最近、『がん克服.com』というサイトを見つけました。
そこには、がんを克服した人の体験談が多数掲載されているので、現在がんでない人でもきっと参考になると思います。
ただし、掲載されている治療法があまりにも多くて、初めて見る人は混乱すると思いますので、その中から1つだけ、私が気になった治療法をご紹介します。
それは、「市川式手当て法」の1つ、「全身生姜罨法」(ぜんしんしょうがあんぽう)です。
「市川式手当て法」とは、「心と身体の科学研究所」代表の市川加代子さんという方が確立したがん治療法で、全国で実習会も開催されているそうです。
詳しくは、「治る力-市川式手当て」というDVDセットが18,900円で販売されているそうなので、そちらをお買い求めください。
また、「罨法」(あんぽう)というのは、身体を布などで覆って、温めたり(温罨法)冷やしたり(冷罨法)する治療法のことで、ここでは温罨法の意味で使われています。
さて、「全身生姜罨法」ですが、まずは、バケツに熱湯と生姜粉末と天然塩とビワエキスを入れ、厚めのタオルを十数枚用意して、熱湯に浸した後、絞ってから適温になるまで冷まします。
次に、患者を防水シートに横たえ、用意したタオルを全身に当て、防水シートでくるんだ後、全身を毛布などで覆い保温するのだそうです。
こうすると、サウナ状態になるため、発汗による毒出し効果があるのはもちろんですが、がんによる痛みが強い人の疼痛緩和に特に効果があるそうです。
また、生姜にはがんを予防する成分(ジンゲロール)が含まれているので、これを皮膚から吸収することにも意味があると思います。
この「全身生姜罨法」を家庭で実施するのは大変そうですが、部分的な生姜湿布であれば施術してくれる鍼灸院などもあるようなので、ご興味のある方は「生姜湿布」で検索してみてください。
いずれにしても、生姜には身体を温める効果があるので、日頃から冷えを感じている方は、生姜茶や生姜風呂で身体を温めるよう心掛けてはいかがでしょうか?