安倍政権の違憲の戦争法に各地で反対運動が起きています。この反対運動は今までと違って一回性のものではなく、あきらめないで廃止に追い込む運動として継続しています。
昨年の8月15日の平和講演会をきっかけに、継続的な平和運動が必要ということで、10月に「座間・九条の会」ができ、次のような活動の申し合わせ事項を決めて活動しています。
【申し合わせ事項】
①「九条の会アピール」(2004年6月10日発表)に賛同し、九条を中心とした憲法を守るという一点で力をあわせます。
②思想、信条、宗教の違いをこえて個人で構成し、憲法を守る大切さを市民に広めるとりくみを行います。
③各地域、各分野の「九条の会」や、上記の目的に沿う他団体や各地の運動とも協力し合います。
今まで、成人の日にチラシを配布したり、会員を増やしたりしています。
また、2月13日には、弁護士の高橋 由美氏をお呼びして講演会と発かい式を予定しています。
全国の九条の会に連携して、講演会や署名活動を進め始めています。
毎月9日にはチラシ配布や署名などの活動を行うことも決めています。
皆さんの自主的な参加をお願いしています。
戦争法を廃止するためにさまざまな運動を継続的に進めていくとのことです。
まだ会員ではない皆さんにぜひとも加入してくださるよう訴えております。
(九条の会連絡先)Email peace9zama@gmail.com
他方では、安倍政権を支持して、憲法改悪の立場からの日本会議から派生した「美しい日本の憲法をつくる国民の会」が、宗教界、言論界、国会議員らを集め、(代表は櫻井よしこ氏。発起人にはJR東海の葛西敬之名誉会長、百田尚樹氏など)大集会を開いたり、神社などを中心に署名を集めたりしています。
これら日本会議などに所属する人々の運動は、下から、戦争できる国づくりや天皇元首化、国民の権利を制限することなどを目指すもので、自民党の憲法案の内容と同じことを目指しています。
今、このような改憲勢力との大きな闘いになっています。
さっそく、安倍首相は、支持率の微増を受け、参議院選挙後の憲法改正(改悪)の明言をしています。
また、もう一つ、憲法をないがしろにする案として、緊急事態法案なるもので、一時的に国民の権利を制限できるようにすることも検討中です。
マスコミを抑え込むために、これと思う番組とキャスターなどに狙いを定めて個人攻撃をして降板させることまでしています。NHKはじめマスメデアを政権に都合のいいものに変質させ国民を洗脳するかのごとき方針が次々と現実になっています。
時間の経過とともに国民の方も根負けし始めたり、忘れたりしないかと気になるほどです。
このように次々と打ち出してくる国家主義的なあるいは独裁につながるような政権の姿勢です。
少しでも多くの人々が署名活動などを通して憲法を守り生かす取り組みに参加することが求められているのではないでしょうか。
その力で野党の選挙協力が実現できるようにしたいものです。
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