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フジ・産経の世論調査に不正が発覚!=おかしいとは思っていたが…架空の数字だった。

2020年06月27日 | 政治・社会
 フジ(FNNネットワーク)・産経新聞社の合同世論調査に不正があったと分かり問題になっています。
なんと調査委託先の社員が2019年5月から20年5月まで14回にわたり、電話をかけないで架空の回答をしていたというのです。両者はこれにかかわる記事は一斉に削除したそうですが、それで済む問題ではないですね。
 「調査員による結果の捏造」という不正は依頼元の産経新聞社などがチエックをして見抜く必要があるのにそれもできなかったようです。あらかじめ、同社の見解に近い結果が出るように操作していたの?と言いたいですね。

 世論調査はご承知のように、それをもとに政策や政治が国民にどう受け止められているかを図る大事な指標です。その結果をもとに論じたり、批判したりする、民主主義の根幹をなすものと教えられてきたのではないでしょうか。

 誰が実施するか、どんな質問をどうするかによって、多少のバイアスがかかることは周知のことです。それでもいくつかの世論調査を比較することによって補うことは可能です。今回、問題になっているのは、政権にきわめて近いといわれるマスメデイアの実施です。正しくやられていれば、当該マスメデアの見解とは違う場合も当然あるのでしょうが、両者の場合どうでしょうか。
 
 他の機関の世論調査と比べても、政権に有利な結果を示すように操作されてはいなかったでしょうか。一年間の不正が明らかになりましたが、それ以前はどうだったのでしょうか。メデアとしては、信頼できないということを示してしまった両社は、今後はどのような検証をするのでしょうか。

 いまコロナウイルスをめぐっても、様々な数字や世論調査が報道されています。
意図的に世論誘導を目的に、統計数字や世論調査の結果を報道することがあることを知ることが大切なようです。「統計はうそをつく」という言葉もあります。一人一人の正しい情報に基づく判断が求められているようです。
しかしここまで、メデイアは堕落していたのか?というのが率直な感想。


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