ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● ウグイスも喜ぶ ・ ウグイスカグラ

2018-03-17 | 〈花木、樹木〉
最近はこの辺りにウグイスは来ていませんが・・・
名の由来によるとウグイスがこの木の花を見て、あまりの美しさに神楽を踊ったとか!
美しいというか、とても可愛い花です。

一昨年は傍の木や蔓が覆い被さっていたために花はまばらでしたが
それらを取り除き陽が当たるようにしたら昨年はかなりの花が付きました。

・・・そして今年はご覧のように最高の花に恵まれました。
私事、フイールドにて植物などの保護ボランティアを行っております。
小さなことにも眼を向けての活動がこのような結果になるととても嬉しいです!












● 縄張りに戻るルリタテハ

2018-03-17 |     チョウ
今、出現している個体は越冬型なのでキレイではないということですが
春を待ちわびて飛んで来たと思うと愛おしく、美しくも見えました。

縄張りを持っているので飛び去っても戻る・・・と、詳しい方に聞きました。
観察してみると…確かに戻る!


個体① 3月14日 ♂?







個体② 3月14日 ♀?





サルトリイバラが食草の幼虫 (上 5月25日) (下 5月26日)






● 春のスジグロシロチョウ

2018-03-16 |     チョウ
2月末、チョウチョが飛び始め春が来たと実感!

ただ、困ったのが同定に苦労することなのです。
春型とか、夏型とか・・・それに♂と♀でも違う・・・。

間違いが大ありなので参考までにしてくださいますように!


☆ スジグロシロチョウ タテハチョウ科
春型(♂)今月3月14日


夏型(♂)画像倉庫より・7月10日




春型(♀)今月3月14日


夏型(♀)画像倉庫より・5月27日


卵 画像倉庫より 6月27日





● オオイヌノフグリ・・・春の野草の一番人気 

2018-03-15 | 〈野草〉
春の野草で一番の人気!
私の知る限り、今の時期にこの花を見て感動する人が沢山います!

ユーラシア、アフリカ原産の2年草
花は7~10ミリ  よ~~く観察していると真冬にも極僅かに咲いていて
一年を通して見られますが一番美しい時期は今です!

昔、教わったことですが花を1、2度なでるとその瞬間に受粉して花冠はポロリと落ちてしまいます。
それまでおしべとめしべを守っていた花冠が不要になったのです。









● アオイスミレ 

2018-03-14 | 〈野草〉
☆ アオイスミレ  〈 葵菫 〉

別名: ヒナブキ 夏には葉が大きくなり蕗の葉に似るので、小さな蕗の葉の意味。
葉の形が徳川家の葵の紋に似ている事からこの名が付いたと言われる。
花は薄い紫色で美しい。






● トビムシ 2 種 ・ トビムシ目 マルトビムシ科

2018-03-13 | (虫)トビムシ目
☆ キノボリマルトビムシ

体長 1.5 ミリ  出現期 1~3 月

1.5 ミリの小さな小さな虫です。
小さくて撮るのが大変でしたが何とか判別できるかと!

木の上に棲息していて餌はカビ菌とのこと。
トビムシという名が付いているので飛ぶのかなと指を近づけたらピョンと飛んで行きました。

いつも見ていた場所なのに、余りにも小さくて今までこの虫の存在に気が付来ませんでした。

撮影月日 本日













☆ シママルトビムシ
体長 1.5~2 ミリ

この時は花を撮って帰り、パソコンで画像を見て初めて虫に気が付きました。

撮影月日 9月21日




● ツノオオアザミウマ目

2018-03-10 | (虫)アザミウマ目
ツノオオアザミウマ  ( 別名 ツノオオクダアザミウマ )

ついつい買ってしまう、値段も大きさも手ごろな図鑑はかなりの数になりましたが
そのどれにも載っていませんでした。
何とかネットで名前が分りましたが詳しい情報は分りません!

名前にツノが付いても、何処にツノがあるのかも分からず!
♂に角があって、この個体は♀ということなのかもしれませんが・・・。




● トリノフンダマシ3種 ・ クモ目 コガネグモ科

2018-03-09 | 〈虫〉クモ目
☆ オオトリノフンダマシ

体長 2~13 ミリ  出現期 7~10 月

大きな眼玉模様です。でも、糞に見える?

撮影月日 7月29日





☆ トリノフンダマシ体長 1.5~10 ミリ  出現期 7~10 月

オオトリノフンダマシに比べると迫力がない!

撮影月日 9月7日


卵嚢



☆ シロオビトリノフンダマシ体長 1.5~8 ミリ  出現期 7~9 月

上記のフンダマシとは形相が異なり眼玉に見える部分は凹んでいる。白い帯模様がある。

撮影月日 7月29日






● イオウイロハシリグモ ・ クモ目 キシダグモ科 

2018-03-09 | 〈虫〉クモ目
体長 13~28 ミリ  出現期 6~10 ミリ

体色、模様は変異が多く、イオウイロ型、スジボケ型、スジブト型があり
身体の両側に白線がある個体もいるという。
徘徊するクモ。

卵嚢は♀が持ち歩き、孵化の前に綱を貼ってそこにぶら下げるとのこと。
この様子・・・見たいですね!

☆ 撮影月日 6月20日









● リンゴコフキハムシ ・ コウチュウ目 ハムシ科

2018-03-07 |     ハムシ、ダマシ
リンゴコフキハムシ 別名:コフキサルハムシ

体長 6~7 ミリ  出現期 5~8 月  分布 北海道、本州、四国、九州

体色は黒だが白い粉に覆われている。
リンゴ、ナシ、ウメ、クリ、クルミの害虫とのこと。

☆ 撮影月日 5月16日 白い粉に覆われた個体




☆ 撮影月日 5月22日 白い粉がはげ落ちてきた個体

● ヒキガエルの産卵

2018-03-06 | 〈両生類〉
小さな池に100匹もいるのではないかと思われるほどのヒキガエルが!

池に近づく前に、低く聞こえる声が聞こえてきました。
この声はレンジャク?なあんて、一瞬思いましたが池に近い崖のあちこちで
枯葉にくるまれた何かが転がったり登ったりしているのです。

そして池を覗いて、ビックリ、一匹の♀に数匹の♂が絡みついているのです。

それは今、産卵しょうとしているメスを奪おうとしている光景でした。

🌼・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

雨が降った後の・・・その他、色々な条件があると思われますが今日がその日。

オスを背負った♀が水辺にたどり着くことを(抱接)という。

生まれた場所に帰る、カエルたち。
ヒキガエルは回帰本能を持っているそうです。

ヒキガエルはガマともいう。
皮膚の毒腺から出る毒液をガマの油と言い、この毒液が他の生き物から身を守る。

♀一匹の産卵数は2000~20000個とのこと。











☆ 白い線状の卵が産まれている


☆ 自分の遺伝子を残せたのでしょうか? 帰る、カエル!






☆ 追記