ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

おしゃべり

2010-04-19 19:01:14 | 独り言
 東京新宿御苑でキャノンの撮影実習会に参加してきた。流石に桜は盛りが過ぎていたが、今回のテーマはマクロレンズを使った撮影だった。作品は追々ご紹介したい。

 面白かったのは帰途、千葉から乗った電車の中の出来事だ。始発電車だったが結構混んでいて、既に立っている人も居たが、ご年配のオバさんと大きなリュックやらバックを持った外人の体の大きな若者の間が空いていた。

 目ざとく小生を見付けたオバさんが、ここが座れるよと言ってくれる。座りかけたら腰をもっと深く入れろ、充分に座れたろうと助けてくれた。小生もカメラや三脚やジャンバーまで押し込んだリュックを足元に置いたら「大きな荷物だね、旅行でも行って来たかね」と訊ねてくる。

 いささか面倒だったが、「いや撮影会に行ってきたんだよ」と小生。「どこさ行って来たんだ」「新宿御苑だよ」「そう言えばこの間は鳩山総理が桜を見る会をやっていたね。桜は綺麗だったかい」「いやーもう盛りを過ぎていて葉桜になっていたよ」「わしも東京に住んでいたから何度も新宿御苑は行っている」とオバさんの話が尽きない。

 「10年ほど前に東京からこっちに引越してきた」「息子はIBMのコンピューター関係の仕事をしていたが定年退職になった。あそこは定年が意外に早いんだ。今は嫁と山登りで月の半分は出掛けている。既に日本100名山は踏破して130位登っている」「じいさんは○○の子会社の社長の車の運転手をしていた。今年で87歳になるが5年ほどの間に4回も入院や手術を受けている。しかし今は元気で今日も駅まで車で迎えに来てくれる」

 「いやー夫婦ともお元気で素晴らしいですね」と圧倒されっぱなしの小生。「うん元気の素は良く食べることだよ、ウチのじいさんも出された物は何でも食べているのが良いのかもね」ここで小生は下車駅に着いてしまいました。

 あと30分は乗っているというオバさまに、何時までもお元気でと声を掛けて別れを告げたのでした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする