ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

「風のガーデン」の哀しさ

2008-11-22 10:10:45 | TV DVD
フジTVの開局50周年番組と銘うったドラマ「風のガーデン」が佳境を迎えている。倉本聡さんの脚本が驚くほどしっかりと練られていて感心するばかりである。舞台となるの英国風の庭園も周到にドラマ用に造園されたと聞く。まるで天国にあるという花園を見せて頂いているようで、こちらも毎回楽しみである。

死という誰もが直面する逃れることの出来ない過酷な運命に向かい合う人々を、これほど直視して描いているドラマは他に知らない。主人公が病院で担当する死と向き合う患者。そして富良野の父親が在宅医療医師として、自宅で死を迎えさせて上げようとする患者。そして間近にせまる死を前にひそかに故郷に戻る主人公。全てが哀しい。

何もかも清算して故郷で死を迎えようとする主人公だが、知的障害の息子と、父親を必死に理解しようとする娘との交流も涙を誘う。そして勘当されている父親との再会が待ち受けるようである。来週以降も涙なしでは見れないのではと思ってしまう。

そしてこのドラマを仕上げて早々に逝ってしまった緒方拳さんのことを思い、死という現実の厳しさを考えてしまう。さらに医師の職業の使命感と、自分自身の死にも向き合わなければならない主人公、中井貴一さんの結構抑えた演技にも感心して、そして共感してしまうのです。

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小さなこだわり

2008-11-21 10:56:35 | 独り言
高齢者になりボケの心配が始まる。以前このブログに書いたこともあるが、駐車場に車を置いて帰る時に駐車位置がなかなか思い出せないのはやはりボケの一種らしい。しかし車で来たことを忘れるのは、ボケを通りこして認知症の心配をする必要がある様だ。

そこで小生もボケの進行を何とか食い止めたいと、幾つかのことに挑戦をし続けている。ひとつには指先を使う作業をすることである。ある雑誌で見つけた折紙で箱を折り指先を使おうというのである。材料は新聞に折り込んである広告のチラシである。毎日幾つかの箱を折る。

少しつづの作業だが毎日続けると面白い。広告チラシを見て、固さや色あいを見て材料にする。市販の折紙などを購入する必要はない。材料は無尽蔵にあるのである。キチンと折り目を付けて折り込むのがコツと言へばコツである。

そして机の上に乗り切れない程になったら、カミさんから何とか処分したらと声が掛かる。あとはゴミ袋で捨ててしまうだけである。もう何回か捨ててしまっている。そして今日も広告チラシを物色して何個か折る算段をしている。

折った箱の山々である。大きいのから小さいのまで様々だ。

            

            

              
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カタールに完勝

2008-11-20 07:32:12 | サッカー
2010年南アフリカW杯アジア最終予選に臨んでいるサッカー日本代表。本日未明に行なわれたドーハーでのカタール戦で見事に3-0で完勝。アウェーで勝点3をGETした。

前半に1点リードして迎えた後半早々に2点目を入れたのが大きかった。カタールはこの失点で戦意を喪失したかに見えた。そしてさらに3点目を入れた時点で完全に勝ちパターンにはいった日本代表だった。

カタールのサポーターは日本代表が2点目を上げた頃から席を立って、3点目を上げた時点でかなりの空席が目立った。中東人の諦めの良さが出たのだろうか?チームも後半終了時点ではラフプレーが多くなり、イエローカードが連発された。

これで日本代表、勝点7として首位オーストラリア(勝点9)との直接対戦を迎える。次の2月のホームで是非勝利をして、W杯出場に一歩前進して欲しい。

録画した試合を拝見したが、日本代表の最近にないハツラツとしたプレーにに乾杯!!

アサヒコムから借用の田中達也選手のゴール後の写真だ。

                 
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剣舞に挑戦

2008-11-19 10:31:07 | 勉学
昨日は生涯大学校の芸能大会(学芸会)だった。各学年、各クラスがそれぞれ稽古を重ねてきて、30演目の競演となった。一演目が8分間の短時間の出し物になるが、それぞれに趣向をこらしたもので楽しい大会になる。

我がチームはコーラスと踊りで「世界の歌」、そしてNHKの大河ドラマにあやかり「寸劇・私も篤姫」で出場。小生はひとつ目は日本の「村祭り」の歌とともに、踊りまくる役で出場。最後はスコットランド民謡「蛍の光」を全員が熱唱しペンライトを振りかざしてのフィナーレを演出。

そして午後の「私も篤姫」、薩摩を出立する「篤姫」が桜島に別れを告げるシーンに、小生は3人の仲間とともに「剣舞」を舞うことに。何しろ初めての経験だった。9月から断続的に稽古を付けてもらうも難関の連続でした。このシーンの成功が物語を引き締めるとのプレッシャーも感じながら、仲間達の吟詠にあわせ、何とか1分20秒を踊りきりました。

高知、静岡、江戸と「篤姫」が無事に江戸城入りをするまで冷や汗の連続でした。しかしクラスメートと稽古を続けるなかで、実に各人の個性豊かな人柄も感じながら、過ごせたことは大きな喜びでした。この大会を終わり今はホット一息ついた気持です。裏方さんを務めた大勢の方にお礼を申上げたい。

この公演には小生の願いでカミさんも見にきてくれました。感想は「剣のさばきや舞扇の使い方は何とかこなしていたが、やはり硬さがあり、指の先々までには神経が行き届いていない」。「奥様が舞踊家で今回の舞いの先生役のTさんだけが4人のなかで断然光っていた」らしい。しかし舞踊用の衣装をしっかりと着せて頂いて、芸術文化ホールの広い舞台に立てたのは良い思い出になりました。

当日のプログラム
                

衣装に着替えて緊張の一瞬を楽しむ小生

              

              






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飲んだら乗るな!!

2008-11-18 07:57:53 | ニュース 
また悲惨な飲酒による交通事故が発生している。大阪で連続して2件の出来事が発生し、先月と今月の2件の事故は飲酒運転の挙句に、事故後に被害者を救済せず、かなりの距離を逃走し被害者を死亡させている悪質なものだ。

この2件の事故に共通することは、飲んで車に乗るから事故を起してしまう。飲んでいるからパニックに陥る。飲んでいるから怖くなって逃げ回る。逃げたらさらに罪が重くなる(殺人罪の適用)との冷静な判断がつかなくなっている。

逮捕された容疑者は「飲酒運転だったので必死に逃げた」という。死亡ひき逃げは殺人罪も適用されることに思いが及ばない。これまでもひき逃げ事件は、ほぼ容疑者が特定され逮捕されている。だから逃げ切れるものでないことに気がついていない。

ここ数年間、世間では飲酒運転の撲滅に強力に取り組んでいる。しかし「飲んだら乗るな、飲ませたら乗せるな」との簡単なことの徹底が、まだまだ不充分であることが分る。(結構飲酒運転の常習者が減少していない)

昨夜の夕刊でも、大阪で40~50代の男性、茨城で92歳の女性が道路で死亡している事件が報道されている。それぞれに自動車による事故の可能性がある痕跡が見つかっている。どうも「事故ったら逃げるな」のスローガンも必要になってくる様だ。



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笑う門には福来る

2008-11-17 08:54:39 | 独り言
 都内のデパートで買物をした。支払いをクレジットカードにすることに。店員が「お支払いは1回で大丈夫でしょうか?」と聞いてきた。
(言うなら宜しいでしょうか?だろうよ)

 友人と2人での旅行の時。観光名所を人力車に乗せてもらうことに。若くて格好の良い車夫さんが隣を走っていた。友人があの若い車夫さんの車にすれば良かったと冗談を言ったら、すかさず「車夫はお客さんに合わせて選んでいます」と言はれてしまった。
(年配の車夫さん。すました顔の目が笑っていた)

 伊勢神宮にお参りに行った娘。「美味しい松坂牛を食べたからそちらにも送るわね」と電話してきた。美味しいすき焼きが食べれると楽しみにしていたら、携帯のメールで食べる前の牛肉の写真を送ってきた。
(本物は何時送られてくるの?)

 還暦祝いの同級会の旅行。隣でホテルの宿泊カードを書いていた友人のYさん。年齢欄に確りと50歳と書いていた。
(私も若く見られたいのに)
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伊達公子さんの復活

2008-11-16 11:31:01 | スポーツ一般
今春11年半ぶりに現役復帰を果たしたクルム伊達公子さんが、テニスの全日本選手権女子シングルスで優勝した。38歳での優勝は、”68年に41歳で優勝した宮城黎子さんに次ぐ戦後2番目の年長記録だそうである。

決勝戦では17歳も年下の瀬間友里加選手にストレート勝ちした。本人は「優勝は想像もできなかった。まさか、まさかという気持」とさわやかな笑顔を見せた。

現役復帰の動機を「若手の刺激にになれば」と話していたが、今大会は1セットを失っただけで、技術、メンタル面でも若手に圧倒的な差を見せ付けた。

一昨夜のTV番組では男子テニス界で活躍した松岡修造さんが、伊達選手の優勝を予言していた。そして再び世界の四大大会への挑戦出来る力量と断言している。

朝日新聞は「時を超えた女王」と報じている。「どこまで出来るか、チャレンジしてみたい。不可能はないと信じてやりたい」と伊達選手は新たなステージに挑戦する。新星伊達選手の今後の活躍を楽しみに拝見したい。




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尾崎将司選手の不思議?

2008-11-15 13:08:50 | ゴルフ
今週の男子ゴルフトーナメントは、ビッグトーナメントのひとつ三井住友ビサ太平洋マスターズ。初日は石川遼選手がトップにたった。決勝の2日間の中継を予定していたTBSが急遽、異例の第2日の予選の中継をした。石川遼選手の人気にあやかったようだ。

そしてトーナメントは片山晋吾選手がトップで、米国帰りの今田竜二選手も3位で優勝を伺う位置にきている。ここ何年か不調だった今野康晴選手も元気である。今日以降の展開が非常に楽しみだ。

しかし2日目の成績を見ていて驚いた。あの百戦錬磨の、このトーナメントの過去の優勝者でもある尾崎将司選手が失格している。 説明では6番ホールのスコア「5」を「4」と誤記してスコアカードを提出したのだ。同伴者は丸山大輔、佐藤信人両選手である。どちらかのマーカーが誤記入したものを、競技者である尾崎将司選手が 見落としたのだろうと思う。

通常スコアー提出の際は、競技者が一緒に同伴するスコアマーカーの記録と突合せをして最終確認をする。従って少なくともその時点で誤記は判明する筈である。それが出来ていない。シニア入りの年齢ながらレギラーツアーで頑張る姿には感心するが、今回の失格は不思議に思った。集中力が切れてしまっているのだろうか?。





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新聞広告から

2008-11-15 08:18:00 | 独り言
新聞広告で拝見したのだが、未成年者による飲酒は、広告主たちが懸念している様に「日本一守られていない」ルールの一つではないかと思う。ビール会社5者が遅まきながら未成年者の飲酒防止をキャンペーンするのは良い事である。

年末にかけて飲酒の機会が増大する。飲食提供業者も未成年者、車両運転者へのアルコール類の提供は絶対に止めて欲しいものである。

広告はこんなものだ。

                      
                   
前にも書いたことだが、飲酒のもたらす害には多様なものがある。過多飲酒による健康被害、飲酒運転の事故発生の危険性、妊婦のアルコール摂取による胎児への影響、そして未成年者の飲酒である。

ビール会社のみならず、アルコール製造、販売業者は、飲酒の危険性にももっと力を入れた広告をすべしと主張したい。
まずはビール会社の広告の取り組みを評価しながら、たばこの害の恐ろしさと同様に、飲酒の危険性もPRする義務を負うべきと考えている。
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古希を迎えて

2008-11-14 11:39:19 | 独り言
今日が70歳の誕生日。遂に大台の「古希」に到達した。昨年から仲間の間では「古希」を記念しての行事がいろいろとありましたが、小生は満で迎えるまではと69歳のままを通していました。しかし今の気分はと言へば、「やっときたか、あるいはとうとうきたか」の想いである。

思い返せば父は88歳、母は89歳まで長生きしている。郷里山形の4人の兄弟姉妹たちも全て元気である。それから考えたら小生なども、もう少し頑張れる、あるいは生かしてもらえるのかもしれない。そんなことも考えている。

カミさんと話していて、どちらが先に亡くなるかなーなどとの話題が出て来る。決ってカミさんは私をひとり残さないで下さいという。小生の方が後になるのなら、カミさんとの歳の差と平均寿命の差の分だけ、余計に長生きしなければならない。考えただけでしんどい話である。そんならカミさんが亡くなった翌日に小生もあとを追うことにしよう。それなら良いかなと言い続けている。

昨夜のうちに孫のDaikiくんから「誕生日おめでとう」の電話をもらった。この子が小生の様に古希を迎える頃は、日本は、世界はどんな風に変わっているのだろうか。想像も付かないことである。

小生は昭和13年生まれ、小学校に入学の年に終戦。多くの同年代の方と同様、苦難の生活を経験している。両親が5人の子どもを育てる苦労は並大抵のものではなかったと思う。それだけに今の世には不満も多いが、ある程度生活に困らず、平和な生活も出来ている事に感謝しなければと思う。

24日には東京のKホテルで、2人の娘夫婦と孫が、カミさんの誕生日祝いを兼ねてお祝いの会を開いてくれる。プレゼントも用意してくれているらしい。嬉しく楽しみなことである。


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