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秋晴れの一日でした。
高い空、南に飛んだ飛行機雲がまっすぐな線を残しています。
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八朔、今年は甘くなるかしら。
寒さで凍みないうちに捥いで収穫後に熟らせるそうです。
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ある日、老大地区会の活動に私ともう一人男性が参加。
デイサービスセンターに通う高齢者の付き添いでした。
二人がお世話する方は一人歩きが少し不自由なだけの御高齢者。
認知症状も軽く手をお貸しして、話しながらの買い物のお手伝い。
私が付き添ったその方「あなたも何か買ったら?私が出すから」って
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私「いいえ、とんでもない、今は私が楽しんでいます」と丁寧に御断りを・・
こんな気楽な名ばかりのボランティアでしたが。
同行した老大の男性も同じ内容のお手伝いでした。
私は2年でその人は1年生。
ところがその方、私に「kayoさんのご主人の名前は?」と聞くのです。
なんでまた、私の夫の名を?とは思いながら答えると。
「ご主人が名古屋支店におられた時、会社に伺いまして・・」って
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この町は夫の生まれ故郷・・同じ高校で学び、
その後、故郷に戻り住んでいるなら当然あり得ることでしょう。
「まぁ!悪いことはできませんね、早くからご存じでしたか」
「ええ、家も近くで朝夕の歩きで御宅の家の前を通ることもあります」って。
老大の住所録からもしかして・・と、なったのでしょうか。
解散間際に「ご主人によろしくお伝えください」と。
その方の自宅も教えてくれました。
戻って夫に聞くと
「それ長野時代じゃないのか?名古屋と言ったか?
長野では、すごい太った同じ高校の人が来たことある」って
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私「絶対、名古屋と言ったわよ、OO会社で居たって。全然太っていないわよ」
「覚えとらん」と夫。その方は1学年下ということもあるのかしら。
オトーサンてば、学生時代の人のこと覚えて無さ過ぎです。
無頓着過ぎです・・わ。
ヤンチャや悪ガキだったに違いない、周囲の人はよく覚えているのをみると。
何人か訪ねて来たり偶然会っても
「覚えとらんわ、間違いちがうか」と何度か聞いたことあるし。
知っていたり覚えている人も居るにはいますけど。
相手に「間違いない。OO・OOさんで何組やったやろ?」と言われてるし。
後で夫「よう覚えとるわ。信じられん!」て。
こんなことがたった10余年で何人もいましたけど。
皆さんは覚えている人?それとも幼馴染を忘れる人?・・認知症は関係なく。
ビックリやら、懐かしいやらで、夕飯前の10分ほど立ち話しました。先方は、一人娘のお嬢さんが就職したとかの話をした記憶だったのに、出産し、お孫さんが中学生だとか。ウルトラ懐かしくて、電話番号を交換しました。勿論、携帯電話ではなく、お互いの家電話! 苦笑
kayoさんのご主人は、活動的で学校の有名人だったのではないかしら。
その時の二人の後継が目に浮かぶようです。
そこですれ違ったことも気がつかず・・の人が多いかもしれません。
懐かしく語れるのは双方がよく覚えていたからこそですよね。
夫の場合ですが、同じ会社に居た時から頓着なしの人。
故郷ではヤンチャで通った人物だったと亡き義両親から聞いたことが・・
とかに時折会われるようになったのですね。
とても懐かしく嬉しいことですけど、あちらと此方で
印象度がちがう場合もありますよね。
ふる里の同級会で良い友達になった人、2人の喪中
ハガキが届きました。 そんな事になるなら3時間
くらいかけても会いに行きたかった、、、、です。
変わった人もいるし全く変わらない人もいたりして・・
二人の方がお亡くなりに・・?
早いお別れではありませんか・・残念ですね。