真っ白なフロントガラスの半分が融けるを待てば日が差してくる 「晴詠16号」
私の短歌教室のテーマ「霜」に苦し紛れに提出したうた。
晴詠16号の「冬あからさま」の最後におく。
マイカー出勤のよくある光景をありのまま書いたのみ。
エンジンかけてエアコンの風量を強にして、しばらく待つと
霜が融けてくる。そして日も差してくる。
教室の生徒さんは「人生と重ね合わせたように読める」と評してくれた。
なるほど、そうだったかもね。と、私は言う。
感想をくれた歌人笹原玉子さんは
冒頭の1首 二十代半ばであった晩年は報われますと占われし日は
末尾の1首 真っ白なフロントガラスの半分が融けるを待てば日が差してくる
が、呼応しているように思うと感想をくれた。
読んでくれる人もいる。
真剣に書かなければいけない。
1/31(水)晴
良い天気が続きます。
今日は給与支払い日です。その他もろもろ支払日。
固定費を抑えようにも増える傾向甚だしく。
力尽きるぞ。
おしまい。