これはお寺の住職さんからお借りした教本です。
私の好きな言葉「一期一會」はこんな風に記されています。
茶道で「一期一會」という言葉があります。「一期」とは人間の一生のことで、「一會」とはただの一度の出逢いを言います。
「そもそも茶の公会は一期一會といいて、たとえば幾たび同じ主客と公会するも、今日の会は再び帰らざることを思えば、実にわれ一世一度の会なり」と茶湯一会集に述べられています。茶湯一会集に述べられています。
出逢いはただ一度きりという刹那的な意味でなく、今日の出逢いの大切さ、今という時に巡り合った因縁を大切にする心でもあるわけです。
「袖振り合うも他生の縁」という言葉があるようにこれからはもっともっと出逢いを大切にしたいですね。