりに稚拙な内容で、国際社会の困惑と”もの笑いの種”になるのではと心配しています。 アメリカと距離をとり、「東アジア共同体」とか「アジア共通通貨」…中国と韓国は大喜びでしょうが、一体、日本と日本人にどんな利益があるのか。日米同盟はどうなるのか・・。

こんな「鳩山政権」を作ってしまうほどに、「日本」の社会全体が本当に混迷していたのだ、ということでしょうね・・

 

民主党の政策の中で、当面、ものすごく気になっているのは、「CO2の30%(05年比)削減」。 国際社会に向けてこんなことを公言して日本は一体どうなるのか、 国が立ちゆかくなるほどのダメージを受け、国民生活に恐ろしい負担を強いることになるのではないかと。

 

 

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米紙に寄稿の「鳩山論文」相次ぎ批判

2009-08-30 | 民主党

米紙に寄稿の「鳩山論文」相次ぎ批判 米国内の専門家ら   2009年8月29日3時8分

 【ワシントン=伊藤宏】民主党の鳩山代表が27日付の米ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)に寄稿した論文をめぐり、米国内に波紋が広がっている。「米国主導」の世界経済の体制を批判的にとらえ、アジア中心の経済・安全保障体制の構築を強調した内容が、米側の目には「現実的でない」と映るようだ。専門家らの間には日米関係の今後に懸念を抱くむきもある。

 鳩山氏は論文のなかで、「冷戦後、日本は米国主導の市場原理主義、グローバリゼーションにさらされ、人間の尊厳が失われている」と指摘自ら掲げる「友愛」の理念のもと、地域社会の再建や、東アジア地域での通貨統合と恒久的な安全保障の枠組みを作る考えを強調した。

 これに対し、日本政治に詳しい米外交問題評議会のシーラ・スミス上級研究員は27日、朝日新聞の取材に「グローバリゼーションは米国式の資本主義、との批判だが、これはG20における日本の役割にとって、何を意味するのか。民主党政権は国際通貨基金(IMF)体制の支援から離れて、他の体制を見いだすのか。経済再生の努力から優先順位を移すのか。米ドル体制の支援とは、別な立場をとるのだろうか」と疑問を投げかけた。

 元米政府関係者は「オバマ政権は、(鳩山氏の)論文にある反グローバリゼーション、反アメリカ主義を相手にしないだろう。それだけでなく、この論文は、米政府内の日本担当者が『日本を対アジア政策の中心に据える』といい続けるのを難しくするしG7の首脳も誰一人として、彼の極端な論理に同意しないだろう。首相になったら、評論家のような考え方は変えるべきだ」と批判した。

 別の元米政府関係者も「グローバリゼーションについての米国への批判は一方的に過ぎるし、日米同盟の重要性に触れたくだりも、非常に少ない。鳩山氏はもっと日米関係に理解のある人だと思っていたが、変わったのだろうか」と話す。

 ニューヨーク・タイムズとワシントン・ポストは、いずれも27日付で、日本の総選挙に関する記事を掲載。いずれも民主党が勝利して政権交代が起きる可能性が高いことを伝える内容で、今回の総選挙に関する米国の関心の高さを示している。 (asahi com)

 

   

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白地に赤く日の丸染めて

2009-08-29 | 日記・エッセイ・コラム

ここしばらく、街頭演説で日の丸の小旗がはためいている写真をけっこうたくさん見ました。スポーツ以外でこういう光景を見るのはめずらしく不思議な感覚で、ちょっと感動。 本来、これが当たり前だと思うのですが。パソコンで図を書けるほどのスキルはないのに、ペイントで国旗づくりに挑戦してみましたよ。 まん丸を真中に書けなくて、何度もやり直し。上手くできたかなぁ・・♪白地に赤く日の丸染めて・・ 

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明日は、衆議院議員総選挙です。わが国日本の行方を左右する重大な選挙です。よい選択を。

 

   

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マスコミの本音

2009-08-29 | マスコミ

メディア政策:新政権に望む 「表現・報道の自由」規制、デジタル社会、そして・・

1999年から続いた自民、公明の連立政権下では、個人情報保護法の制定をはじめ、「表現・報道の自由」への規制が強まった。この約10年は、インターネットなど本格的なデジタル社会の到来で、新聞事業が大きく揺さぶられた時期とも重なる。衆院選(30日投・開票)で誕生する新政権に望むメディア政策について、ジャーナリストの原寿雄氏、服部孝章・立教大教授、音好宏・上智大教授の3人に聞いた。【臺宏士】

   

 ■新聞への公的支援論議を--ジャーナリスト・原寿雄

 インターネットの普及によって、読者離れと広告離れが深刻化し、いまのままでは日本の少なくない新聞が廃刊や経営規模の縮小を迫られるのは必至だ。不動産収入や映画製作への参加など本業以外をみても、新聞を支えてきた購読料と広告料に代わる収入源は見つからない。

 米国ではより深刻で、1紙しか残らない地域も増えているようだ。インターネットは、オピニオンを飛躍的に発展させたが、その基礎となる「事実」は、自分の仕事や趣味の情報にとどまるというパーソナルメディアとしての限界がある。一方、新聞ジャーナリズムは、公器として権力の監視や社会正義の追求をはじめ公共的な情報をいち早く豊富に安価で提供してきた。恒常的で組織的な取材、調査・分析力。そして、特定の利害に左右されない道義性の高さを肩代わりできる媒体は、当面ほかに見当たらない。

 廃刊相次ぐ米国では公権力を監視する力が弱まりかねないという声が広がっている。連邦議会では、新聞の再編を容易にするための独占禁止法の緩和やNPO化による税制上の優遇措置などが論議され始めた。欧州では新聞の公共意識が強い。言論の独占を避け、多様性を重視する観点から、スウェーデンでは弱小新聞への助成策があり、仏では税制上の優遇に加え新成人への新聞の1年間の無料配布も打ち出した。

 民主主義社会ではジャーナリズムが不可欠だ。日本では社会文化政策として新聞ジャーナリズムの公的な支援論議はほとんどされてこなかったが、いまこそ始める時ではないか。再販制度や特殊指定制度は、新聞事業を維持するために、その意義が一層強まった。

 欧米の政策を参考にした税制上の優遇や、教育文化政策の一環として、ジャーナリズムの社会的な重要性を学ぶためのカリキュラムを強化したり、義務教育が修了する15歳を機に新聞の1年間無料配布を検討してもいい。年500億円で足りよう

 新政権をはじめ各党は、社会政策としてメディアのあり方を考える担当を設けたらどうか。新聞界も、経営合理化の徹底や紙資源の保護を含む販売面の刷新、調査報道の充実、取材報道倫理の向上など、新聞が民主主義社会に不可欠な存在であることを証明する努力がもっと必要だ。

(続きあり)    毎日新聞 2009年8月24日 東京朝刊http://mainichi.jp/universalon/clipping/archive/news/2009/08/24/20090824ddm012040004000c.html

   

 

 

 

「自公政権の10年、報道機関については、個人情報保護法(03年成立)などメディア規制色の濃い法律が相次いで成立したことの影響が大きい。」

  

なぜこれほどまでにマスコミが、安倍政権、麻生政権など自民党を目の敵にして攻撃してきたのか? なるほど、そういうことだったのですね。この記事を読んで合点がいきました。この毎日記事では、「お仲間」ジャーナリストや学者がいろいろと得手勝手な理屈を並べているが、要するに、マスコミ側は自民党のメディア政策を気に入らなかった、ということらしい。

  

そしてここにきて、原氏は新政権に、新聞に公的支援をせよと、はやくも”おねだり”をしている。「年500億円でたりよう」と。・・・・(エゴ丸出し。それに、この薄気味悪い高飛車さ。マスコミ人の奢りとでもいうのでしょうか)

  

「特定の利害に左右されない道義性の高さ」・・新聞が?ちゃんちゃらおかしい。(毎日新聞のあり得ない不祥事こちら) マスコミは「自分の利害」と「特定の利害」に奔走しっぱなしではないか。 マスコミの自民党へのネガティブキャンペーンはすさまじかった。今のマスメディアは「公平中立性」などからは遠く離れた、少数の独占的利権団体である。彼らは報道を手段にして、自分達のために「必要あり」と思うところに、恣意的にその力を振るってきた。 この巨大な力をもってすれば、政府であろうと誰であろうと叩き潰されてしまう。マスコミはその力を使って、自らの利益や目的のために、「国民のためのものであるはずの政治」に影響を及ぼそうと企てている。なんと恐るべき組織群ではないか。 (マスコミは、自身の巨大な影響力をよく知っている。裏を返せば、「報道」を握っている者が「誰か」ということは”重大”だと思う

 

マスコミ的には、やっと自公政権を追い詰めて、公金を合法的に手に入れる一歩手前までこぎつけた、というところなのだろう。

  

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「東アジアで通貨統合~」と米紙に寄稿

2009-08-28 | 民主党

東アジアで通貨統合、安保協力=民主・鳩山氏が米紙に寄稿 

 【ワシントン時事】民主党の鳩山由紀夫代表は27日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)に「日本の新たな道」と題する論文を寄稿、東アジア地域で通貨統合や恒久的な安全保障の枠組みづくりを目指す考えを示した。
 鳩山氏は「イラク戦争の失敗と経済危機により、米国主導のグローバリズムの時代は終焉(しゅうえん)し、多極化の時代に向かっている」と指摘。その上で、持論の「友愛」精神から導かれる国家目標として「東アジア共同体創設を提唱した。 
 さらに、その具体化のため、安定した経済協力と安全保障の枠組みをつくるべきだと主張、「それが米中両国のはざまで日本の政治的、経済的な独立を守るための適切な道だ」と強調している。(2009/08/27-22:41) 
  (時事ドットコム)

 

 

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マスコミの暗躍

2009-08-27 | マスコミ

新聞社サイトを巡っていたら、47ニュースで、こんなトピックスを見つけた。

題して大転換」。・・何が「大転換」なんだよと覗いてみたら、第1部「世界が変わる」~第3部「日本人が変わる」~第7部「食が変わる」という、今年の1月1日から始まって今も連載中の共同通信の”変わる変わる”大特集。 ・・日本人が変わる」? 

少し遡って読んでみたら、「迷走する金融資本主義」に始まり、派遣村、フランスの極左政党「反資本主義新党」、来るべき「移民国家」などという言葉も躍っている。

  

マスコミそれぞれの傾向と言ってしまえばそれまでだけれど、共同通信は半年以上前から、「大転換」なるタイトルをつけた特集も組んで、工夫を凝らして頑張っていたのですね。 マスコミって”職権を最大限に活用あるいは乱用して、いろいろとやっているんだなあとつくづく思うのでした。

記事一つ一つがどうのと言う気はないけれども、巧妙に織り込まれた意図が透けて見える記事を読むのは、不愉快なもの。マスコミへの不信は募るばかり。

 

 

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景気はこの先どうなるの

2009-08-26 | 政治〈国内〉

自動車、建設は「雷雨」 21年度の業種別景気予測 2009.8.26 19:10  

帝国データバンクは26日、主要44業界50分野の平成21年度の景気を示す「天気予測」を発表した。  前年度に続いて最悪の状態である「雷雨」とされたのは自動車製造、建設、紙・板紙製造、出版社・出版取り次ぎの4分野。鉄鋼や新型インフルエンザで打撃を受けている旅行、旅館・ホテルの3分野も、「雨」から「雷雨」に変更された。

 帝国データバンクは「企業業績の本格回復への道のりは遠い」と分析している。  「天気予測」は、最も良い状態を示す「快晴」から最悪の「雷雨」まで7段階で各分野の景気を予想。「快晴」とされた分野はなく、20年度は「晴れ」だった総合商社とコンビニは、それぞれ「薄日」、「曇り」と予想した。  (MSN産経)

 

 

株価はじわじわと上がってきているようだが、帝国データバンクによると「企業業績の本格回復への道のりは遠い」・・う~ん、どうなるのだろう・・。

 

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「クレジットカードの偽造工場摘発」

2009-08-26 | 中国

東京・江戸川区でクレジットカードの偽造工場摘発、中国人の男逮捕

クレジットカードの偽造工場が摘発され、中国人の男が警視庁に逮捕された。工場からは、偽造前のカードおよそ9,000枚が押収されていて、被害額は1億1,000万円にのぼるとみられている。
不正電磁的記録カード所持の疑いで逮捕された中国人の陳輝容疑者(23)は、東京・江戸川区のアパートの部屋に、他人名義の偽造クレジットカード1枚を所持していた疑いが持たれている。
この部屋は、偽造カードの工場となっていて、警視庁は、偽造前のカードおよそ9,000枚を押収している。
陳容疑者は、「去年(2008年)6月以降、3,000枚以上カードを偽造した」などと供述しており、被害額は1億1,000万円にのぼるとみられる。
警視庁は、組織的な背景があるとみて、陳容疑者を追及している。
(08/25 17:04)(FNNニュース)
 

 

先月だったか、外国人登録証7500枚偽造で中国人4人逮捕というニュースもありました。 一人の逮捕で被害額1億1000万円・・こういう偽造犯罪の被害規模はものすごく大きいのではないかと思う。 警視庁もですが、入管にも不法滞留対策などを頑張ってもらいたいと思う一方で、そういえば7月1日から「中国人個人観光客ビザ発給」 ・・これでは手に負えなくなるのではと心配になります。

  

 

 

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武村氏が指摘する3大懸念

2009-08-23 | 政治〈国内〉

【09衆院選】証言・政権交代(3) 武村正義が指摘する3大懸念 (1/2ページ)   2009.8.23 16:03

(一部抜粋)

今回の選挙で政権が交代した場合、3つの懸念を示した。

 1つ目は「トップのスキャンダル」。首相にスキャンダルが明るみに出れば、追及の矢面に立たされ、国会答弁などで繰り返し説明を求められる立場になる。野党の立場でも、スキャンダルは打撃だが、与党になればその比ではない。  「細川内閣でも細川護煕元首相は野党からの追及に苦しんだ。野党のトップのスキャンダルは記者会見をすれば収まることもあるが、首相はそうはいかない」  《細川元首相は当時、自らの借入金未返済問題が浮上した際、野党だった自民党から激しい追及を受けたが、疑惑をぬぐい去ることができず国会が空転。細川政権の求心力低下の一因とされている》

 2つ目は「公約実行の財源」だ。「日本の財政はただでさえ大赤字。マニフェストには多くの公約が示されているが、この国の財源は余裕がない。節約も簡単にできるものではない」と述べる。

 3つ目は「官僚との連携」。民主党は脱官僚をスローガンに掲げているが、「政治家は大きな方針を示すことが大事だが、実際の動きはまじめな官僚たちに依存している。彼らが、やる気を失うと、何もできなくなるのではないか」と懸念する。   (MSN産経)

 

 

政権交代の3代懸念。

トップのスキャンダル、財源、官僚との連携

つい15年ほど前のご経験からとはいえ細川内閣・官房長官)武村氏には、誰にでも想像できることをまとめていただいています。  国民にとっても、今からはやくも目に浮かぶような、切実な心配事です。

 

 

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マスコミは特権階級か

2009-08-23 | マスコミ

鳩山氏、自民また政権取り戻して 余裕のエール

 民主党の鳩山由紀夫代表は21日、鹿児島市内の街頭演説で「民主党が政権におごるようなら、つぶしていただいて結構だ。その時には自民党が頑張って政権を取り戻してもらいたい」と述べた。各種世論調査での優勢が手伝ってか、自民党に余裕のエールを送った格好だ。

 鳩山氏は「自民党が悪くて、民主党がいいと自慢するつもりはない。一緒に政策論争し二大政党政治を定着させたい」と述べ、自民、民主両党が政権交代を繰り返す政治の姿が望ましいとの考えを強調した。

  一方、麻生太郎首相はこの日も民主党に対する「ネガティブキャンペーン」を展開。福島市などでの演説で「自民党は、ばらまきだけの民主党とはわけが違う。政権交代の先にあるのは混乱か。景気後退か」と訴えた。同時に「民主党が国旗を振るか、日教組が学校に掲げるか。われわれは保守の党だ」などとアピールしていた。(共同通信)  (京都新聞)

 

 

マスコミだけは、いつでもどこでも、言いたい放題書きたい放題。公平さを必死で装っても、言いたいことが透けて見えるような、嫌らしい記事の書き方だと思う。政党や団体や個人が制限を受けても、マスコミを止めるものは何もない。 国の行方もマスコミ次第かもしれない。

 

 

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日本の言葉

2009-08-22 | 日記・エッセイ・コラム

夏目漱石の『虞美人草』という本を読み始めた。さすがになんと文章の上手いこと!と驚嘆していたら、こんな文に行き当たった。

  

行く路の杉に逼って、暗きより洩るるが如く這い出ずる日影蔓の、足に纏わる程に繁きを越せば、引かれたる蔓の長きを伝わって、手も届かぬに、朽ちかかる歯朶の、風なき昼をふらふらと揺く。」

 

 

読んでいて、ん・・?どこかで読んだことがあるような感覚・・、万葉集の時代の「長歌」ってこんな感じじゃなかったっけとふと思う。 意味がよくわからない古文を、意味がしっかりわかる言葉で読んでいる感じ。

 

読み返してみれば、この文は、ほぼ五七五七五七、・・七五調のリズムがしっかり基本になっている。こういうリズムは、現代の小説ではほぼ失われてしまっている。(短歌和歌、かろうじて詩の中には生きているだろうけれども) この時代の小説家はこういうリズムに身を任せたり離れたり、自由に駆使して文章を書いていたのか。日本語の変遷というのか、日本語の歴史を感じてしまう。 大昔の日本語と現代の日本語の、そのあいだの時代の文章は、なにかとても魅力にあふれている。

 

 

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「永住外国人への地方参政権付与」についてのアンケート

2009-08-21 | 政治〈国内〉

永住外国人への地方参政権付与」/「容認する?」   2009.8.20 12:25

このニュースのトピックス:eアンケート

 民主党の鳩山由紀夫代表は今年4月(当時幹事長)、「日本列島は、日本人だけの所有物じゃない」と発言し、波紋を呼びました。しかし、参政権は憲法にもうたわれた国民固有の権利であり、地方参政権に限っても「外国籍者には認めるべきではない」という反対論が強く、同党内にも異論があります。 (続きあり) (MSN産経)

 

 

  

産経のサイトに「eアンケート」というコーナーがあり、今回のお題は永住外国人への地方参政権付与」/「容認する? ・・・このアンケートの返答を考えながら思ったこと。

 

多くの国民はそもそも、「永住外国人とは誰か」について、ほとんど知らないのではないか。 特に永住外国人のうち、半数を占めている「特別永住者」については、「通名」を名乗っていることも多いせいか、その存在自体が(外国籍者であることなど)見えない、見えにくい。 (「通名」は在日外国人に関する問題をより見えにくくし、結果的に隠蔽し、いっそう複雑化させていると思う

  

参政権とは政治に参加する権利で、これを外国籍者に付与という話は、「日本国の主権」に関わる問題である。 折から「地方分権」「地域主権」なる話も提示されており、ならばいっそう広く深く議論されなければならない国民的大問題のはずである。

 

 

対象がよく見えないまま、国民に広く知られないまま、性急に重大な話が提示されている。このこと自体、国民にとって尋常なことではない。

  

 

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マスコミのマスコミによるマスコミのための

2009-08-19 | マスコミ
小社会   2009年08月15日08時03分

「だますものだけでは戦争は起こらない」と、映画監督・脚本家の伊丹万作(十三さんの父)が「だまされる側の責任」を問い掛けたのは敗戦翌年の春だった(「戦争責任者の問題」)。

当時、国民の間には「だまされていた」という空気が広がっていた。学校教育や新聞・ラジオが聖戦をあおり、情報が閉ざされていた戦前から戦中。不敗を信じていた多くの国民が、敗戦を経て「だまされた」との思いを抱いたのも無理はないだろう。

伊丹はそんな風潮を苦々しく受け止めていたようだ。厳しく批判する。たとえ重さは異なるにしても、責任はだます側、だまされる側の両方にある。そして「だまされるということ自体がすでに一つの悪である」とまで言い切る。

強い反発があるだろう。それが当然でもある。戦争に駆り立てた軍や政府、さらに加担したマスコミなど「だます側の責任」を軽くしかねない。いまふうにいえば、「自己責任」を強調することにもつながろう。

ただし、「『だまされていた』といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう」との言葉は重く響く。戦後の歩みを振り返ると、最近の小泉構造改革を含め、多くの国民が後で「しまった」とほぞをかんだ例は少なくないはず。

伊丹は「なぜそんなに簡単にだまされるのか」という怒りを胸に、1946年9月に世を去った。きょうは終戦記念日。 
(高知新聞)

  

 

   

なぜそんなに簡単にだまされるのか(伊丹氏)・・戦前も今もマスコミが果たした役割を考えると、よくこのような記事を書けたものだと思う。 マスコミの情報操作が上手かったから、とで言ってもらいたいのか? 

 

歪曲情報拡散を実行しているのは、昔は新聞とラジオ、今は新聞とテレビである。全ての情報の中核にいて大きな役割を果たしているのはマスコミ自身である実行部隊であったマスコミ自身の責任は、何なのか?

   

昔に限らず今も、情報の小細工大細工、再生産なら、お手の物なのだろう。 「だまされていた』といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう」という伊丹氏の言葉を持ちだして、「戦後の歩みがどうの構造改革がどうのと書いて、「きょう終戦記念日」という言葉で締めくくる。まったく気味の悪い論理展開である。

  

戦後、マスコミはより主体的になり、いっそう巨大化した。マスコミはまともな情報もそうでない情報も、情報を上手く調理して利用する。 自身の”責任隠蔽、責任転換”も仕事のうちなのだろう。 

  、

 

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〈民主党〉日章旗切り刻んで民主マークをつくる

2009-08-17 | 民主党

日章旗切り刻み民主マーク!鳩山氏「神聖なマーク、きちんとつくるべき」 2009.8.17 17:53 (写真あり) 

鹿児島県霧島市で8日に開かれた民主党の衆院選立候補予定者の決起集会で、2枚の「日の丸」を切り刻んで重ね、民主党旗として掲揚していたことが分かった。集会には小沢一郎代表代行も出席しており、「切り刻んだ国旗」は民主党のホームページにも一時掲載されていた。

 麻生太郎首相が17日に行われた日本記者クラブ主催の党首討論会でこの事実を指摘し、「国旗を切り刻むとはどういうことか。信じたくない。とても悲しく許し難い行為だ」と批判した。

 民主党の鳩山由紀夫代表は「そんなけしからんことをやった人間がいるとすれば大変申し訳ない。それは国旗ではなく、われわれの神聖なマークなので、きちんと作られなければいけない話だ」と述べた。  (MSN産経)

    

  

 

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