1964年東京五輪柔道無差別級決勝。
神永選手を抑え込んで一本勝ちしたあとのヘーシンク選手。
6/10 (木) 晴
今日も暑いですね。
むっとします・・6月10日だけに。
なんつって。
昨日は菅総理初の党首討論会。
野党は立憲が30分とその他は5分ずつの時間が与えられて。
総理の発言も含めてこの時間ですから、時間の無駄遣いじゃありませんの?
総理は1964年五輪の思い出を語った。東洋の魔女とアベベとヘーシンクと。
立憲の30分のうちの7分を使って。
リアルタイムでは知らないけれど、菅総理も話していたヘーシンクの
精神と態度は知らない人に知って欲しいことです。
神永を抑え込んで一本勝ちしたときヘーシンク側、つまりオランダの
コーチだかスタッフが歓びの余り青畳に駆け上がろうとしたのですよ。
それをヘーシンクは手で「来るな!」と制し、礼をして神永と称え合い
静かに畳を降りたのです。
その場面を思い出しながら書いていても鳥肌モノです。
YouTubeに上がってました、そのシーン。
「1964東京五輪 柔道 ヘーシンク 神永」の8分11秒あたりです。
ヘーシンクは格好いい。
それから20年後。日本武道館の木の上に私が立つとはねぇ。
過去の栄光です!
それからしばらくのち、聖地日本武道館で
AKBのじゃんけん大会が開かれるようになっちゃった。
しかし、いつから勝者がガッツポーズをするようになったんですかね。
数年前、いまは出版社を営む元ラガーマンと話したんですが
「昔はトライを決めても喜びをあらわにしなかったんですけどね」と。
トライを決めても淡淡と次のプレイに戻るのが格好良かったのに。
と、私も思い出話をしてしまいましたが、
菅総理も党首討論でそんな話をするんじゃなくて
五輪について語る機会を設けて
国民に向けて語ればいいのに、と思いますよ。
何故五輪を開くのかとかさ。
素直に話せばいいじゃない。
弊社の10日は支払日。
おしまい。