ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

八百長は本当にあるのか?

2008-11-11 08:30:31 | スポーツ一般
大相撲九州場所が始まりました。横綱のひとり朝青龍関は休場している。3場所連続の休場であり、次の場所で進退を問われる事になりそうだ。最近の行動を見ている限りでは、本人にはもはや力士として相撲を取る気持はないように見えて仕方がないのだが?。

そう言へば大相撲は八百長問題を裁判で争っている。前理事長や横綱朝青龍も証言台に立って八百長相撲を否定している。当然のことであろう。ただ週刊誌などの報道では、多数の人が八百長の存在を証言している。この訴訟は12月に結審する。

そこで八百長の言葉の起こりを調べてみた。大阪の八百屋の長吉さん、大阪相撲の場の茶屋の権利が欲しいため、伊勢の海親方に囲碁でわざと負けてあげた。それが後日世間にばれてしまった。その後、相撲の世界での星の貸し借りを、八百長と言うようになったらしい。

それでは八百長相撲が全くなかったのかと言うと、相撲解説で有名な玉の海梅吉さんが、生涯一度だけ情にからまれて、八百長を受けたことがあったと、講演で話したことがあったらしい。控えに入って館内を見渡すと「1万人観衆の前でこの人たちを裏切るのか思ったら、本当に背中がゾッとした」という。その後はガンとして引き受けることはしなかったそうだ。

今、大相撲は多くの難題を抱えている、横綱朝青龍問題、大麻汚染問題、若手力士の暴行死事件、解雇力士の復帰訴訟等々と数えきれない。そして協会運営の改革も急務とされている。こんな問題山積の九州場所は、少なくとも決して八百長相撲や消極的な取り組みはやらないと、全力士が胸を張って言える取り組みの場所であって欲しい。


コメント (4)
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