詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

だあれもいないって。

2024-12-14 10:43:13 | 千駄記

現代の「明星」を標榜する【現代短歌「舟」】45号が発行されました。

 

「モノクロの短髪」15首を発表しましたので5首紹介します。

胸に手を当てるな後ろに手を組むな直立不動で日の丸は見よ

パリもいま嘆いているか真夜中のニッポンエースのあん馬の落下

モノクロの体操ニッポンなりしころ表彰台に並ぶ短髪

渡りきることもできまい五メートル幅十センチの平均台を

どちらかといえば「東京五輪音頭」が大ヒットする時代を愛す

 

12/14(土) 晴  忠臣蔵の日

快晴の土曜日です。あああ、天気がもったいない。

忠臣蔵って結局何なのか、ボクはあまり知りません。

誰か来てるかなぁと思いつつ出勤しますとだあれもいない。

この<だあれもいない>を結句に置いている短歌をいくつか

見たことがあります。コレ、よくないね。

 

求人票作りと、工程表作りのためにやってきました。

ダメもとで求人を復活させるわけです。で、書類を作っていると

スマホが鳴る。取引先の社長が部品を取りに来ました。ひと気がないのに、

マイカーを工場の前に停めているから、いるな・・と思われたのでしょう。

少し喋りましたが、その社長はこれから会社に行って図面を描くって

言っていました。中小零細は誰よりも社長が頑張っているんだ・・と

社員の前では言えませんが、実際そう思うよ。

近所に週三回しか会社に出ない社長もいるけども、それは成功者か、

あるいは社員がよっぽどしっかりしているのでしょう。

 

ネットニュース<洋菓子店から「クリスマスケーキやめたい」の声も…

イチゴ1パック2000円超!?止まらない材料費高騰で利益率は低下>だそうです。

やめたいならやめる、やめないならやめない。シンプルなことです。

赤字でモノを作ったら商売じゃありませんから。

クリスマスケーキなら高くても買える人は多いと思う。利益率が低くても

利益が出るなら、作れば作るほど儲かりまっせ。

 

おしまい。

 

 


この記事についてブログを書く
« 比喩のうた1000首収集中。 | トップ |   
最新の画像もっと見る