以前、本ブログの「放射線治療について」で、日本人が自然界から浴びる放射線の量を、1988年の推定値を用いて「1.4ミリシーベルト/年」とご紹介しましたが、この値が改訂されていたのでご紹介します。
環境省のホームページによると、日本人が自然界から浴びる放射線の量(被ばく線量)は「2.1ミリシーベルト/年」だそうです。
一方、医療機関を受診することによる被ばく線量は「3.87ミリシーベルト/年」と見積もられていて、結局、日本人の被ばく線量は合計で「5.98ミリシーベルト/年」(世界平均の約2倍)となるそうです。
なお、この図は、環境省の「放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料(平成29年度版)第2章 放射線による被ばく 2.5 身の回りの放射線」の「年間当たりの被ばく線量の比較」から引用しました。
これを見ると、日本人の自然放射線による被ばく線量は世界平均よりも0.3ミリシーベルト低いのに、医療被ばくは世界平均の6.45倍で自然放射線の1.8倍以上となっています。
このことを、日本の医療が進歩した結果と考える人もいるでしょうが、私には、西洋医学が不必要に発がんリスクを増やしているとしか思えません。
みなさんはどう思われますか?
私も毎年人間ドックを受診していますが、もしかしたらそのせいで、医療被曝を徒に増やしているのかもしれません。
しかし一方では、人間ドックによって早期の癌が発見される可能性もあるわけで・・・。
また、放射線治療によって癌から生還した友人を、何人も知っています。
人それぞれの事情、あるいは状況によって、考え方も対処の仕方も変わってくるのではないでしょうか。
日本が世界でもトップクラスの長寿国であるのは、医学の進歩によるところが大きいと思いますが、一方で、がん死亡者数は増加し続けています。
したがって、少しでもがんのリスクを減らすよう心掛けるべきではないかと思い、このデータをご紹介しました。
もちろん、大人がリスクを理解したうえで、メリットの方が大きいと判断して放射線による検査や治療を受けることには、私も反対はしません。
しかし、放射線の影響を受けやすい胎児や乳幼児および青少年を、過剰な医療行為による被曝から守ることは、とても大切だと思うのです。
ところで、放射線治療によって助かった方をご存知とのことですが、私が見聞きした範囲では、西洋医学で治療した人は100%がんが再発しています。
もし、5年以上がんの再発がない方がおられましたら、お知らせいただければ幸いです。
また、がんから生還して5年以上生き延びておられる方々については、実は5人以上は存じあげておりますが、彼女(彼)等ががんの切除手術以外に放射線治療を診けられたかどうかは、残念ながら不明です(今更ご本人たちに確かめることは、やはり憚られます…)。
ヨギさんのご存じの範囲では、西洋医学で治療した人は(つまり、放射線治療を診けられた方、ということでしょうか?)、100パーセントがんが再発しているとお聞きして、正直、非常に恐ろしくなりました。此の度更新して下さった次のブログを拝見して、余計怖ろしくなっています。
ところで、実はここ暫く海外に行っていたためPCを開くことが無く、お返事が遅くなってしまいました。ごめんなさい…。
がんの再発については、例えば、乳がんが再発して結局全摘手術を受けた知人は、医師から「そろそろ来る頃だと思っていました。」と告げられたそうです。
つまり、医師は手術ではがんが治らないことを知っているわけです。言い換えると、がん患者は必ずリピーターとなるような処置しか施されていないのです。
一方、国立がん研究センターのホームページには、がんは生活習慣病であると書かれています。
これは、生活習慣を見直し、がん体質を改善すれば、がんは意外と簡単に治るということです。
このブログには、がん体質を改善するヒントがちりばめられていると思いますので、がんが心配でしたら是非ご活用ください。