「だから、3カメから見るとさ〜。」というセリフをぼくはよく吐く。
【1カメ=主観】【2カメ=客観】【3カメ=俯瞰】
悩んでるときはズームし過ぎてるから一度離れて見てみろ、というわけである。
しかし。死について考えてゆく中で、自分の中に『4カメ』があることに気づいた。
【4カメ】。それは神の視点。
この世の善悪で割り切れないものに出会ったときに、必ず使ってるカメラの存在に気づいた。
ノーベル賞をもらった人の中にも、地獄へ行く人はいるかも知れないし、芸能人の不倫は一応『悪』として責めていいことになってるけど、関係無いのに責めてる方が悪かも知れない。
4カメとは、深い深いところにある自分の良心であり、自分自身、見たくないような恥ずかしい本当の自分から見たカメラなのかもしれない。
ぼくはどっちに行っても、それなりにたのしむつもり。