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「悪貨は良貨を駆逐する」を地でいっている日本のトップ選挙!?

2018年09月03日 | 政治・社会
 一国のトップを選ぶ選挙の公約に「正直・公正」であることが掲げられ、掲げたとたん、安倍首相支持派らしき側から、「首相批判だ。言うべきではない」のような意見がだされたと言います。「馬脚を現す」とはこの事でしょうか。自らの支持している安倍首相などが「正直ではない・公正ではない」ということを認めた発言なのですから。

 その批判で情けないことに一時ひっこめたのが石破氏。ほかの政策ではにたりよったりなのだから、これこそ一番の公約のはず。それでもやはりこれが大切と思ったのか、これなくして違いが明らかではないと見たのかまた掲げ始めています。これは「大書」すべきことでしょう!
 
 事実上一国の首相を選ぶ選挙になる自民党総裁選挙にこのようなことが内部から掲げなければならない不幸。それを多くの議員が支持している現状を暗澹たる気持ちで見ているのはわたしだけではないでしょう。

 石破氏が、森友加計問題の関与が明らかでも知らんふりして、民意を完全に無視し、アメリカと財界のために一生懸命な首相のようには酷いことはしないだろうと消去法で自民党員でもないのにひそかに応援の気持ちになっています。

 何より憲法改悪問題で、石破氏の改憲論が首相より激しいというのはさておいて、今の情勢は憲法改正の世論が熟していないと正しく世論を見ているのがいいのです。世論を無視して強引にやるのは民主主義ではなく、独裁ですから。

 しかし、それにしても、「右ならえ」とばかり「付和雷同」して「烏合の衆」となっている議員のなんと多いことか。「寄らば大樹の陰」と自らの当選と利益ばかりに目を向けて「悪事千里を走る」と国民が首相のやっている不正義をとっくに見抜いているのに、多数を占めている現状をいいことに憲法なども無視してやりたい放題の首相に与する多くの議員のあさましさ。

 日本は今やスポーツの分野まで権力者が「下々」(口ではアスリートファーストなどとは言いますが)を抑えて意見を言わせぬという前近代的なことが横行していますが、日本の国のトップがそうですからね。安倍政権、レスリング、アメフット、ボクシング、体操、・・・と。

 まさに[悪貨は良貨を駆逐する]のごとく、このようなトップが君臨してしまっている国の雰囲気が日本のすみずみまで行き渡ってしまっていると思われます。「勝てば官軍」というわけで、選挙で多数を占めれば、何でもやれると思い違いしている官邸。

 せめて地方の一般党員の皆さんには国民の感覚が分かってほしいものです。我々も「見ざる言わざる聞かざる」と「三猿」になる事は拒否しましょう。(悪いことを表す諺がいっぱいあることに人間の複雑さも・・・。)


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