こんばんは。
今日は、夜の仕事の日です。
明日は、休日出勤が決定。『システムスリム化』の仕事です。
そして、20日(月)祝日の休日出勤も、ほぼ決定。こちらは、長く残っている障害対応です。年度内に解決するため。
ただ、両方とも時間が不足する可能性があるため、日曜も出にするかも。
明日から、2日間であるシステムの切替があります。メーカーの人を含め、かなりの人数が出る予定です。
月曜は、切替後の初日で、監視と何かあった時の対応で何人か出られます。
年度末が近づき、私達が開発しているものも含め、いろんなシステムの切替が続きます。
4月に入ると決算の時期になるので、年度末に集中するんですね。
何事も起こらない事を祈りつつ。です。
【ノウハウ伝承】
先日、NHK の『プロフェッショナル』の録画を観た事を書きました。
1つは、銀座のバーテンダーの方。その仕事をはじめて、接客が下手な自分をカバーするため、カクテルなどを作る技術を磨き、30代で世界チャンピオンになった方でした。
そして、もう1つは、漆を採るための特殊なカンナを、日本でただ一人作れる高齢の職人さんと、伝統工芸や精密な加工に必要なヤスリを作れる、やはり高齢の職人さんです。
カンナの職人さんは、緑内障で視力が低下し、今は、勘でつくりあげているような状況。鋼を打って延ばすときのハンマーは、やはり高齢の奥さんが打ちます。
そこに、町が募集した後継者候補の、おそらく30代の男性が弟子入りしました。
ただ、職人さんは『言葉』では教えません。
ただ見せるだけ。奥さんに代わってハンマーを打たせた時も、良いとも悪いとも言わず。
奥さんに電話して、奥さんが弟子に代わってハンマーを打って。
その後も、弟子がハンマーを打っても、良い悪いは言わず。ただ、弟子の方も、ひたすらハンマーを打つだけ。
それが、ある日。
弟子が、自分がハンマーを振るった鋼に触れて、感触を確かめました。自発的に。
その後は、延ばした鋼を切る加工をやらせてみて、その難しさを経験させて。
番組はここで終わりましたが。
習得するまでには何年もかかるのでしょう。
(お客様の反応)
今日、所長は、提案を依頼されている、私達が担当している会社の同業他社に、パッケージの会社の人と出張しました。
前回の初めての出張前に、所長からお客様の課題事項の一覧が送られてきて、私が長年担当している業務内容に関する事なので、1つ1つ、意味や仕組み、解決方法の例を簡単に記述しました。
その日、午後からパッケージの会社の方との打ち合わせに参加し、具体的に説明をして、パッケージで対応が可能かをヒヤリングしました。
所長とリーダーが、初めてお客様の所に出張し、打合せを行った際に、私が書いた、その資料をお客様にも見せたそうで、お客様からは。
『これまで、大手メーカーをはじめ、いくつかの会社から提案を受けているが、具体的な(課題に上げている)話になると、ちんぶんかんぷんになって。その点で、貴社は、中身が分かる人が居るので安心ですね』
と、好印象だったとの事でした。
今日も、お昼休みに所長からメールが来て、『○○機能について、知っていたら教えて下さい』との内容。
私が担当しているお客様にもある機能なので、どういった物をどう扱っている機能なのかを、かいつまんで、メールを返しました。
もう、10数年関わってきたシステムです。
いくつかのサブシステムに別れていますが、その全てを担当してきました。
今では、お客様の誰よりも中身を知り尽くしている存在になってしまって。
(渡瀬恒彦さんが亡くなって)
渡瀬恒彦さんが亡くなりました。72歳。
松方弘樹さんも同じくらいだったでしょうか。かまやつさんは、80を過ぎてましたよね。
今年、9月で60歳になる私です。
最近と言うか、芸能人などの訃報を聞くと、私には、あと何年残っているのだろうと考える事があります。
私の父親は、77歳で亡くなりました。悪性腫瘍です。1年近くは入院していました。
『ちゃんとして居られるのは、長くて後10年かな』と思っています。
そこまで、今の仕事をする事はないと思うのですが。
今、担当しているシステムの全体の更新が、来年度のから3年間で行われます。
60歳を過ぎても、少なくともそこまでは、私に対する需要はあると思うのですが。
(ノウハウ伝承)
私がこの仕事を始めた頃は、徒弟制度ではありませんが、先程の職人さんと同様に、言葉で教えられる事は少なく、結構、自力で調べ、まとめ、覚えてきました。
最初のメーカー研修の時には。
『コビーを頼まれた時に、単に言われた通りにコビーするたけでなく、中身を見なさい。書類の書き方や、いろんな有意義な情報があるので、それを見て覚えるくらいでないといけない。』
なんて教わりました。
今は、どちらかと言うと、手取り足取りですね。
私が長年担当してきたシステムに関するノウハウを誰に、どう伝えるか。
課題です。
残り時間も少なくなってきている。
伝える相手が見つからないなら、資料として残す事も必要です。
これまでも、いろいろな資料を作ってきていますが、活用されているもの、いないものがあり。
残し方も考えないと。
今は、『西山さんが居るから』と出していただいている仕事もあり。
それが、私が居なくなっても、誰かが引き継げるようにしないと。
などなど、ずっと考えてきています。
長くなりました。
では、また。
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今日は、夜の仕事の日です。
明日は、休日出勤が決定。『システムスリム化』の仕事です。
そして、20日(月)祝日の休日出勤も、ほぼ決定。こちらは、長く残っている障害対応です。年度内に解決するため。
ただ、両方とも時間が不足する可能性があるため、日曜も出にするかも。
明日から、2日間であるシステムの切替があります。メーカーの人を含め、かなりの人数が出る予定です。
月曜は、切替後の初日で、監視と何かあった時の対応で何人か出られます。
年度末が近づき、私達が開発しているものも含め、いろんなシステムの切替が続きます。
4月に入ると決算の時期になるので、年度末に集中するんですね。
何事も起こらない事を祈りつつ。です。
【ノウハウ伝承】
先日、NHK の『プロフェッショナル』の録画を観た事を書きました。
1つは、銀座のバーテンダーの方。その仕事をはじめて、接客が下手な自分をカバーするため、カクテルなどを作る技術を磨き、30代で世界チャンピオンになった方でした。
そして、もう1つは、漆を採るための特殊なカンナを、日本でただ一人作れる高齢の職人さんと、伝統工芸や精密な加工に必要なヤスリを作れる、やはり高齢の職人さんです。
カンナの職人さんは、緑内障で視力が低下し、今は、勘でつくりあげているような状況。鋼を打って延ばすときのハンマーは、やはり高齢の奥さんが打ちます。
そこに、町が募集した後継者候補の、おそらく30代の男性が弟子入りしました。
ただ、職人さんは『言葉』では教えません。
ただ見せるだけ。奥さんに代わってハンマーを打たせた時も、良いとも悪いとも言わず。
奥さんに電話して、奥さんが弟子に代わってハンマーを打って。
その後も、弟子がハンマーを打っても、良い悪いは言わず。ただ、弟子の方も、ひたすらハンマーを打つだけ。
それが、ある日。
弟子が、自分がハンマーを振るった鋼に触れて、感触を確かめました。自発的に。
その後は、延ばした鋼を切る加工をやらせてみて、その難しさを経験させて。
番組はここで終わりましたが。
習得するまでには何年もかかるのでしょう。
(お客様の反応)
今日、所長は、提案を依頼されている、私達が担当している会社の同業他社に、パッケージの会社の人と出張しました。
前回の初めての出張前に、所長からお客様の課題事項の一覧が送られてきて、私が長年担当している業務内容に関する事なので、1つ1つ、意味や仕組み、解決方法の例を簡単に記述しました。
その日、午後からパッケージの会社の方との打ち合わせに参加し、具体的に説明をして、パッケージで対応が可能かをヒヤリングしました。
所長とリーダーが、初めてお客様の所に出張し、打合せを行った際に、私が書いた、その資料をお客様にも見せたそうで、お客様からは。
『これまで、大手メーカーをはじめ、いくつかの会社から提案を受けているが、具体的な(課題に上げている)話になると、ちんぶんかんぷんになって。その点で、貴社は、中身が分かる人が居るので安心ですね』
と、好印象だったとの事でした。
今日も、お昼休みに所長からメールが来て、『○○機能について、知っていたら教えて下さい』との内容。
私が担当しているお客様にもある機能なので、どういった物をどう扱っている機能なのかを、かいつまんで、メールを返しました。
もう、10数年関わってきたシステムです。
いくつかのサブシステムに別れていますが、その全てを担当してきました。
今では、お客様の誰よりも中身を知り尽くしている存在になってしまって。
(渡瀬恒彦さんが亡くなって)
渡瀬恒彦さんが亡くなりました。72歳。
松方弘樹さんも同じくらいだったでしょうか。かまやつさんは、80を過ぎてましたよね。
今年、9月で60歳になる私です。
最近と言うか、芸能人などの訃報を聞くと、私には、あと何年残っているのだろうと考える事があります。
私の父親は、77歳で亡くなりました。悪性腫瘍です。1年近くは入院していました。
『ちゃんとして居られるのは、長くて後10年かな』と思っています。
そこまで、今の仕事をする事はないと思うのですが。
今、担当しているシステムの全体の更新が、来年度のから3年間で行われます。
60歳を過ぎても、少なくともそこまでは、私に対する需要はあると思うのですが。
(ノウハウ伝承)
私がこの仕事を始めた頃は、徒弟制度ではありませんが、先程の職人さんと同様に、言葉で教えられる事は少なく、結構、自力で調べ、まとめ、覚えてきました。
最初のメーカー研修の時には。
『コビーを頼まれた時に、単に言われた通りにコビーするたけでなく、中身を見なさい。書類の書き方や、いろんな有意義な情報があるので、それを見て覚えるくらいでないといけない。』
なんて教わりました。
今は、どちらかと言うと、手取り足取りですね。
私が長年担当してきたシステムに関するノウハウを誰に、どう伝えるか。
課題です。
残り時間も少なくなってきている。
伝える相手が見つからないなら、資料として残す事も必要です。
これまでも、いろいろな資料を作ってきていますが、活用されているもの、いないものがあり。
残し方も考えないと。
今は、『西山さんが居るから』と出していただいている仕事もあり。
それが、私が居なくなっても、誰かが引き継げるようにしないと。
などなど、ずっと考えてきています。
長くなりました。
では、また。
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