安倍氏、自民新総裁に…決選投票で石破氏を逆転
26日に投開票が行われた自民党総裁選は安倍晋三元首相が、国会議員による決選投票で108票を獲得し、石破茂前政調会長を19票差で破り、第25代の新総裁に選出された。
第1回投票では、石破茂前政調会長が199票(党員票165、国会議員票34)を得て1位となったが、過半数に届かなかった。安倍氏は141票(同87、同54)を獲得し、計96票だった石原伸晃幹事長をかわして、決選投票に進んだ。
総裁選史上、決選投票で逆転劇が起きたのは、岸信介、石橋湛山、石井光次郎の3氏が出馬した1956年12月以来。総裁の再登板は、結党以来初めてとなる。 (2012年9月26日14時16分 読売新聞)