西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

今日の博多245 【なぜ日本人は時間を守れるのか】

2025-02-07 08:43:35 | 今日の博多
おはようございます。

今日の博多は曇っています。
私も雪国生まれで、ふと。雪の時って真っ黒などす黒い雲ではなくて、こんな薄明るい雲だったような気が。
もう離れて何十年。違うかな。






今日も博多駅からいつもの電車に乗ったのですが、最寄駅に着く時に「あれっ」と。
停止位置より数m先には止まって。ホームの人も「??」という表情で。
「オーバーラン」と言うほどではないのですが。

それで、ドイツ人記者の記事で「なぜ日本人は時間を守れるのか」というのを思い出しました。

その記者は来日早々に「東京メトロ」に見学に行ったそうですが、待合せは池袋駅。初めてのところなので、早く出て、20分前に着いたそうですが、東京メトロの職員達は更に10分前には居たとのこと。

朝のラッシュ時の改札で、途切れもせず、滞りもせず通過する大勢の通勤客。記者が気づいたのは、みんな改札を通過する前から定期券などを準備していて、直前に探す人など居ないということ。

ホームでも、引かれたライン状にきれいに並び、列車が到着すると、まず降りる人を降ろして、それから整然と乗車。次の電車に乗る人がまた並ぶ。それが2分間隔で繰り返されるわけで。

ドイツの鉄道は「遅延」「運休」はしょっちゅうで、まともな説明もないとのこと。

日本の鉄道が正確に運行しているのは、鉄道会社の努力だけでなく、乗客の協力があるから。暗黙のルールを自然と守っているためだと。

そして、見学中に何度か耳にした言葉。
「メイワク」
日本人は「メイワク」をかけないよう、知らず知らずに行動している。ということ。

渋谷のスクランブル交差点で、信号が変わるので慌てて走った若い女性が、車道にスマホを落としてしまって、壊れてバラバラに。女性はそれを拾っていたのですが、信号が変わっても車は止まったままで、クラクションを鳴らす人もいない。

拾い終えた女性は、歩道から通過する車におじぎをしていた。

というのを見かけたそうで。
「メイワク」をかけない。という思いが、逆に優しさや丁寧さに変わるのでしょうね。

電車の停止位置のちょっとしたズレで、こんなことを思い出しました。

では、また。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿