詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

懐古の翼を広げてみると。

2021-11-03 10:20:06 | 千駄記

先日、靖国神社で覗いた菊展にて。

11/3(水) 快晴

今朝、日光の混み具合をテレビで見ました。
駐車場争奪戦の緊張感と諦念感が伝わってきましたよ。
日光は良いところですもんね。最後に訪ねたのは
もう、2年前になりますか。

さきほど工場に到着。4名出勤です。ごくろう!

昨日、NTT東日本を名乗る青年がやってきて
Wi-Fiのモデムを交換してくれました。無料です。
テレビが映る、インターネットが通じる暮しが復活しました。

今の家に移って11年になりますが、あちこちガタもくる。
と、人生をまた振り返る。来年もこの家に暮らすとなると
わが同一建物連続居住最長記録更新となる。
つまり12年同じところに住み続けたことがなかった。
引越し嫌いなのに。どこが一番好きな町だったか?
懐古の翼を広げてみると・・・。
いずれも住めば都ですが、たぶん当時の人間関係や生活環境で決まる。
果たして第一位は?!
23歳から3年半暮らした千葉県市原市でした!ってなにがなんだか。

今日は文化の日。
午後から懸案の『恋の短歌1000』の編集zoom会議。
すばらしい文化の日の過ごし方です。
短歌は現存する日本文化の最古のものでしょう。
『万葉集』から数えたって1300年。

それはそうと今月は私の誕生月。
「おめでとうメール」が殺到していますよ。
お誕生月ポイントやら特別クーポンやらをちらつかせて
私の生活資金を奪おうと企んでいるのです。
そんなに言うなら買おうかなって思わないモノばかり。
手の届かない欲しいモノはたくさんあるけれども、
なにより安心・安全・安定が欲しい。

とある一節が思い浮かび梶井基次郎の「檸檬」を青空文庫で読んでみた。

第一に安静。がらんとした旅館の一室。清浄な蒲団ふとん。
匂いのいい蚊帳と糊のよくきいた浴衣。そこで一月ほど何も思わず横になりたい。

コピペしました。さすがに私は一応、元気なので
ひと月も横になりたくないけれど、そういう雰囲気に浸りたいのはわかる。
わが家の玄関にシンボルツリーとして
レモンを植えたのも、こんなことを思ったからなのかもしれない。


おしまい。





この記事についてブログを書く
« コロナウイルス自滅説。 | トップ | 虚無の淵をさまよう。 »
最新の画像もっと見る