18年前の「集画帳」が出てきました。この絵が描かれたページにこんなことばが・・・。
これが現代
「人はいつも現在で評価される。かつて何をしたかより、これから何をするかより、今何をしているかが常に周囲の関心事である。
その意味では、過去の栄光も、将来の希望も現在の充実に比べれば意味が薄い。
よき現在を持つこと無しに、良き過去もよき将来も存在しないのである。」
不平とは心のクセである
「不平や愚痴を口にするのは見苦しいものである。特に男のグチッぽいのは見苦しい。口には出さなくても、不満を内攻させている人は、いつもその顔に暗さとなって現れる。
不平などと言うケチ臭い心情はきれいさっぱり捨て切ってしまいたいものだ。不平・不満を口にしない、心に持つことをしない・・・・
もしこれが実行出来たら、それだけで一個の達人が出来上がるだろう。ひとかどの「腹の人間」になれるはずである。
不平屋は、つまり依存屋なのである。自分の生が快適でないことを、他人や境遇などのせいにしようとするからである。独立心に欠け、受け入れる心が狭いから不平や不満がわいてくるのだ。幼稚で我がままで自己中心である。これが不平の母胎と考えてよいだろう」
当時、随分生意気な言葉を使っていたことがちょっと恥ずかしいですね。年と共に考え方や物のいい方も随分変わってきました。