えっ、思い出すのに1週間？ 「あれはもらっているな」が庶民感覚ですが。

　会ったのは事実だが50万もらったのは覚えていない？というのはおかしいですね。そのほかの秘書がもらった金もあるんですよ。
　甘利さんそれは「あんまり」だと、お茶飲み話でも話題です。

　甘利氏の選挙区ということもあって、いつもの議員の疑惑問題以上に話題です。日頃は、親しげに甘利さんという方でも、「あれはもらっているな。」とか、「もらった額があれぽっちだから覚えていないというかね。」など、常識とはかけ離れている対応に不審感一杯です。

　大体、会ったのは事実としているのだから、もらったことは覚えているが当たり前でしょうというのが、庶民感覚というものです。それを一週間かけて思い出して、しっかり説明責任果たすというのですから、これが政治の世界の常識なんでしょうか。

　年配者の多いお茶飲み会で話題になったのは、「一週間で何するんだか。」ということでした。私は、単なる贈収賄でなくて、口利きの見返りにもらったのだろうから、かなりの犯罪で議員を止めるように法律が改正になっているはずと話したのでした。一週間で結論という話に、すぐ乗った多くのマスコミもおかしいですが、野党もちょっと弱腰ですね。


　この一週間が、大事なのでしょう。何をする一週間でしょうか。
幸いＴＶでは刑事ものが多いので、こんな時の犯罪者の行動が読めますね。

　思い出すのに一週間ではなくて、「証拠をかくす」「もみけす」あるいは「告発者を逆に告発したり犯罪者に仕立てる」のに一週間でしょう。わざわざそのための時間を与えているようなものです。

　今までの政界の疑惑の未解決なものは、「トカゲのしっぽ切り」とか、「秘書が・・・秘書が・・・」が常識ですよね。「悪い奴ほどよく眠る」といいます。
案の定、自民党の幹事長たちは、告発の仕方がよくないとか、嵌められたとかと言い出しました。
　忘れっぽい国民だから、適当に時間をかせぎ、そのうちに別な事件が起きたりすることもあるかも・・・というわけではないでしょうが、告発者を貶める世論作りには要注意と思います。

　甘利氏と言えば、山崎拓氏を裏切り、安倍首相の側についてここまで来たとか言います。私にとって、そんなことより経済再生担当大臣として、ＴＰＰの立役者として、よく言われるように「農業」も「保険」も「医療」「食の安全」「郵貯」もアメリカに売り渡そうとしている安倍首相と同じく張本人のような気がしています。

「農業」はこれから大変になることはよく言われます。しかし、私は、「国民皆保険」の日本を狙っているのはアメリカ保険資本、医療も、自由診療の名のもとに、金のある人が優先の差額医療がはじまります。
こんなダーティーな未来をつくり始めている許せない人なのだという思いです。

　アメリカからは、どんな見返りがあったのでしょうか？