現代の「明星」を標榜する【現代短歌「舟」】45号が発行されました。
「モノクロの短髪」15首を発表しましたので5首紹介します。
胸に手を当てるな後ろに手を組むな直立不動で日の丸は見よ
パリもいま嘆いているか真夜中のニッポンエースのあん馬の落下
モノクロの体操ニッポンなりしころ表彰台に並ぶ短髪
渡りきることもできまい五メートル幅十センチの平均台を
どちらかといえば「東京五輪音頭」が大ヒットする時代を愛す
12/14(土) 晴 忠臣蔵の日
快晴の土曜日です。あああ、天気がもったいない。
忠臣蔵って結局何なのか、ボクはあまり知りません。
誰か来てるかなぁと思いつつ出勤しますとだあれもいない。
この<だあれもいない>を結句に置いている短歌をいくつか
見たことがあります。コレ、よくないね。
求人票作りと、工程表作りのためにやってきました。
ダメもとで求人を復活させるわけです。で、書類を作っていると
スマホが鳴る。取引先の社長が部品を取りに来ました。ひと気がないのに、
マイカーを工場の前に停めているから、いるな・・と思われたのでしょう。
少し喋りましたが、その社長はこれから会社に行って図面を描くって
言っていました。中小零細は誰よりも社長が頑張っているんだ・・と
社員の前では言えませんが、実際そう思うよ。
近所に週三回しか会社に出ない社長もいるけども、それは成功者か、
あるいは社員がよっぽどしっかりしているのでしょう。
ネットニュース<洋菓子店から「クリスマスケーキやめたい」の声も…
イチゴ1パック2000円超!?止まらない材料費高騰で利益率は低下>だそうです。
やめたいならやめる、やめないならやめない。シンプルなことです。
赤字でモノを作ったら商売じゃありませんから。
クリスマスケーキなら高くても買える人は多いと思う。利益率が低くても
利益が出るなら、作れば作るほど儲かりまっせ。
おしまい。