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 なるほど!役立つ, 歴史上の三人の健康法 

2013年02月18日 | 健康・スポーツ
だいぶ前になるが、テレビ番組で歴史上の三人の健康法を紹介していました。
その三人とは徳川家康、徳川光圀、貝原益軒で、ともに江戸時代の有名人。
 
一人目:徳川家康
 65歳の頃、まだ宿敵豊臣氏は大阪城にあり、それに従う大名も多く、しかも前田利長42歳、加藤清正42歳、福島正則43歳などと若い。豊臣秀頼は11歳 淀殿は35歳です。
徳川を盤石なものにするには、長生きしなければ・・・。
 そのために食の節制と、運動、薬に気をつけたといいます。運動は青山方面での鷹狩。長寿に役立つ薬、「うさいえん」というのを使っていたと。温泉(熱海)で養生も欠かさなかったといいます。この間、上記の強力な武将は死亡、残すは大阪城・・・。
こうして当時としては75歳と長生きし、大坂冬の陣、夏の陣で晴れて宿敵を滅ぼし、目的を達成!
 かくして安心して?か最後は気を付けていた食事のはずがてんぷらを食べすぎてアウトとは!

 二人目:徳川光圀 
 18歳まで放蕩三昧だったといわれます。18歳で漢書をよみ一念発起、歴史書「大日本史」の編纂に生涯をかけることに。そのためには長生きが必要と、よく歩く、泳ぐ健康法を実践したといいます。
 さらに祖父家康譲りの薬「うさいえん」の活用。食は漢方の医食同源を実践。あの宮崎安貞著「農業全書」を助さんがはるばる福岡から貝原益軒を通して入手し、酪農をしたりして今の「ちーず」のようなものも食したといいます。
 あのテレビ「水戸黄門」で時折、農作業している黄門さまは、ホントありうることなのですね。
 また、今日の家庭医学書のはしり「救民妙薬」を発刊して庶民に野草活用等の民間薬などを広めたといいます。さすが当時のことゆえ、「ネズミにおしっこをかけられたときは、ネコの涎をつけるとよい」などというおかしなものあったそうで・・・。
虚実おりまぜた「水戸黄門」がいっそう身近になったという感じです。

 三人目:貝原益軒
 極め付け?は当時としては大変な長寿、85歳まで生きたこの方。病弱だった妻も長寿62歳まで生きるという健康法を実践。塩で歯を磨くこと、よく噛んで食べること、体を冷やさないように温野菜を摂ること、食後300歩(200メートル)は歩くことなど、今日の健康法のルーツかと思われるほどです。
 何よりもすごいのは健康状態を記録し続けたことといいます。今も、健康やダイエット法ではまず記録を取り客観視するですね。体重をはかり記録した最初の人とか。こうして、健康ブームをまきおこしたようです。
 これらの実践をまとめた「養生訓」を発刊。これも読みたくなりますね。今年2013年は没後300年忌に当たるそうです。 

 
 三人に共通するのは、食事、運動、薬(よい医者)それと何より、目的をもって生きたことです。ウーン、これは参考になる! 


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