北の大地 その4 『雨の小樽』

2日目は朝から雨。


JRが止まってしまいバスで小樽へ。



るるぶで調べていた三角市場の食堂で海鮮丼。


るるぶ特典のカニ汁！


このカニ汁が、今回の北海道の食クライマックスやったね！



運河へ行ったり、北海道初の鉄道跡を見たりしてたけど、


雨と強い風にくじける。



レトロな撮影禁止の喫茶店でソーダ水飲んでカステラ食べたら、


お土産買いに先ほどの三角市場へ。



ぼくが適当にお土産を探してる横で、


友達は、家で待ってる奥さんと息子へのお土産を真剣にさがしてた。



ウニとか買ってた。高そうなやつ。



自分が旅に出て、いまは一緒にいないけど、分かち合いたい人が待っている。



それがとてもよくて、人生いろいろあるけど、


伝わらないことだってたまにはあるけど、


『想い』というのは何ものにも変えがたいなあ、と安いじゃがいも買いながら思った。





帰りはJRが走り出してたので、汽車で空港へ。



海が見えました。


ず〜っと列車の連結部分で北海道の海を見てた。




北海道にまた来るかはわからないし、


またふたり旅をする機会があるかはわからないけど、


今回はどうしてもこの友達と北海道やった気がする。





北海道は気温が低くても寒くなかった。


一緒に来てくれてありがとう。

北の大地 その3 『夕暮れ』

もう夕方だというのに、早朝のように空気がきれい。


寒いというより清々しい。



一旦友達と別れて銭湯へ向かう。


途中のベンチで一休みしながら、


「ほう！ぼくはいま北海道にいるぞ！」


などと思う。



札幌から一駅離れた桑園で待ち合わせして夕ごはん。


ふたりやったからいっぱい食べたことないようなものが食べれた！


かすべひれ、タコもつ、ボタン海老。


酒飲んで酔っ払ってるのがもったいないくらいおいしい。




旅先の夜。友達と遠い場所で知らない店にいる。



ふたり旅の醍醐味。

北の大地 その2『旅の途中』

北海道に着いてまず、羊ヶ丘展望台へクラーク博士に会いに行った後は、


レンタサイクルを借りて北海道大学へ移動。



前を走る友達がものすごいスピードで目的地へ向かおうとするので、


それだけは本当に困った。



ぼくは、道中マニアやねん！


「こんな来たこともない遠い北の町で、おばさん2人が笑いながらしゃべってる！うれしい。」


とかいっぱい思いたいねん！

（北海道大学の学食名物、牛トロ丼）



前を行く友達のことは無視して、ゆっくりゆっくり、


焼き芋屋の屋台くらいのスピードで進む。



（『動物のお医者さん』の舞台、獣医学部！）


大学の学食でお昼ご飯を食べて、


時間の許す限り大きな大きな大学の中を自転車で走る。




「来年からこの大学に入るから下見に来た。」って気分で自転車を走らせてると、


すごいドキドキした。