今日は大森先生はお休みで、指揮者の樋本先生が初指導です
そして参加者が一人増えました
2006年・2007年と参加され、今回3回目のご参加のNさん
私の近所にお住まいなのですが、あまりお会いする事がないですね
なんて挨拶を・・・
また一緒に歌えます うれしいですね よろしくお願いします
昨年までおばあさまと参加されていたソータさんが、リビンクの取材に来られました
練習が始まると取材どころじゃなくなって、一緒に歌っているかもしれませんね
なんて笑い話を・・・
さて、ウォーミングアップです
大森先生がお休みの為、スタッフJさんが代わりに誘導担当
緊張しているらしい

先週、スタッフさんが作ってくださった「基礎の基礎編」を見ながらの誘導
若干、違う点もありましたが、それもご愛嬌ですね
Jさん汗いっぱいかいての誘導 ありがとうございました
さて、樋本先生による発声練習です
「静かな海の上に立っているイメージで、周りは360度水平線
宇宙から頭を引っ張られているような感じでピンと立つ」
そして、大森先生の発声練習の内容が書かれた「基礎の基礎編」を参考にしながらも樋本先生独自の発声練習をされた
同じ発声をするのにも、いろんな練習方法というか道のりというかがあって、発声練習も大森先生流・樋本先生流というのがあって面白い
(面白いというのは、面白がっているわけではなく、凄いって事)
発声練習の次はいよいよ歌います
今日はなぜかM7「夜の御殿の七つの扉」からです
ここから樋本先生にバトンタッチとは、さすが大森先生 策略家ですぜ
しかし、相変わらずの樋本節
しょっぱなからバイヨンだとか「完全5度」ではなく空気には含まれない「増5度」だとか
濃いですぜ
ちょっとチンプンカンプンだけど フーンそんななのか的な・・・
「トントントン トントントン 夜の扉をノックする」という歌詞があるのですが
芝居の世界では、普通ノックは4回が正式だそうで、急いでいる時は3回なんだそう
ちなみにトイレは2回なんだとか???
なのでここは、「気が急いている」状況なんですって
能祖先生はそこまで考えて書いたのか?
先生はおっしゃいませんでしたがこの「M7」だけ練習番号が『0(ゼロ)』から始まっているのです
これは、長生淳先生(作曲家)のお茶目(と言っていいのか・素晴らしいというべきところか?)なところで、
「夜の御殿の七つの扉」には七つの部屋があって、その扉をひとつずつ開けていったら何がいる?という歌なのですが
ひとつめの部屋は練習番号① ふたつめは②という風に振られています
なので、最初の部分は練習番号『0』になっているのです
素敵ですよね
樋本節はブレスや音楽記号にも及びます
「はっきり言おうとするブレス」や「興味のブレス」
「緊張感のp(ピアノ)」や「早く見たいmf(メゾフォルテ)」
練習番号①を終えたところで休憩に・・・7時半です
ウォーミングアップ等にどのくらいの時間を取ったかわかりませんが
15小節の練習に1時間半
濃いですぜ
休憩後、練習番号②~⑤まで
とにかく、「M7」は忍耐の曲
ここを抜ければ、壮大な感動の曲が目白押しでファイナルまであっという間です
忍耐 忍耐