雪かき

テレビで放送される名古屋地区の積雪7センチ。郊外の我が家の裏庭で測ると、15センチあった。

昼近くなって、降雪も止んだと見て、にわかごしらえの道具をもって出ると、門の前の道路数メートルが綺麗に雪よけされていて驚いた。

隣の奥さんが自分の家の前を終り、間に10メートル程駐車場入り口があっての隣である我が家の掃除をして下さった。

恥ずかしい思いをしたが、それより少し先に気づいた家内が、お茶とお菓子を用意してお礼と、一緒にお喋りをしていた。

一年半ほど前に、檜つくりの立派な和の住まいを建てられて越してこられた方である。折角仲良しになったので、これから良いお友達ができたと喜んでいた。

ところが、正月に、ご主人が急逝されたのである。悲しみはこれから来るであろうから、何時でも、お茶のみにお誘いするように家内に言うが、社交に関しては私以上の家内であるから、案じてはいなかった。

二人仲良く話し込んでいる姿を見て安堵した。隣人はかくありたいものであると思った。

午後の人気テレビ番組をみて

家内の好きな番組であるが、昼食後、のぞいてみた。丁度、あの人気の有益食品の紹介の後、思い切り生電話の部分である。
二三度見て感じていたが、今日の相談も困った主婦の相談であったが、司会者と俳優さんたち生活に困ったことの無い恵まれた人たちの助言なのだが、激励なのか、叱り飛ばすのか、高いところからものを言い。
法的にも打つ手もある事柄を曖昧に切り捨てるとしか見えない。今日は怒って席を立った。不出来な亭主と両親から受けた気の毒な母子の行く先を、同じように貴女が悪いと結論付けるのは早計ではないだろうか。