お伽の里通信 ~湯之谷けんぽセンター~

四季折々の湯之谷のようすをご覧ください。

トマトの芽欠きと挿し木

2023-06-09 09:24:19 | 日記
5月に植えたトマトの苗がスクスク成長して、そろそろ芽欠き作業が必要な季節になりました。

トマトは「芽欠きが仕事」というくらい繁殖が旺盛で次から次へと枝を伸ばします。




この芽欠き作業をせずに枝を伸ばし放題にすると、たちまちジャングルと化してしまいます。

こうなると栄養が分散してまともなトマトを収穫することができなくなってしまうんです。

大切な主幹を1本と、せいぜい枝は1本か2本に抑えることが重要なのです。

枝を少なくした分果実は大きく、甘くなりますよ(^^)





私は最初だけちょっと我慢して脇芽を育てているんです。

それは、ある程度成長した芽を利用してクローンを育てるんです。

畑さえあればいくらでも増やせるのですが、やりすぎは連作障害のもとになるのでホドホドに。


挿し木苗を作るのに利用する容器は空いたペットボトルの再利用。



8分目辺りからカットして頭をひっくり返したら出来上がり

飲み口が苗の押さえになるので安定するんです。

そして広口になるので毎日の水の交換もあっという間に終わります。

後は品種の名札を添えたら完成。







昨日は20本ほどの挿し木苗を採取しました。



これを水に差しておくと10日もすれば根が生えて来ます。

根が生えたら成功したも同じ。




直接、畑に植えてもいいし、暫く育苗ポットで育ててから畑に定植してもよし。



上手くすれば11月下旬まで収穫できますよ(^^)


トマト苗も開発したての珍しい苗は高いので、1本買って増やしています。


興味のある方は試してください。




苗用の芽欠きが済んだら、あとは2本仕立てにするのか、3本仕立てにするのか決めて、それ以外の芽はドンドン欠いてください。

但し、トマト渋が強いので素手で作業すると大変なことになってしまいます。

ビニール手袋着用でお願いします(^^)

コメント
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