十月です。

年を重ねたせいか、月日が早く過ぎる。

考えると忙しい生活をしているからかもしれない。

午後、約束の来客。絵画と焼き物展示室へ通す。

窮屈だが、話が弾む。家内がイチジクの甘露煮をお茶請けに冷えた麦茶を持ってくる。

気に入ってくれて、お代わりを望まれて家内は喜んでいる。

無理したのではないかと思ったが、私も一つ食べてみようと思う。

アケビ

人の隣の庭木の害虫が猛威を踏めっている。こちらの庭木と盆栽は消毒で何とかもっていた。

境界近くのアケビが今年は沢山花をつけた。 実も期待したが、唯一なってくれた。

そのうちに、いつの間にか隣の無視がこちらへきて、葉を全部食べつくしてしまった。

残された一つの実はどうなることかと観察した。

今朝、皮の表面がピンクに変わってきたのでひっくり返すと、向こう側に割れ目を向けて、熟していた。

生命力の強さに驚いたり、喜んだりである。

子供のころ、学校帰りに見つけては食べて帰ったことを思い出していた。