野菜と共に友達から送られてきた本。
『洞窟オジさん』加村一馬。
ー昭和35年、13歳だった筆者は両親からの虐待に耐えかね家出をし、愛犬シロと山中の洞窟で暮らしはじめる。人との関わり合いを避け、イノシシやヘビやネズミを食べ、その後43年間を山の中で暮らした男ー
もう夢中で、きのう今日で読み終わりました。
日本で暮らしていると、生き方なんて何パターンかしかないように思い、その中で生きているけど、
ほんとは人の数だけ生き方があるはず。
しあわせ、不幸せも、そのパターンで判別することはできない。
生きる、とはそんな狭々しいものではなく、どんな生き方でもほんとはいっぱいある。
2日で一気に読んだもんやから、「山の暮らしもいいなあ。」とめちゃ思ってます。
ぼくは、けっこうあきらめがいい方やし、順応性もある方だと思うので山の暮らしも行けるほうかも。
テレビがなくてもお風呂が壊れてもなんとなくそのまま生きてるし、
その上ひとりでいてもさみしいとかもあんまりない。
ただ、やっぱりネックは性欲やね。
まだまだ都会で遊びたい。
でもいつか、性欲もお金もなくなったとき、「山での生活」っていう選択肢も増えた。
まだまだ人生どうなるかわかりません。