詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

日が差してくる。

2024-01-31 12:25:17 | 千駄記

 

真っ白なフロントガラスの半分が融けるを待てば日が差してくる 「晴詠16号」

 

私の短歌教室のテーマ「霜」に苦し紛れに提出したうた。

晴詠16号の「冬あからさま」の最後におく。

 

マイカー出勤のよくある光景をありのまま書いたのみ。

エンジンかけてエアコンの風量を強にして、しばらく待つと

霜が融けてくる。そして日も差してくる。

教室の生徒さんは「人生と重ね合わせたように読める」と評してくれた。

なるほど、そうだったかもね。と、私は言う。

 

感想をくれた歌人笹原玉子さんは

冒頭の1首 二十代半ばであった晩年は報われますと占われし日は

末尾の1首 真っ白なフロントガラスの半分が融けるを待てば日が差してくる

が、呼応しているように思うと感想をくれた。

 

読んでくれる人もいる。

真剣に書かなければいけない。

 

 

1/31(水)晴

 

良い天気が続きます。

 

今日は給与支払い日です。その他もろもろ支払日。

固定費を抑えようにも増える傾向甚だしく。

力尽きるぞ。

 

 

おしまい。

 

 

 

 


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