ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

たばこ税増税反対広告

2008-11-09 13:00:12 | 独り言
最近パソコンのサイト上や下記の写真のような新聞広告を目にする。たばこを1000円にすべしとの意見が出ていることに対するたばこの関係業者の広告のようだ。小生は禁煙推進論者でもあり、非禁煙者の立場からこれまでも何度か意見を述べてきた。今回の広告の内容を見てみよう。

▲ たばこは、過去10年間で3度も増税されている。
(3度の増税で税負担率がいまや6割を超える税負担率がもっとも高い商品になっている)
▲ さらなる増税は”取りやすいところから取る”という公平性を欠くもの。(2700万人が愛用の大人の嗜好品。たばこという商品を狙い打ちする税の公平性を損なうもので、愛煙家の楽しみを奪うな)

広告主は全国たばこ販売協同組合、全国たばこ耕作組合中央会、日本たばこ産業株式会社。たばこ増税に反対する署名を求めているものである。

広告の主張するところは、税の負担増という観点からのものだけであり、これまで論議されてきた喫煙による弊害をどう減じていくのか。これらを全く無視してものであろうと思う。さらに2700万人が愛用する「大人の嗜好品」と標榜する神経には正直驚く。小生の周辺の高齢者も、この歳での禁煙は逆にストレスになる。死ぬまで吸い続ける、と笑う愛煙家も多いのはたしかである。

生活習慣病のうち、喫煙者の成人病罹病率の高さは既に知られている。そして周辺の非禁煙者への多大な影響も論議されている。さらに未成年者の喫煙。妊婦や若い母親たちの喫煙が幼児にも多大な影響が見られるのもたしかでである。これだけ公共の場の禁煙化が進んでいるのは当然な動きだろうと思う。

広告主たちの死活問題に直結する問題であることは承知しているが、たばこの害をどう防ぎ、減少させていくのか、その辺を一緒に考えて行動して行くことも必要なのではないだろうか?

新聞広告から

        
コメント (4)
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