♪ラ〜ラ〜ラララララ〜ラ〜♪
北の大地に降り立った途端、さだまさしがうたいだしました。
北海道は空中に不純なものがいっさいなくて、
北の国なのに太陽をすごく感じる。
ぼくにとって旅は、現実に留守をすること。
時間に居留守を使うこと。
見たこともない景色に包まれると、
体さえもがどこかに消えて、魂がふわりふわりと浮いていきます。
ちょっと元気なさそな友達を強引に誘ってふたりで行ったんですが、
ふたりでいても時折、留守になる瞬間があったけど、
別に腹を立てるでもなく、ほっといてくれた。
友達も友達で急に広い大地を走り出したりしてて、
なんかうれしかった。