詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

大晦日。

2023-12-31 11:00:33 | 千駄記

俺が俺である証明が干支かよとぶっきらぼうに龍と答える

        石川幸雄「俺が俺である」現代短歌新聞2024.1.5号

 

短歌系総合誌紙ではひと足早く新年号が書店に並ぶ頃。

干支特集が組まれる誌紙もいくつかあるのだろう。

来年は辰。「現代短歌新聞」とは少し縁遠いのだが、

今回書かせてもらった。ありがたし。

「辰年の歌人」という括りに自分がいるのがうれしい。

 

電話でもろもろの手続きをすることも少なくなったが

「ご本人の確認」で干支を言わされるってなによ!

何の証明にもならないじゃん。自分の干支なるものを

知っていて当たり前の時代ではもはや、ない。

             

12/31(日)曇から

 

大晦日。大晦日、大晦日と意識しながら工場にやってきた。

朝戸出に町が濡れていた。雨が降ったと知る。

工場の仏壇に線香をあげる。くる年の平和を願う。

帰りに単4電池と餅を買って帰らないといけません。

 

年末にきて、坂田利夫さんとキラーカーンさんの訃報。

在りし日の姿を思う。

 

先日、「日本の古本屋」サイトで本を買った。

何かのポイントを使ったので出費はなかったのだが。

昨日一日、本棚の整理をしていて見つけてしまった。

同じ本。しかも付箋が貼ってあり、読んだ形跡あらわ。

そんな本を「おっ、コレは資料に使えるぞ」って

買っちゃうんだからバカは怖い。

老いのせいばかりじゃねーし。

 

皆様良いお年をお迎えください。

 

 

おしまい。