詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

コウノトリの巣塔をみにゆく。

2021-05-05 20:11:33 | 千駄記

コウノトリ。特別天然記念物です。
IUCNのレッドリストでも絶滅危惧種に指定されている鳥で
ワシやタカの祖先に当たる鳥です。たしか。
昨年、東日本で初めての野外繁殖が成功し
今年も2羽の雛が育っています。
環境省のレッドリストでは「野生絶滅」に分類されていますが
現在は200羽が野生復帰しているそうです。

5/5(水) 曇と雨。
ゴールデンウィークの最終日。
早いものです。明日から頑張らなくっちゃ。
絶対に頑張るよ。

緊急事態宣言やら、まん延防止等重点措置が
流行しているので自粛しようと思ったのですが
以前から気になっていたコウノトリの巣塔の下見に出かけました。
家にいると寝たきりになってしまい健康に悪いので。
お昼を過ぎてから小雨の中を出発。
90分後、到着。
土手の上から観察できるらしいことは知っていたので
近くの駐車場から歩く。土手に上ると彼方に巣塔がみえる。
土手の上にも駐車できることを知る。

場所の雰囲気がわかったので帰ろうかと思ったのですが
一応、記録写真を撮るべくクルマに戻って
クルマを土手の上に停める。まだ小雨が降っている。


親鳥が帰って来た。巣塔の上にはヒナが2羽。
羽ばたく練習などもしています。
今月中には巣から出るかもしれません。


親鳥が近くを飛んだ。


親鳥2羽が巣塔の上に揃い、挨拶を交わします。


遠くの田んぼに下りた親鳥です。

しょっちゅう観察している人はここのコウノトリ一家を
暖かく見守っているのが解りました。
親鳥には足環が付けられて名前も付けられていますが
私は野生復帰させた鳥を人間がつけた名前で呼ぶのは憚れます。
親鳥はともに野田市のコウノトリ飼育施設「こうのとりの里」から
放鳥された個体だそうです。
まもなくヒナにも足環がつけられるそうです。

観察場所から巣塔までの距離は380m。
高さは10m、巣の直径は2mだそうです。
今度は晴れた日に訪れたいと思いました。




おしまい。





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